75代年間方針『成長』

 

新歓合宿フォローワンダリング 2019/5/25-26

登山・縦走

こんにちは。5月に入部いたしました新人Nです。

5月25日から26日にかけて新歓合宿のフォローワンダリングに行ってきました。このフォロワンは、遅れて入部した私と、新歓合宿では体調の問題で登山できなかった新人Kのために企画していただきました。登ったのは、埼玉は秩父にあります両神山。ワンゲル部員として初の山行です。

25日のお昼に馬場に集合。この日は暑かった。最高気温32度。そんな中、ワンゲルの新人3人が雨具を着て馬場を歩く姿を見ました。早稲田大学体育各部の新入部員パレードが行われていたんです。フォロワンのためパレードを免除された私は申し訳ないようなラッキーなような複雑な気持ちになりました。

秩父駅まで行ったあと、少し歩いて御花畑駅というかわいらしい名前の駅から秩父鉄道に乗車。レトロな切符片手に田舎の風景を眺めます。

 

ちょっとぼけてますが。なんとなく故郷を思い出してノスタルジーに浸る。
山荘の看板犬。文字通り看板にもこのわんこの写真が。

降車してさらに町営バスに小一時間ほど揺られて登山口付近まで行きました。そして幕営。初めての食当では具材を切る係を務めましたが、前日の練習も空しくとても遅かったです…先輩方にアドバイスを受けながらどうにか時間内にカレーを作りました。美味しい。が、ほぼ移動で座り続けた体には少し多い量のカレーでした。しかし夜も暑い!先輩3人はテント外で寝ていました。

朝四時半に起きて朝食と撤収を済ませ、いよいよ入山。朝早い上に木が多く日陰になっており、清々しかったです。登山道は沢の近くを通っており、山の様々な景色を楽しめました。重いザックを背負って登山するのは初めてで、一本とったあとからキツさを感じてきました。先輩方が歌を歌ってくださる。N先輩の歌う「地上の星」が印象的でした。歌は元気が出ますね。

両神山は山岳信仰の霊峰。鳥居や石仏をあちこちで目にしました。
涼しい。自然とニッコリ。
鬼教官っぽい

三本目、1時間近く歩き続けたけど、小屋があるみたいだからそこまでがんばろう、そう思った矢先「清滝小屋まであと30分」の看板を発見。靴擦れにもなり始めており、さらに30分は無理や…と手頃な場所で休憩。先輩方は全然疲れていないようでした。新人Kも涼しい顔。レーションのハイチュウを分けてくれました。優しい。トレーニングをがんばって早く追いつけるようになりたいと強く思いました。

小屋は想像より大きくて立派でした

小屋を過ぎると鎖場です。わたしはもうヘロヘロでスピードは亀並みでしたが、足場を探しながら登るのは楽しかったです。微妙な坂道よりは断然いい。鎖場がひと段落したところには神社がありました。

鳥居も狛犬(?)もクセ強め

だんだんと景色が開けてきました。ゴツゴツした岩もかっこよくてテンションが上がります。

ついに登頂!やったー!しかし狭い山頂は多くの登山者で混みあっていて、すぐに下山を開始しました。ちょっと残念。

このあとなぜか他の登山者とも写真を撮りました
晴れてよかったね

15時のバスを逃すと次のバスを二時間待たなきゃいけないということで、下山はタイムアタックのようになりました。最初は楽しく下っていましたが、だんだんと膝が痛くなりつらくなってきました。隊全体も口数が少なくなってくる。わたしはストックをもたせてもらい下りました。読図もやろうとコンパスを持ちますが、そうすると遅いペースがさらに遅くなってしまうので、ほとんど読図できませんでした。読図技術の向上も必要だなと思いました。

なんとか下りきったのは、バスが出発する10分ほど前。ほんとにホッとしました。ずっと私のペースに合わせてもらっていたので、遅れたらどうしようと不安でした。バスで休めるかと思いましたが、私たちの前に多くのお客さんがいて、ぎゅうぎゅうのバスで立つことに。試練は続くよどこまでも。

今回のフォロワンでは、山の楽しさを改めて知るとともに体力不足や行動の遅さといった課題も多くありました。下界で研鑽を積み、少しでもいい状態で錬成合宿に臨みたいです。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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