75代年間方針『成長』

 

70代錬成合宿 南ア隊 2019/5/20-25

登山・縦走

こんにちは。新人のT中です。

今回は5/20から5/25まで行った南アルプスでの錬成合宿について書きたいと思います。肉体的にも精神的にもつらい合宿でしたが、これを乗り越えたことで自分が一歩成長できていたらいいなと思います。

では、一日目から書いていきます。

一日目

新宿バスターミナルに17:00時集合。新人K林からのビッグカツと新人K崎からのミカン缶を受け取った後に出てきたのは新人Nからのコーラ。神よ、彼女に慈悲の心を与えたまえ。私はすでにspriteを収納した後なのでコーラは新人U釜へ。彼の顔が歪んで見えたのは僕だけではないはず。

バスとタクシーを乗り継いで幕営地へ。テント設営はなし。下界飯をもそもそ食べて就寝。

二日目

朝は撤収なし。重いザックを背負ってついに山に入っていきます。合宿中思ったのですが、朝一番がかなりきついです。最終日でも最初の一本まではゼーゼー息を切らして歩いていました。

夜叉神峠で最初の一本。spriteから解放されたのもつかの間、次の一本で無慈悲にもポールを渡されるのを彼はまだ知らない。

その後腕立て、レッグレイズ、スクワットを繰り返しながら(傍から見ると奇妙すぎる)南御室小屋へ。テント設営は2分46秒。なぜか初日のタイムだけ正確に覚えている。不思議だ。U釜がCCレモンでご飯を流し込んでいるのを見た後就寝。ガンバレU釜、先は長いぞ。

二日目

撤収は時間オーバー。手際の悪さを痛感する。薬師ヶ岳、観音ヶ岳はガスで何も見えず。というか寒い。地蔵ヶ岳の手前で少し晴れ南アの山々が見えましたが、あまりのでかさに心は全く晴れませんでした。

高嶺まで途中地蔵ヶ岳を経由しつつ追い込み。きつくて膝に手が付く。終盤は文字通り四肢を使い何とか登っていく。気分は必死で這いずり逃げる虫の如し。高嶺の長ーい下りを下り、赤薙沢ノ頭を登りまた下り、広河原峠からまた登り。フラフラの足取りながらやっとの思いで早川尾根小屋へ。テント設営は一度失敗。U釜が名言「ケツが割れる」を生み出したらしい。

三日目

撤収は成功。この調子でいきたい。アサヨ峰まで登ると素晴らしい眺望が飛び込んできました。

 

これだけ晴れれば頑張りも報われるというもの

栗沢山まではこれといったこともなく。仙丈と駒ケ岳がよく見えます。さてここからは長い下り道、ストックを使いつつ延々と続く下り道を歩きます。私は下り道が苦手で何度も転んでしまいます。錬成で少しでも上達していたら良いのですが・・・。テント設営は一発で成功。

四日目

撤収は失敗。スパッツの着用方法を間違えるという初歩的なミス。テストに合格した後でも復習することの大事さを身をもって知ります。

さて、この日は仙丈ケ岳へのピストン。重い荷物と肩の痛みとはこの日だけおさらばです。とはいってもあいにくの雨、気温がそれほど低くないからなのか動けば汗をかくので服の調整が難しいです。小仙丈まで追い込みがあったのですが、歌は振られるし先頭の二年S先輩は歌を振ると早くなるしで逃れるすべがありません。途中でスクワットを挟み(後続組が着くとなぜか後続組もスクワットを初めて中々にカオスでした。)

雨の中ではコーラもそれほどうれしくありません

頂上に近づくと雨は弱まってきましたが、とにかく寒い。防寒対策をしっかりしないと危険だと心から思いました。

唯一の癒しライチョウ。登山道を歩いていてかわいかった。

五日目

朝にカルボナーラは中々にしんどい。撤収はぎりぎり成功。甲斐駒ケ岳までピストンですがなぜかすべての荷物を持っていきます。さすがに淡い期待は通用しませんでした。

最終日だという解放感と蓄積された疲労を抱えながら登っていきます。駒津峰まで追い込みの後、スクワット40×3・レッグレイズ20×2を周りの登山客の視線にさらされながらして一本。駒津峰で荷物をデポして甲斐駒へ。山頂につけば素晴らしい眺望が私たちを迎えてくれました。山頂で食べるメロンはうまい。

やっとの思いで着いた山頂
偽式典挙行

今回の錬成合宿では身体面でも精神面でもかなり厳しいものになりました。今回の経験が今後の活動に生かせるように精進していきたいと思います。最後に、

皆さんお疲れさまでした。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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