75代年間方針『成長』

 

70代自転車合宿記録 2019/8/4-9/1

自転車

L 4年K宮

SL 4年T田

3年K蔵、S藤

2年S藤

新人O佐古、K崎、N島

8/5秋田駅=男鹿駅-寒風山パノラマライン-白神岳登山口駅c1

89km/814up/8h

バスで分散して現地に向かった。全体集合が10:30と遅い。しかし道の駅オガーレにいた大道芸人の方に全員文の手相を見てもらい出発は11:00。自転車旅の魅力は予期しない人や景色、場所との出会いなので、このような出会いを大切にしたい。スーパーで買い出し中「君たち早稲田ワンゲル?」と声をかけられる。するとおもむろに鞄の中から彷徨を取り出した。井城OGのお知り合いの白神山地ガイドの方に遭遇。自分たちがこの日に周辺を通ることを井城さんから聞いていたそう。ビールとおつまみを頂く。ごっつぁんです!白神岳登山口まで沈む夕日を見ながら海岸線沿いの道を行く。到着は18:30。計画では白神岳登山口まで自転車で上る予定だったが、時間が遅く、斜度がきつかったので海岸で幕営。この日の夕飯はきりたんぽ。とてもうまい。

8/6C1―白神岳登山―不老不死温泉-深浦駅C2

24km/250up/10h

5:30発。海岸出発でCT8hの登山。完全なるSEA TO SUMMITである。登山口にある小屋は避難小屋みたいな感じで幕営できそう。濃いめの緑の中を抜け、ゆるいアップダウンを歩いていく。もっと鬱蒼としているかと思ったが、丹沢みたいな感じであった。それもそのはず世界遺産区間は山頂以東だけらしい。

下山後すぐにチャリ体制に切り替え。10分くらいで済んだ。1時間程度で不老ふ死温泉へ。思ったより暗くなってたので幕営地は少し手前の深浦駅でのステビにすることに決定する。深浦は遅くまでトイレも使えるし、人通りも少なくステビ適地であった。

8/7C2―ねぶた臨時キャンプ場C3

89km/637mUP /7h30min

5:45発。前の二日間は時間的余裕がなかったが、この日は総距離90km獲得標高600m程度。アップダウンの少ない道を快走した。翌日休養日ということで寄り道をたくさんした。千畳敷、わさおの家、五所川原のカフェなど。寄り道こそ自転車旅の醍醐味。これからも寄り道を出来る限りしたい。13:20ねぶた祭臨時キャンプ場に幕営。見に行ったが場所が悪くねぶたはほとんど見えず。花火を堪能した。

8/8休養

8/9C3—道の駅とわだー古町温泉—三戸駅C4

107km/757UP/10h

5:00発。この日で海とは少しお別れ。ついに国道四号線に入る。田園風景が美しい。道はでこぼこしていて走りづらい箇所が多かった。途中道の駅とわだで1時間休憩。熊倉の自転車がパンク。古町温泉に入る。17:00三戸駅着。夕飯はせんべい汁。食事ができるまで三戸駅周辺を散歩。老夫婦が営む老舗のせんべい屋を発見。差し入れ用とレーション用に2つ購入。

8/10C4−大更駅C5

71km/960mUP /5h

5:00発。この日は曇りのせいか隊の雰囲気があまり良くない。眺望のない国道四号線は路面状況も悪く、走っていてもあまり楽しくない。途中、四号線最高地点の中山峠を通過。昼前に着き、食当まで時間を大更観光。酒屋さんのおばさんに話しかけられ、息子さんが経営する近くの喫茶店でコーヒーフロートをご馳走になる。また雑貨屋さんで花火を選んでいたら、地元の男の子と親しくなり、サッカーをした。幕営地まで連れて行き、皆で遊んだ。門限の17時を少し過ぎてから別れた。後輩は積雪期合宿で大更に来る際に再開することを誓った。地元の方とのふれあいの多い街だった。この日のカツカレー、トマトサラダが最高に美味かった。

8/11C5–岩手山−盛岡駅C6

33km/584UP/10h

5:00発。前日までの上ミでピストンで登山口までいける行程は装備をデポすることを決めたので、駅前に装備を隠し出発。340mUP/hでわりにすいすい進む。一本で登山口に到着し、登山開始、最初は割りに歩きやすく、緑も鮮やかで快適であった。しかし、中腹くらいからはかなりさらさらの土でとにかく歩きにくい。山頂は結構人がいた。それもそのはずこの日は「山の日」らしい。山の日ってなんじゃい。転びながらもなんとか下山。新人の下りのペースが結構早いことに驚く。すげえ歩きにくいのに頼もしいかぎりである。

チャリに切り替えてから盛岡までラスト30km漕ぐ。下界から見る岩手山はめっちゃきれい。新人N島がサドル位置を直した結果、めちゃめちゃ強くなっていた。合宿に来たら体力はもうトレーニングできないけど、こういうちょっとした調整でつよくなれるもんだなあ。

8/12休養

8/13C6-平泉ー一関C7

 93km/415mUP/6h30min

6:00発。一本目で中島のギアとブレーキ調節。ブレーキを調節してもすぐに不調になるらしい。応急処置をする。平泉で観光。新人K崎は4回目だそう。金色堂も見た。14:45一関駅着。駅前で武蔵大学のサイクリング部さんと遭遇。一緒に写真を撮る。川原の公園で幕営。中島の自転車の調子が依然として悪くここでも調整。

8/14C7-栗駒登山—一関C8

45km/1181UP/8h30min

5:00発。幕営地に登山道具以外をデポして出発。栗駒登山口までの登りの途中で雨に降られ、やまなみ山荘さんで避難。イワナを食べる。ちょっと雨が弱まったところで再出発。依然として雨降り止まず。登山口は屋根付きの建物があったので体制を整え登山開始。CT3h30mを1h30で往復。みんな寒いので速い。下山後はやまなみ山荘さんのご好意で温泉をタダで貸していただく。宮城県は良かトコったい。下界は雨は降っていなかったので、荷物は濡れずに済んだ。雨に降られてもみんな笑顔でいい行程だったのではなかろうか。みんなでいい雰囲気が作れればどんな行程も楽しいのだ。

8/15C8−石巻C9

65km/351mUP /5h 15.2km/h

新人にトップを経験させる。北上川沿いは向かい風がきつかったが、距離は短く早々に石巻着。石ノ森章太郎記念館や日和山公園を観光。震災の爪痕が依然として残っていた。

8/16休養

8/17C9—松島—塩釜駅C10

36km/162up/3h

松島目前で4年K宮の自転車がパンクする。8:00に松島到着。11:00まで観光。SUPをやろうとしたが当日予約できるわけがなく断念。クルーズ船に乗り、湾を周回。生牡蠣を食べる。12:00塩釜着。3年S藤の叔父さんの自宅にお邪魔させていただき、ご飯までご馳走になる。カレイのから揚げなどとても美味しかった。新人は釣った魚を天ぷらにしてもらっていた。

8/18C10−福島C11

89km/317mUP /6h15min

S藤家で朝ごはんをご馳走になる。洗濯や入浴までさせていただき、本当にありがとうございました。9:00発。この日は合宿中一番の猛暑。福島駅の温度計は41度になっていた。15:15福島駅着。翌日の磐梯吾妻スカイラインに備え、APAホテルでしっかり休養。

8/19

C11−磐梯吾妻スカイライン−猪苗代駅C12

83.72km/720mUP /6h

6:00発。天気は曇り。全装での行動はさすがにきつい。体力に自信のない部員の装備を手分けして持つ。ワインディングが続く。3本目あたりで火山地形に変わる。交通量が少しだけ増える。眺望があるか心配だったが写真で何度も見たメインルートでは晴れ間が見え出す。10:40浄土平着。快晴になる。1時間休憩。吾妻小富士に登る。素晴らしい眺望。強度的にカットするかも悩んだが結果的に来ることができて良かった。休憩中にコースタイム1時間以上かかる吾妻小富士山頂周りを走る新人O佐古の体力に驚愕。13:50猪苗代駅着。駅前の定食屋で猪苗代名物ソースかつ丼などを食べる。その後フリー。

8/20休養

春田OB、OGにお昼ご飯をご馳走になる。猪苗代名物ソースかつ丼を全員で食べる。差し入れに日本酒とこづゆセットをいただいた。ごっつぁんです!強い雨が降りだす。雨宿りに入ったコインランドリーで5時間くらい時間を潰す。

8/21C12—磐梯山—早稲沢キャンプ場 C13

25km/399UP/9h

6:00発。猪苗代に幕営地を変更したおかげで登山口までは300UP程度になった。ちなみに会津若松からだと1000mUP近い。ヒルクライムの行程の前後はよく地形をよく確認しないと痛い目にあうのだなあ。

磐梯山登山はぬかるみが多かったが、スイスイと進む。ずっとガスってて、山頂で少し晴れ間が見える程度であったが、見どころが多くて楽しい。一本を長く取りつつもCT通りくらいで下山。途中で巨大ブランコに遭遇し、遊ぶ。あんまり人気がない登山口だったので独占。楽しい。

風呂にはいって、湖沿いの道を爽やかに漕いで幕営地の早稲沢キャンプ場へ。小屋が8000円で借りられるので小屋泊。トランプで遊びまくる。思えばこの辺から我が隊はトランプ遊びに夢中になっていた気がする。

8/22C13-かみのやま温泉駅C14

 70km/914m/6h

6:30発。一本目から獲得標高800mのヒルクライムが始まる。斜度もそれなりにあるワインディングが続く。それが終われば平地が続く。米沢駅の蕎麦屋の牛丼が絶品。12:30かみのやま温泉着。コインランドリーで洗濯を終えると大雨が降りだす。雨に濡れない駐車場に荷物を置き、以後フリー。

8/23休養

8/24C14-蔵王山登山ー山形駅C15

69km/1344UP/8h30min

5:30発。900mUPくらいをスイスイと進む。リフト乗り場くらいまでチャリでアクセスし、1時間くらいの登りで山頂へ。最初は濃いガスと強い風でしんどかったが、晴れると御釜が見えて大興奮。みんな訳のわからないテンションではしゃいでいた。山頂付近の食堂で名物のカツ丼を食べ下山。ダウンヒル途中の牧場へ向かう。ヤギ・犬・猫と戯れ心の体力を回復。みんな動物が好きなのがイイね。ほぼ平地の20kmくらいで山形駅へ。

8/25休養

8/26C15-新庄駅-酒田駅C16

117km/352m/8h

6:00発。長距離だがアップダウンがほとんどない道を行く。10:00新庄駅着。新庄祭に行く。山車が展示され、屋台も多く出店していた。一人1000円で観光。12:00再出発。最上川沿いの道を行く。やがて鳥海山が見え始める。最上川を行くボート隊には会えなかった。16:00酒田着。温泉に入り、以後フリー。

8/27休養

8/28休養

8/29C16-鉾立山荘C17

38km/1216m/5h

翌日の鳥海山登山に使う道具以外は酒田駅のロッカーにしまい、軽量化してヒルクライム。鳥海ブルーラインに入るまでに1時間かかった。ブルーラインの斜度自体はそんなにきつくない印象。曇っていたので眺望はなし。鉾立山荘に宿泊。この日は自分たち以外おらず、部屋を贅沢に使う。

8/30C17-鳥海山登山−アイアイひらたC18

48km/158UP/9h

 5:30発。他の隊と山頂で集結する予定だったので遅れないようCT(登り5h)を目安に早めに出発。しかし、思ったよりペースが早く2h30mくらいで山頂付近の大物忌神社に到着。風もあるので小屋で休ませてもらう。ひたすらに大富豪で時間を潰し、11:00に山頂に着くように10:30に小屋を出る。山頂終結が済むのは11:45くらい。待っている間に山頂から日本海が望めたりした。その後下山。緑が濃くて綺麗な山であった。ガスが濃くても鮮やかな緑や山イチョウの黄色が楽しめる。みんなこの合宿で一番好きな山になったといっていた。今度は晴れた日にゆっくり登って山頂から日本海に沈む夕日を見てみたい。腹ごしらえをして終結式会場にむかうが、途中で暗くなり断念。

8/31C18-外山キャンプ場=集結

8km/195mUP/1h

洗濯、買い出しを済ませ、外山キャンプ場へ。最後のヒルクライム。

9/1解散

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

関連記事

最近の活動

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ
TOP