75代年間方針『成長』

 

ヒゴノ沢、葛葉川本谷w-ing 2020/10/04

沢登り

【メンバー】

L 3年新居 SL 2年田中 2年大佐古 5年千田

【天候】

晴れ

【行程】

渋沢駅7:14-8:05上倉見橋入渓点8:30-ヒゴノ沢-11:35三ノ塔11:45-13:00表丹沢林道15:00-16:40菩提バス停

【詳細】

70代の千田さんと久しぶりのワンダリングでもあり、72代沢隊が本格的に始動する最初のワンダリングであった。

渋沢駅集合で7:18発のバスに乗り、大倉へ到着。その後林道歩きをして入渓点である上倉見橋へ。そして履き替えと休憩をした後入渓。最初の7m滝に向かうが、トポ通り難しそうだったので少し戻り左から高巻いた。巻道も地盤が脆く、注意が必要。

その後は面白い小滝が続き楽しいひと時を過ごしたが、その後の堤防越えですべてが吹き飛んだ。多すぎる上に最後から1つ目2つ目の巻道の足場がもろく、越えるのに苦労した。ただ難しくはないので1級なのは納得できる。

その後は滝も少なく、岩もより脆くなって神経がすり減る詰め上がりであった。最後の二俣を右に進んだのだが、こちらはヒゴノ沢の中でもかなり岩の脆いところだったので、真っ直ぐ表尾根のコルに出る沢を選択するほうが良いと思う。

その後表尾根を登り三ノ塔へ。周りは一般の登山客で賑わっていた。完全に自分たちだけ沢装備で浮いており何とも恥ずかしかった。

その後葛葉川本谷へ向かう。前回の葛葉川本谷体験w-ingで用いた尾根(三ノ塔尾根1085m付近)から下り始める。下りやすかったが、最後沢に合流するところで岩が脆くなり始めたため、気を付けようとした矢先、自分の踏んだ粒径20cmほどの石が抵抗なくズルズルと落ちていき他の石にぶつかりながら落ちていった。さらにその時丁度沢を登ってくるパーティが見えていた。結局落石はそのパーティの前5mほど先に落ちたが、かなり危険であったことは言うまでもない。落石に関しては過去自分が行ったワンダリングで度々誰かしらが起こしている身近で且つ相当危険な事故であり、未然に防ぐのが中々難しいが二度とこのようなことがないよう、沢隊内で然るべき対策を取っていくことを沢隊上級生で確認し合った。

その後はロープを用いずそのまま沢下降していき、何も問題なく表丹沢林道へ到着。予想以上に時間が早く、その後橋の近くの5mほどの滝でレスキュー訓練(介助懸垂、背負い懸垂、レイジングシステム)を千田さんの指導のもと、各隊員一回ずつは必ず行うことができた。

【まとめ】

今回のw-ingは面白みは少なく、今後行くこともないであろうが、沢下降とレスキュー訓練の練習が出来たためとても身になるw-ingであった。今回得た教訓と反省を元に今後安全に沢活動が出来るように精進していきたい。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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