大菩薩嶺フォローw-ing　2020/12/4-6

こんにちは！新人のMです。12月4日から12月6日までの3日間、秋活動のフォローワンダリングとして大菩薩嶺縦走に行ってまいりました。

季節はまた1つ深まり気温は一段と低くなりましたが、今回のワンダリングは無積雪期技術の完成を目指して行われました。

新宿駅に集合したのちJRをのりつぐこと3時間、12/4日の夜私達は笹子駅に到着しました。街頭がないと歩くのが厳しいほど、だいぶ暗くなっています。随分と気温も下がり、幕場の公園までも震えながら歩きました。到着後はテントを全員で設営し、その日は次の日のために早めに就寝。次の日が楽しみです

翌朝、朝から気合も十分！夜明け前に公園を出発し登山道まで向かいました。しばらく林道を歩き、ようやくすみ沢沿いの登山口に到着。登山者カウンターを4回押し、なだらかな坂をぐんぐんと登っていきます。

稜線につなぐための直登も歌を歌いながら楽しく登り、その後はアップダウンを繰り返しながら大谷ヶ丸、ハマイバ丸まで歩みを進めました。もう紅葉は終わり、木々も葉を落として荒涼とした景色が広がります。途中環境省の調査員の方と出会い、興味深いお話を伺うことが出来ました。

終始楽しく歩き、コースタイムより早く幕場の湯の沢峠まで到着しました。食当開始まで時間があったため紅茶を飲み、しばらく日向ぼっこをします。ウレタンマットを敷き、暖かい日差しを浴びながら全員で微睡みました。見上げれば青い空と冬支度を始めた木々を見ることができ、冬の山もいいものだなぁとつくづく思いました。

最終日、湯の沢峠を出発し牛奥ノ雁ヶ腹摺山や白金山を経て大菩薩峠に向かいます。道中、富士山や南アルプスを見通すことができました。雲1つない澄んだ寒空に美しいシルエットが良く映えます。登るのも忘れて見とれてしまうほど広大で、美しい景色でした。

今回、秋活動のフォローワンダリングとしてこれまでの課題も確認することができ、充実した山行になりました。少し雨はぱらつきましたが、2日間を通して概ね天気にも恵まれ気持ちよく山に登ることが出来ました。このような機会を計画し、そして指導してくださった先輩方、本当にありがとうございました。