75代年間方針『成長』

 

自転車体験ワンダリング 2016/5/15

自転車

こんにちは。新人の遠田です!
5月15日の自転車体験ワンダリングについて報告します。

今回は部室前集合し、新宿駅まで練習がてら自転車で向かい、電車で移動した後小田原駅からスタートしました。僕の普段使っている自転車と違って、漕ぐとぐいっと進む感覚があって、普通に漕いでいるだけでも面白かったです。電車に乗る際は輪行袋に収納しているとはいえ、自転車はかなり大きいので他の乗客の皆さんに迷惑をかけないように注意する必要があると感じました。

小田原駅につくとOBのU山さんと合流しました。準備運動を終え、出発してしばらくは起伏の少ない平坦な道を進んでいき、最初のコンビニで一本取りました。

コンビニから先が今回のワンダリングの本番で、ずうっとその先坂を登り続けました。普段なら自転車から降りて手で押していくような坂も自転車ワンダリングでは漕ぎ進まなければならぬそうで、僕はすぐにバテてしまい、H呂先輩に自転車を交換してもらってなんとか漕ぎ続けられました。H呂先輩曰く、「ギア数は正義」だそうです。

そしてそのまま進むと今回の一番の難所であったと思われる、七曲に差し掛かりました。10%の勾配(僕にはよくわかりませんが)があって、しかも七つ以上のカーブが存在する恐ろしい坂でした。僕は全力で漕いでいるのに早歩き程度の速度も出ず、トレイルランナーのおじいさんにも抜かされてしまいました。七曲を越えた後に一本を取ったのですが、カロリーの消費を実感として強く感じ、レーションをとるのにも熱が入りました。

その後、芦ノ湖で長めの休憩を取りました。K宮と芦ノ湖を眺めながらぶらぶらと歩きまわり、また先輩にアイスクリームを奢っていただいて、のんびりした時間を過ごせました。活動の最中にこういった観光地でのんびりできるのも自転車ワンダリングの魅力だと思います。

休憩を終えるとまた昇りでした。結構な長さの休憩を取ったのに思ったより体力が回復していなくてまた苦労しました。そんな僕を尻目にK宮はスイスイと先へ進んでしまってついには見えなくなってしまいました。K宮に追いつこうという気がなくなると、登りはきついながらもゆっくりしたスピードで風景を楽しむいい機会になりました。僕は個人的には緩い登りと平地が好きなのだと思います。

K宮にだいぶ遅れて箱根大観山の頂上に着きました。頂上からは芦ノ湖も見えてあそこからここまで登ってきたのかと達成感もひとしおでした。
頂上まで来るとあとは下りで、自分が制御したことのない速度で坂を下っていきました。爽快感があって面白かったのですが、ここで調子に乗ってこけたらどえらいことになるぞと自分に言い聞かせていました。

坂を下り終わり、トンネルを抜けると、海が見えてきました。海を右手に見ながら平地を駆けていくこのパートが今回のワンダリングで一番好きなところでした。あんまり景色が変わらないので眠くもなりましたが。

自転車はきついところ楽しいところ両方がありましたが、どちらもいい思い出として残っています。自転車に限った話ではありませんが、活動のきつい部分も、思い出の中だけでなく、活動の最中に楽しめるようにしたいと思いました。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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