75代年間方針『成長』

 

雲取山フォローワンダリング 2016/5/22

登山・縦走

初めまして!新人の窪田です!
今回のブログでは、 5/21~22にかけて行った雲取山体験ワンダリングについて報告します。

今回は14時に部室に集合し、電車に揺られて約二時間、奥多摩駅に到着しました。そこからさらに約40分かけて、雲取山のスタート地点である鴨沢までやってきました。鴨沢に到着したころには既に18時前だったので、実際に登り始めるのは翌日からでした。ということで、さっそくテントを張ろうと幕営地に向かったところ、偶然にも釣りをしているおじさんとかちあってしまい、私たちが「どうしよう…」と困り果てていたところ、おじさんが親切にも、魚が逃げないよう静かにするという条件で、テントを張るスペースを空けてくださいました。

時間が時間だったので、テントを張ったら急いで夕食の準備を始めました。狭くて暗いテントの中で作るのはなかなか大変でしたが、自分たちで頑張って作ったご飯はすごくおいしかったです!ちなみに今回はトマト嫌いの人がいなかったということで、夜は完熟トマトのハヤシライス、朝はトマトリゾットという、トマトづくしでなんともおしゃれなメニューでした!ご飯の後は明日に備えて21:30には就寝しました。季節的にも、幕営地が川沿いだったということもあり、そよ風と川のせせらぎが聞こえてとても気持ちよかったです。

翌日、3:30起床。遅寝遅起きの私にとって、おそらく19年間生きてきた中で最も早い起床時間だったと思います(笑)眠いと言っている暇もなく、食事をパパッと済ませ、準備をして5:30頃には登山を開始しました。

最初の方はなだらかな傾斜がしばらく続き、登山というよりトレッキングという感じで気持ちよかったです。が、途中から時々急な傾斜も出てきて、体力のない私は息がきれて正直結構きついところも多々あったし、隊を待たせてしまうこともありました。でもその苦労の分、一時間に十分ある小休憩で飲む水やお菓子がすごくおいしく感じました。読図は難しくてなかなか現在地を把握することができませんでしたが、先輩方が逐一丁寧に教えてくださったので、少しは、わかるようになったかな、という感じです。

8:40、七ツ石山到着。そこから見える景色は絶景で、ここ山頂かな?と思うほどでした。が、ほっとするのもつかの間、ここは山頂ではないのでリミットまでに登頂するために先を急ぎました。
そして10:36、雲取山山頂到着。運よく天気に恵まれ、山頂からは雲一つない青空が広がっていました。苦労して登ってきた分、山頂で味う解放感はとてつもなかったです。I川さんが、差し入れになんとコーラやオレンジジュースなどの飲料、そしてパイナップルとりんごを持ってきてくださいました!疲れ切った体にパイナップルとオレンジジュースがしみわたるのを感じ、最高の気分でした。


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山頂での解放感を存分に楽しんで下山をし始めたところ、なんと登山道にシカ(おそらく親子)が歩いているのに出くわしました!自分の手の届くところに野生のシカがいるなんて体験は初めてだったのでびっくりしたし、何よりシカが本当にかわいくて癒されました!途中までシカを先頭に一緒に下山するという、ちょっとメルヘンな体験をしました(笑)下山が長くて途中で靴ずれするなどありましたが、まだ明るいうちに無事下山することができ、鴨沢に戻ってくることが出来ました。

本格的な登山が今回初めてだった私にとって、体力と筋力的な面でつらいことも多々ありましたが、初めてにして日本百名山の一つに登れたし、テント生活も意外と良かったので、山の魅力を存分に味わえたのではないかと思います。このフォロワンのリーダーを務めて下さり、且つ準備を手伝ってくださったH多野さんをはじめ、食当やテント設営を教えてくださったI川さん、フォロワン当日読図など教えてくださったY岡さん、U野さん、また装備を貸してくださったK林さん、T川さん、その他新人のお世話をしてくださった先輩方、本当にありがとうございました!


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Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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