75代年間方針『成長』
メンバー
L四年I川 SL三年M田 三年K宮 三年S野 二年I田 二年S藤 二年S保 新人S藤 新人Nグチ 新人N居
6/21(木)
18:30高田馬場-19:00高田馬場発-22:00韮崎駅-22:25竹宇駒ヶ岳神社-23:00就寝
高田馬場に集合。OBのO池さんにスイカをもらう。
中央線に乗り込み、出発。全員気合で乗り込む。
韮崎からはタクシーで竹宇駒ヶ岳神社へ。韮崎駅前にはコンビニがないので、全員モソモソと馬場で買った飯を食い、就寝。
駐車場の便所が新しくなっていた。
つり橋を渡っていざ甲斐駒ヶ岳へ。飽きるほど長い蛇道を上っていく。途中、新人N口が激しくペースダウン。分隊して尺取虫方式で進む。刀利天狗からは眺めがいいが、鎖場なので新人N口は相当恐怖していたようである。しかし、黒戸山を越した後で、それ以上の鎖場が待っていることを彼は知らない。
黒戸山後ろのコルを越した後の鎖場は、数年前からはしごなどが新しくなっていました.
七丈小屋は営業中。水場・トイレありで快適。
駒ヶ岳山頂へ。しかし度重なる鎖場・岩場にN口ダウン。かなりの低ペースで山頂に到着する。ここの鎖場は慣れていない人には少し難しいところもあるので、上級生による細かなチェックが必要である。
時間がないので山頂から摩利支天を無視して直で駒津峰を目指す。雨が降ってきた。下山は砂地+岩で少し歩きにくい。パットした目印がないので、ガスっていたらルーファイに注意が必要だろう。この時は視界があって、進むべき尾根がはっきり見えていた。
駒津峰に偽ピーク・アップダウンの繰り返しでなかなかつかない。なんと到着は2:00。新人N口を脅しつつ頑張って下山する。
北沢長衛小屋にて幕営。水場・トイレ・そのたもろもろ完備。夏季はバスが仙水峠と広河原峠にむけて毎日出ている。広河原からは甲府駅までバスで接続されている。逃げるならここだ。
仙丈ケ岳ピストン。トレラン装備で軽快に我々を抜き去る他の登山者を恨みながら登る。とはいえ、今日は我々もピストン装備なので気が楽だ。赤薙沢の頭から小千丈まで走る。問題なく山頂につき、寒いので早く下る。雪渓は登山道のわきに問題にならないくらい小さく残っていた。
幕営地につくと晴れていたので、各々昨日濡れた装備を引っ張り出して乾かした。明日に備え早くに寝る。アキレス腱を痛めた二年I田をバスで帰す。
恐怖の14時間行動。途中何人か足の裏やひざの痛みを訴えた。
栗沢山やアサヨ峰付近では少しだけ怖い岩場がある。早川尾根小屋は運営はしていなかったが中には入れた。小屋そばに沢の水を集めた水場がある。ただし、去年は枯れていたそうだ。
高嶺まで必死の上り返し。ほとんど稜線で日にさらされたので熱中症になりそうになる。新人のペースが上がらずかなり時間的に追い込まれたが、何とか日没までに鳳凰小屋につく。すべて終えてみると、とても最終夜などできる時間ではない。それでもTPでプチ最終夜をして寝る。鳳凰小屋もトイレ・水完備。
体に複数の痛みを抱える新人とともに最後の山である観音ヶ岳・薬師ヶ岳に向かう。白砂の稜線を歩いて薬師で式典。全員スイカとメロンを食らう。とくに怖いところはないが、下山がひたすらに長い。途中シカがいて何かを無心に食べていた。
青木鉱泉に読んでおいたタクシーで韮崎の市営の温泉に向かう。タクシーが温泉に入ったあと一時間くらいして迎えに来てくれた。ありがとうございます。韮崎の駅前で寿司を食い解散。
甲斐駒仙丈隊のルートは何回も錬成で使われてきたクラシックルートだが、ルートの強度が高い。新人が思ったよりも弱く、二人・三人と倒れると対処ができなくなり、結局は撤退という微妙な錬成になりかねないので「こいつは甲斐駒千丈じゃないと錬成できないくらい強いぞ」という新人を見極めて連れていく必要がある。また、6月の後半は熱く熱中症の危険もあるが、雪はなく小屋も営業しており、バスも運行しているので、新人を連れていく上ではこの時期が安心ではないか。ただ7月のPWまでの余裕がなくなるので、やはり早めにやったほうが良いという意見もある。
お疲れさまでした
リーダーの最後の分析がとっても素敵です。今後のためになりますね
有難うございます
夏合宿までもう少しなので、準備から頑張ります!