75代年間方針『成長』

 

月山・鳥海山w-ing 2019/5/3-5

山スキー

こんにちは。2年のSです。今回はゴールデンウィークに行われた月山と鳥海山でのスキーワンダリングについて記します。

今回のワンダリングは連休の後半ということで宇都宮まで電車で移動した後で、そこからレンタカーで移動するという形をとりました。5/3は月山リフトの駐車場で泊まりました。真夜中についたため山の陰を見るということもなく、零下もいかない中、明日に備えて眠ります。

翌朝まぶしさで目が覚め外を見ると、優美な山が目の前に。圧巻です。世界は青と白だけでできているのではないかと感じます。前日入りが夜遅くだったことで、一夜にして山がそびえてきたかのようなわくわく感が味わえます(鳥海山も同様でした)。おすすめです。水を汲むなどを済ませていざ月山へ。おもったのは2つ。一つ目は、妙高や吾妻山などとは異なり、月山の山肌は一面の白で木々がみられないこと。もう一つは、背中の軽さ!普段、重装で山を登る中今回は軽さがキーワード。快適な山スキーを味わえること間違いなし。リフトで1500mまで上がってから、移動開始。中盤までは稜線に乗るまでずっとトラバースでした。ほかの登山客の多いこと!年齢の高めな方が多い印象。ハイペースでトラバースを終え、尾根にのると見えたのは長い稜線を持つ月山。海までたどって行けそうです。聞けば日本海から尾根までは十数キロしかないとのこと。下に臨むのは庄内平野。日本の穀倉地帯を一望します。ここから月山山頂までは比較的斜度のきつい登り。山頂から望む世界は美しかったです。青一色の世界。その後は大きなカールを下っていきます。Kさんに食らいつきながら。ザラメ雪は浮かぶようにすべることができます。姥が岳から降りてこの日は終わりです。スキーは登りにかけた時間を一瞬にして消費する感覚が心地よいです。この日は温泉で休んだ後、OBの方がいるという象潟へ向かいました。日が海中に没する手前の時間。伺ったところこの連休の7/10を山スキーに費やしておられるとのことです。鳥海山に明日も登られるとのことだったのでご一緒する約束をし、一足先に祓川ヒュッテへ向かいました(途中通行止めに相次いで引っ掛かり30分で行けるところを2時間くらいかけていきました)。またもや真っ暗な中駐車場につき、明日に備えます。

翌朝も快晴。橙色の太陽を浴びスキーの準備。鳥海は優美。少し移動した後でOBの方と合流しました。そこから山登りを開始します。独立峰ということで高いほうへ向かえば必ず目指すところへ着くという状況です。昨日の月山同様一面の白。この日も比較的ハイペースで登ります。ただ斜度がきつくなると直登が難しくキックターンを多用しました。大きな羽音が聞こえ振り向くとOBさんが飛ばすドローンが空中に。動画を何かにアップロードしてみたいです。鳥海の外輪にたどり着きそこからはアイゼンやピッケルを使って登頂。この日も180度雲一つなく気持ちがよかったです。5/5ということで買った柏餅がおいしいこと。そこから駐車場まで滑降。ぐんぐん高度を下げていきます。あちらこちらで波形ができてあり、鳥海山の人気の高さを感じました。僕にとっては今季の滑り納めでした。最後少し転んでしまいましたが、転ばないことは来年に持ち越しかなと思います。

今回のワンダリングは自分にとって初めての春山スキー、軽装でのスキーとなりました。今後は自分でもスキーワンダリングを出したいなあと思います。目標は北海道です。できればアプローチは鉄道を使いたいなあ、と思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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コメント

    • YH@57
    • 2019.05.14 1:37am

    簡単に鳥海山の動画編集してみました。
    https://vimeo.com/335905476

    ところで写真公開されてないので見えないよー。

    • 名前
    • 2019.05.14 2:36pm

    かっこいい動画を作成していただきありがとうございます!
    鳥海山登山の際はお世話になりました。画像は早急に直します。
    これからもよろしくお願いします。
    2年S.S

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