75代年間方針『成長』

 

70代夏合宿 チャリで来た。SIX SUMMITS隊 第3ラウンド 2019/8/13-15

自転車

こんにちは。新人のN島です。

チャリ隊第3ラウンドは、C6-C7:盛岡から一関までロングライド、C7-C8:一関からピストンで栗駒山をヒルクライム+登山で登り、C8-C9:一関から石巻までロングライド、という行程でした。

C6-C7:盛岡から一関までのロングライド

休養日明けのチャリ隊一同は盛岡駅近くのコンビニに集合して第三ラウンドをスタートさせました。都市部は交通量が多く怖いなと思うときもあるのですが、朝早くは車もまばらで気持ちよく漕げます。ただ信号が多いのが少し面倒です。

この日のハイライトは平泉観光です。九州生まれの私は初めての平泉にわくわく。一方東北生まれの同期・K崎は何度も来たことがあるようで軽くぼやいていました。

中尊寺の仏像や宝物、金色堂見学は平泉の歴史、東北の歴史を感じるのに良い機会でした。

金色堂はこの建物の中にすっぽり入れられている。

一関駅では武蔵大学のサイクリング部のみなさんに偶然お会いし、一緒に写真を撮っていただきました。互いに男鹿半島出発であったことやねぶた最終日に青森の同じキャンプ場にいたことがわかり、シンクロ率に驚きました。

この日は100kmほど漕ぎましたが、獲得標高は少なく、一関駅まではそれほど疲れませんでした。ですが平泉観光やお風呂などで時間がちょっと遅くなったので食当はしませんでした。

 

C7-C8:栗駒山登山

朝はMSRで火を起こしてラーメンを作りました。一関に荷物を置き、自転車修工と登山装備のみ持って登山口まで登ります。この日のヒルクライムは個人的には磐梯吾妻スカイラインよりもきつかったかもしれません。少なくともTOP3には入ります。スカイラインと違って閉塞感があり、途中からは天気も悪かったので辛い登りでした。しかも結構登った後に長めの下りがあって、今までの苦労が無駄になったような気がして悲しくなりました。仕方ないんですが。

田んぼとチャリ隊と不気味な黒い雲

雨が強くなったこともあり、やまなみ山荘で昼食と休憩。いちごジュースも料理もとても美味しかったです。ヒルクライムの途中、道を横切る一頭の子熊に遭遇。どきりとするシーンですが、そのむくむくとした愛らしさに新人二人は思わずかわいい!と叫んでしまっていました。少し様子を見た後母熊が近くにいることを警戒しつつ再び登りました。

登山口から山頂まではあっという間です。コースタイムは往復で三時間半。雨も降っていたのでできるだけ早く下山してしまいたいところです。中央コースは道も整備されていて歩きやすく、登り1時間強、下り1時間弱で行けました。山頂付近は風が強く寒かったです。そんな中元気に山に登る地元の女性三人組に出会いました。ラフな格好(傘を手持ちしている人も)ですごい勢いで言葉(かわいい、かっこいい、がんばって、若いねー、)を発する姿に励まされました。

下山してまた山荘に戻りお風呂で体を温めます。偶然出会った地元の方の一声で、なんと無料で。心まで温かくなります。一関では雨は全く降らなかったようでした。山の天気は下界と違うということを実感します。

写真から予想するより10倍くらい美味しい。たぶん。
天気に負けずいい笑顔

C8-C9:一関から石巻までのロングライド

この日の走行距離は70㎞弱。12時ごろには石巻に到着しました。北上川沿いを走るのが気持ちよかったです。石巻に近づくと、海風なのか、とても風が強く私はスピードダウンしてしまいました。上級生に風よけとしてすぐ前を走っていただきました。情けないなあと思いつつ、できるだけ速くついていけるようにがんばるしかありません。

日和山から見える石巻の海

このラウンドは登山はイマイチでしたが、観光や人との出会いなど、なんだかんだ充実していたと思います。栗駒山は本来の魅力に気づけなかったので、天気がいいときにも行ってみたいです。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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