75代年間方針『成長』

 

62代プレ春合宿 紅ベコ隊 2011/2/16-19

山スキー

前夜
池袋に集合。都電荒川線を使うと非常に楽でいい。監督を始め、多くの方々が見送りに来てくださった。高校生の集団が乗っていたので非常にうるさかった。また、かわいい女の子が情報量としてお金を請求していたことに非常にショックを受けた。

 
1日目
グランデコスキー場に朝早くに到着。ホテルの中には、入れるので本当によかった。温かい部屋の中でリフトの出発を待つことにする。
皆の荷物がでかすぎて、ゴンドラになかなか入らず、係員の方に非常に迷惑をかける。
この日は、快晴でリフトからは、磐梯山が見える。非常にかっこいい。滑りたいなーと思う。リフト終点で、体操。全員調子が良いようだ。
トップからは、トレースが沢山ありラッセルもない。冬合宿から、1年生の行動力が大幅に伸びており、ぐんぐん進む。高度が上がるにつれて展望が広がる。吾妻も本当にいい山域だ。渡部にトップをしてもらうが進みにくい場所に行き、まだまだである。西吾妻の山頂に着くと遠くは月山まで見える。一番近くの山塊は、飯豊連峰。その右側には、朝日連峰が広がっている。いつか、あの山塊も滑ってみたいとい強く思った。
そこからは、小屋に向けて進む。1本くらいで着いた。この日は、雪洞作りもする予定だったのでちょうど良い。テントを張ってから、1年生に雪洞作りをしてもらう。雪が非常に硬く苦労したが、全員が入れるくらいの大きさの雪洞を作ることが出来た。
時間がったので、西吾妻に登頂しておく。モンスターが広がっているがどこが山頂かわからない。記念写真を撮って小屋に帰る。大量の差し入れの入ったカレーを食べて、TPをしてこの日は就寝。

 
2日目
朝起きると、そこまで悪くはないが天気は下り坂の様子。どんよりと曇り、気分が乗らない。西吾妻は、昨日登頂したので巻いて中大嶺に向かう。遠く見えるが、意外と簡単に着いてしまった。吹雪のことも考えて、ルートを設定したので幕場にはかなり早く付きそうな予感がする。その後の、サクサク進みあっけなくこの日の幕場明月荘に付いてしまった。
テントを張って、この日は冬合宿で不十分だったビーコン捜索を行う。尾形は、まだまだ慣れておらずしっかりと捜索が出来ない。何回も練習させる。3時間程度行っただろうか、全員がしっかりと捜索が行えるようになった。練習をしていると、天候も回復し晴れ間が見えるではないか。モンスターを背景にいい写真も撮れてよかった。
練習を終了して、食当を開始する。NHKに依頼されたラジオ放送の動画も取りつつ食事を待つ。この日の夕食も大量の差し入れがあり非常に豪華だった。明日は、本格的に天気が悪そうな天気図である。まー下級生にはいい経験かなと思い、就寝する。

 
3日目
起床すると予想通り雪が降っているが、そこまで天気は悪くない。この日も、サクサクと進むが、風が冷たくて休憩中はかなり辛い。休む時は、樹林の中で休むようにする。東大嶺から滑降し、中吾妻に向かう。稜線に乗ると、木が無くなり風をもろに食らって右側の頬がやばい。そんな状況なのに、2年の小山のシールが何度も外れるので喝を入れる。
ここらあたりから、これまでと比べ行動力が落ちる。展望は望めるわけもなく、黙々とC3に向けて進む。トラバースでコルに向かい、シールを外して滑降したがトラバースが足りず、コルに届かず、沢の源頭あたりで泊ることに。リーダーの判断ミスで隊員には本当に申し
訳ないと思う。なんとか平らなスペースを作りこの日の幕場とした。GPSを頼りすぎるのも良くないなと反省した。
二人で、ゴアライトはかなり寒く、食当を待つのがかなり辛かった。テント内は、凍りついているではないか。
この日の食当も非常に美味しかった。冬山は、食事がおいしくて本当いい。
最終夜ということで、大量の酒とつまみが出る。酒を飲み、1年生の感想や、2年生からのありがたい言葉を聞く。2年の渡部の暴走と小山の自作の歌が強烈に印象に残っている。

 
4日目
この日は、快晴。放射冷却でめちゃくちゃ寒い。オーバー手もガチガチに凍っている。一本で中吾妻に到着。快晴なので本当に気持ちがいい。初日からの行動を振りかえることもできる。休んでいると、単独のおじさんが来る。TLTに、ウィペットというなかなかの装備。今朝、グランデコを出発して中津川を渡ってきたらしい。地元の人は、面白いルートを知ってるなと感心した。そのラインを使ったら、スキー滑降を重視した吾妻横断が出来ると思う。おじさんは、さっそうと谷地平の方に滑り込んでいった。
式典を行い、いよいよお楽しみの滑降。最初は、樹林が濃いが滑りは楽しめる。吉村と、竹内がよく転ぶ。しかし、全員の調子が良くサクサク進んでしまう。一本の休憩を挟んで動画を撮りつつ楽しい緩斜面を全ていると、予想以上に進んでしまいかなりルートを間違ってしまった事に気づく。トラバースに1時間半くらい費やす事になってしまった。なんとか林道に出るが、シールがいらないという情報の林道はシールが無くてはかなりきつい。
最初から、シールをつけておけばよかったとかなり後悔した。予約時間ぎりぎりに集落に到着かなりわかりづらい場所だったようで運転手の人がなかなか来てくれなかった。
運転手は、かなりいい人で色々世話をしてくれた。帰り道には、安達太良山も見える。猪苗代駅からは、磐梯山が見える。本当に素晴らしい山だと思う。猪苗代も非常にいい街で気にいった。駅前の、有名な美味しいソースかつ丼で打ち上げをして、各自電車なり、新幹線なりで東京を目指した。
 
※ヤマレコ記録はこちら
 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

関連記事

最近の活動

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ
TOP