75代年間方針『成長』

 

天竜川ボート 2014/9/13-15

ボート

こんにちは、新人の羽田野です。

ボートに初参加であり、二週間という短い期間での練習であったにもかかわらず、今大会に参加させていただきました。このような貴重な経験をさせて頂けたことを心から嬉しく思います。この場を借りてお力添え頂いたOBOGの方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

さっそく、合宿の報告をさせて頂きます。
大会直前ということで9/13~15の間、天竜川にて錬成合宿を行った。「暴れ天竜」の名の通り川の瀬には迫力があった。

 

12日夜。車のうしろにボートやパドル、装備品をたくさん積んで出発。5時間もの長時間車を走らせて頂き、目的地のキャンプ場へ。テントを建ててすぐ就寝。

 

13日。コロラドのポンプアップをし、入念に体をほぐし、いざ川へ。フォーム作りやタイミングの確認を行った後、ファンスラロームのゴールがある13㎞先の橋まで、20分タームで漕いでいく。第一の課題は正しいフォームであったが何度やってもしっくりこないためOBの方にヒントを求めると、「水から教えてもらえ」との答えが。深い言葉である。感覚を掴もうと、ひたすら漕いだ。ところで瀬には色んな意味で、敵わない。白波てっぺんめがけてパドルを突き刺してこちら側に引っ張っても、ひー、引けない。完全にパワー負け…。そして、瀬の魅力にも敵わない。ざぶざぶと波にボートが乗っかりまるでジェットコースターのようで、後方から、ひゃーい、と楽しげな声。こっちまで楽しくなる。波との調和が面白い!

 

14日。春田OB、宮澤OGにご協力いただく。さすが、フォームもパワーもパドルさばきもすべて完璧で、見よう見まねで腕を回ていく。岸辺に停留し、ローブ投げの練習をする。救助してもらう人はラッコポーズで流され、掴んだ縄を肩にかけ水の流れを利用しながら岸にたどり着く、というのが理想のようだが、そもそもロープの飛距離が出ない。仲間を助けるためにも(打倒テイケイのためにも※小声)、習得したい。もう一つ、フリップの練習も行なった。落とされてから水に上がるまでの五秒間、頭が真っ白になる。浮いていくのに、沈んでいくかのようなよく分からない感じ。そして、水から出た時はパドル片手にボートの横のロープにしがみついていなければならない。手順は、ひっくり返ったままのボートを元に戻し、次に自力で這い上がるというもの。このように簡単に言っても、転覆したボートに乗っかるのは相当難しく、ボートを戻していただく。自分が登ろうとしても、うまくいかない。『タイタニック』のローズに別れを告げるジャックの気分。撃沈。

 

15日。本番を想定した通し練習をする。合宿最終日のため、疲労は相当なものがあった。それでも精神面ではひけをとらない我が隊はラストスパートをかけ、必死に頑張った。水から教わろうと、無心になって漕いだ。この頑張りが帰京後、皆に響いたことは後日談。荷物をまとめ、撤収。三日間が無事に終わる。帰りに中華を御馳走になった。運動後の飯はウマい。男性陣はラーメン。ラーメン。ラーメン。であった。早大生はいつどこであれ高田馬場の雰囲気をかもし出していた。
 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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