75代年間方針『成長』

 

クワウンナイ川ワンダリング 2014/8/17-20

沢登り

こんにちは。新人のF島です。8月17日~8月20日にかけてクワウンナイ川に行ってきました。今回のワンダリングでは46代渡辺OB、50代長友OBに車で入渓点まで送って頂きました。加えて、大家監督には現役部員と一緒にワンダリングに参加して頂きました。ご協力ありがとうございました。

 
8月17日
今日からクワウンナイ川のワンダリングに出発するが、集結の次の日の朝ということでいかんせん眠い。横ではS々木さんが寝ていた。そういえば昨日の夜にOBの方々に抱えられてテントに入ってきたような気がする。起こそうかどうか迷ったがお茶漬けを作るだけなのでそのままにしておくことにした。朝食を食べて、OBOGのお言葉を頂き、片づけをして出発をする。渡辺OBの車に乗せて頂いたが定員オーバーな上、ザックを無理やり詰め込むものだからとてつもなく狭い。3列目に座っいるH田の姿が2列目の私から見えないほどである。
途中、渡辺OBのお子さんが私の隣に乗ってきた。こんなザックを抱えたむさくるしい大学生に囲まれて怖くないであろうかと心配だった。車で2時間程行き、少し歩いて入渓点に到着。テントを張って薪を集めたり、釣りをしたりする。私は薪を集めた後は眠いのでテントで寝ていた。K林さんも眠いようでテントで寝ていた。他の人たちは釣りをしていたが、なんであんなに元気なのかと疑問に思った。夕方になり、たき火をして晩飯を食べる。Kが何やらへんてこな魚を釣ってきた。焼いて食べてみたが普通に旨かった。その後は8時くらいに就寝した。

 
8月18日
朝食を食べて6時くらいに出発。単調な河原歩きであるが所々で渡渉する場所があり、なかなか楽しい。しかしトップのK林さんのペースが異様に速い。後で聞いたところ後ろからのプレッシャーを感じて速く歩こうとしたらしい。行動予定8時間30分のところを6時間30分で歩ききってしまう程のハイペースであった。そのおかげで幕場に着いた後に時間が余ったので釣りをすることにした。クワウンナイ川の魚はスレていないようで入れ食い状態であった。N嶋さんとKと一緒に釣りをしていたが、餌のブドウ虫が気持ち悪くて触れないなどと二人は言っていた。女々しいことである。H田は棒を片手にアブを追いかけまわしていた。馬鹿である。晩飯の時には釣った魚にS字フックを通して、木にかけてたき火で焼いて食べた。その様子が何とも魅力的な光景だったので写真に収めておいた。来年の新歓で使えそうだななどと皆で言っていた。

 
8月19日
6時くらいに出発する。途中何個か大きな滝が現れたが巻道がしっかりとあり、苦労せずに上っていく。少し歩いてお目当ての滝の瀬十三丁に到着する。川幅が広く、どこまでも続くようななめ滝の上を水がとめどなく流れる何とも美しい光景であった。そんな感動的な光景の中にあっても相変わらずK林さんのペースは速い。この絶景の中においてもペースを緩めないK林さんには驚いた。本人いわくいち早く幕場に着くことだけを考えて歩いているらしい。
つめ上がりも特に苦労することなく、登山道に出る。しかし雨が降っていたのでかなり疲れてしまった。今日の幕場はヒサゴ沼避難小屋であり、ここは第一ラウンドでも幕場として使った場所である。一回の合宿で二回も同じ場所に来るとは思っていなかった。避難小屋の中では服を乾かすためにEPI缶で火を焚いた。ヘッドの真上に一番熱が来るようで、その上に腕や足をかざしたり、踊ったりしていた。S々木さんはカルパスを火であぶって焼肉だと言っていた。皆も真似して焼肉だ、焼肉だなどと言っていった。なんだか哀しくなってしまった。F田さんはカップヌードルを差し入れとして持ってきて、皆にふるまってくれた。感動的に旨い。その後晩飯を食べた後は、雨に濡れて疲れているせいかすぐに寝てしまった。

 
8月20日
6時くらいに出発。今日は下山するだけである。昨日の雨のせいで登山道が水浸しになったせいでかなり滑る。北海道の登山道は水はけが悪いらしく、場所によっては膝まで浸かってしまうような場所もあり、道というよりはもはや沢であった。途中何度も転び、泥だらけの姿になりながらもなんとか下山する。泥だらけになった分、下山後の温泉は格別なものであった。その後旭川にタクシーで向かい、バスで札幌に行く。この日の夜は北大ワンゲルの方々がわざわざ交流会を開いてくださった。北大ワンゲルの皆様、ありがとうございました。そして私はというとその場でなぜか食あたりにあい、翌日の飛行機を逃してしまうのであった。

 

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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