75代年間方針『成長』

 

天竜川ジャパンカップ 2008/9/6-7

ボート

 

期間  2008年 9月 6日~7日
地域  天竜川
メンバー  L横塚 SL中山 多田 大門 春田OB 大家監督

 


 

 9/5(金)
部室前=(自動車)=座光寺河川敷グラウンド

 

 21:00 部室集合。今回の交通手段は車だ。なんと監督が車を出してくださるという。本当にありがとうございます。荷物をあらかじめ用意しておき、監督の車に荷物を詰め込む。春田さんがお仕事の関係で少し遅れるとのことなので、その間に野外料理コンテストの料理を何にするか考えることになる。なかなか決まらない。カレーとか、カツとか言っていたが、最終的にはロシアンルーレット餃子とマーボー豆腐に決まった。春田さんも合流し、天竜川へと向かう。高速では渋滞が発生していて何かと思っていたら事故があったようである。トラックが中央分離帯に乗り上げ大きくへこんでいる。私も現在教習所通っているが、これを見ると非常に怖い。このおかげで到着が遅れることに…。

 


 

 9/6(土)
ファンスラロームレース (座光寺河川敷グラウンド-かわらんBAY)

 

 03:36 座光寺グラウンド到着。ここに大会本部&テント場がある。テントを張って軽くお酒を飲みこの日は就寝。

08:30 起床。ボートを膨らましソートを合わす。実は今回のメンバーで漕ぎあわせをしたことが無い。不安だがまあ全くの初心者はいないのでそこは大丈夫だろうと思う。

10:30 受付、装備チェック、ボートの回送を済まし、開会式に出席。競技の説明を受ける。天竜川WWFは普通のレースと違って色々なことをするのである。その内容が以下の通り。①スローロープ投げ(陸上) ②ロープ登り ③フリップリカバリー ④ポール回り ⑤右岸ゲートタッチ ⑥左岸ゲートタッチ ⑦岩バウタッチ ⑧ロープワーク ⑨飛び込み岩、である。一応誰がどうやってやるか作戦会議をしてスタート地点に向かう。スタート地点でスーパーピューマのポンプアップをしていると悪夢が起きた。フロアー部分がボフッという音と共に、バーストしてしまったのである。気のせいかと思って空気を入れてみるがだんだんと抜けていく…はぁ…。近くにテイケイの方がいらっしゃったので見てもらうがバーストしていると判断され、他のチームの予備ボートを貸してもらい出場することに。そこで愛知大学にボートをお借りすることができ、なんとか出場する。本当にありがとうございました。

12:00 スタート。 一艇目のチームがスタートする。私たちは34艇目で、スタート間隔は2分である。その間にスローロープ投げの研究をしたり、ボートに水をかけたりしていたら、すぐさまその時間がくる。多田がスローロープ投げを行うが、距離が足りず失敗。すぐさまボートに乗り込み出発!その後スローロープ登りを元体操部の春田さんが行い成功する。次のポール回りの為にフェリーをして左岸に向かう。ポール周りは難なく成功し、次にフリップリカバリーを行ないこれも成功する。次はなんだなんだと情報が錯綜してしまったが、一旦冷静になって考えてみると次はスローロープ投げだ。再び多田が挑戦するがあえなく失敗。リベンジは果たせなかった。この後は鵞竜峡までひたすら漕ぐ。鵞竜峡では大門がロープワークと飛び込みを行って、それが終われば最後のトロ場で、ゴールまで全力で漕ぎ、フィニッシュ。筋肉疲労と喉の渇きがあるが、充実感がある。

この後ボートを回送のトラックに詰め込み、かわらんBAYの前でバスを待ちつつ休憩をとる。このときのシャワーと缶ジュースは格別だった。

 

ロープワークの練習。
これがディレクショナルエイトノットだ!
こっちはスローロープの練習。
的はポンプなり。

 

まさかのバーストレース後。
充実感。やりきりました。

 

 15:00 座光寺グラウンドに到着し野外料理コンテストの準備をする。メニューは餃子とマーボー豆腐だ。マーボーには辛さを増そうとチリパウダーを入れてみたのだが、マーボーは中華ではなくメキシコ的な味になった。しかし不味くは無い。問題は餃子だ。チョコを入れようと皮に穴を開けるのだが、皮が破れてしまい、うまく穴を開けることができない。練乳をいれたら油が撥ねて熱い。しかし段々とうまく作れるようになり、見た目は普通な餃子となった。次は盛り付けだ。最初は米の周りに餃子を置くという盛り付けにしていたが、全然おいしくなさそうな盛り付けになってしまったので米は排除し、餃子だけにした。他のチームを見てみると、おいしそうなところや狙っていったものが多く、もっと考えればよかったなぁと反省した。

18:00 結果発表だ。結果は男子6人乗り13艇中7位。予想よりもいい結果だ。上はテイケイを始め、長良川WWFでも有名な強豪チームばかりであり、強豪チーム以外には負けていない、という結果である。今までのトレーニングの成果が出ているのだろうか。なにより、それなりの結果が出ていてとてもうれしい。明日の買出しに行き、愛知大学さんへのお礼のお酒を買って、夜のエンターテイメントに移る。

19:30 まずは和太鼓である。ちっちゃな子も太鼓のリズムに合わせて叩いていてよく練習しているんだなと感じた。ほかにも主婦の方や中学生くらいの女の子も太鼓を、リズム狂わず叩いていて、とてもすごい。花火も見れて日本の夏の風流を押し込んだ感じである。この次がアフリカンダンスだ。アフリカンダンスは視聴者参加型であり、みんな狂ったように踊っている。まさに狂乱の宴だ。中山もジャンプしすぎて胃が痛いと言っていた。次は楽器のアンサンブルである。これも「手のひらを太陽に」とか「アンパンマン」とかみんなが知ってる歌で大いに盛り上がった。最後は知らない人だけど周りにいる人とハイタッチしていた。楽しい。これが大会の醍醐味である。その後飲んだり話したりしていると、夜も更けてきたので、明日の為に就寝。

 

メキシカンマーボーロシアンルーレット餃子には何が!?

 

レッツ!アフリカンダンス♪7位に「BIG BEARS」の文字が!

 


 

 9/7(日) 
ダウンリバーレース (台城橋-かわらんBAY)

 

 6:50 起床。すぐにラジオ体操が始まる。ラジオ体操も出席しないと600秒加算されるのという。この後すぐにダウンリバーのスタート地点回送だ。今回のダウンリバーは約20kmという超ロングコース。前日の約2倍である。ダウンリバーは2艇同時出艇で、30秒間隔だ。

9:00 スタート地点について、ポンプアップやボートに水をかけたりしているうちにすぐスタート時間となる。30秒間隔なのでなかなか慌しい。スタートしてからすぐに隣のチームを引き離すことができたが、上位チームはやはり速い。船のラインは前回天竜川を下ったときの記憶とその場での判断でいく。途中前に出艇した4人チームを抜きつつ、また昨日の反省より、途中一人ずつ休憩を回していくというようにした。これがよかったのか、昨日のように極度に足が痺れることはなかった。昨日よりも息があっていたのか、あっという間に昨日のスタート地点を通り過ぎる。後はもう半分と気合を入れなおし、ひたすら漕ぐ。最後、前にグモテックス(レース用の高速艇)がいて、みんなでそれを抜こう!とラストスパートをかける。がんばるが結局抜くことは出来ず、あと少しあったらなぁとみんなで悔しがった。そんなところもやっぱり楽しく感じてしまう。

16;00 機材の故障とやらで閉会式が延びる。首を長くして待っていたところ、閉会式前にジャンケン大会がある。それに勝つと豪華商品を頂けるのだ。何回かやるのだが、多田が一回優勝して荷物を入れるケース(?)をもらっていた。ジャンケン大会も終わり、ダウンリバーの結果は男子6人乗りで前日に引き続き7位であった。まぐれではなかったようだ。閉会式が終わる前にダッキーをかけたジャンケン大会が行われたが、今回は勝つことが出来なかった。奇跡は二度おきなかったようだ。この後は温泉に入ったり、ほうとうを食べたりして東京に戻った。運転してくださった監督、春田さん本当にありがとうございました。そして皆さん、お疲れ様でした。

<成果/反省>
強豪を除けばその下に食い込んでいるということがまずうれしい。夏前からやってきたことが生きてきているんだなと感じる。今回で特に新人の多田・大門はレースの雰囲気、面白さを感じてもらえたと思う。また中山もレースの楽しさを感じてくれている。既成概念にとらわれないラフティングの面白さを知ってもらえたのではないか。もちろんのことだが、これからの長良川WWFに向けて、どのようにするのが一番よいかを考えつつやっていきたいと思う。


今回のメンバーです。
(写真は春田さん)

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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