75代年間方針『成長』

 

四阿山 2005/3/6-7

ワンダリング記録

四阿山フォローワンダリング報告書

日時:2005年3月6、7日
メンバー:L武井(3年) SL廣光(2年) 浅井(1年)

地形図:四阿山〔1:25000〕
主旨:1年浅井の2月合宿フォロー
 


 
3/7
6:15 四阿高原ホテル北の柵付近BC-7:15 神社下(1860付近)-9:09 四阿山山頂-10:54 BC-11:45四阿高原ホテル

<3月6日>
親戚の結婚式に参加する浅井のことを考えて、この日は上田駅に集合。前日に浅井がビーコンを忘れたり、廣光がラジオを確保し忘れるなどのトラブルがあったが、何とか解決した。青春18切符を使って移動する武井と廣光は6:22分の新宿発の中央線でどんどこ、どんどこ上田に向かう。前日の予餞会のために2人とも車中ではずっと眠りっぱなしであった。

 上田駅にて浅井と合流し、四阿高原ホテルに向かう。今日は林道終点まで全装行動。約20分程度で終わる。幕営生活の基本を浅井に確認し、すぐに食当をする。今回は1年が一人で、ほとんど食当見をやっていない廣光のことも考え、リーダー自らが食当を行う。冬合宿からまったくやっていないのに、浅井の手際はよい。しかもポリタン3つなのですぐに終わった。しかし雪を取ってきたところが悪かったのか、水が非常にまずい。全員でこのワンダリングの主旨を確認し、9時就寝。放射冷却のために今夜は寒くなりそうである。

<3月7日>
5時起床。手早く食当を済ます。順調なスタート、といくかに見えたが、浅井のパッキングが時間ぎりぎりで、しまいに「サポーターつけさせてください」という。テントにいるときに言って欲しいものである。春合宿ではテントの中でやってくれ。6時15分幕場発。雲ひとつ無い快晴で、まったいらな雪原が朝日に照らされてとてもきれいである。ポイントごとに廣光が止まり、読図チェックをしている。関心、関心。なんとか浅井も読図の勘を取り戻そうと努力している。一本で神社まで行く。非常にいいペースである。2月いっぱいを休部していたので浅井の体力が心配であったが、何とか大丈夫そうである。一気に尾根を駆け上がり、2300まで行く。ここから先の林と、小さなアップダウンがいやらしいが、行動に支障をきたすほどではない。頂上直下の急登直前でスキーをデポする。南側に雪庇が出ているが、難なく進む。しかし風が強かったら、両側が切れているだけに、怖い所ではある。

 9:09山頂着。南には浅間山、西を向けば北アルプス、北を向けば我らが妙高が見える。四阿山のよいところは、手軽に絶景ポイントまでいけるところと再認識する。ソロ写真などをとり、式典を行う。浅井が「フレ~、フレ~新人!」と間違えたので廣光が式典終了後にラリアットをかましていた。「浅井、もうすぐ2年生なんだから、もっと自覚を持ちなさい」。30分ほど休憩して、下山開始。デポ地に戻り、この先の地形を考えてシールをはがすべきかどうか迷ったが、意を決してはがすことにする。しかしみごとにはまり、何箇所か板を担ぐことになる。2300mまではシールをつけたままで滑降したほうがよさそうである。下りは1本で終了。浅井もほぼこけることなく、安定したすべりを魅せていた。廣光も、「物足りないですねぇ」とぼやきながらもすいすいと滑っていく。何の問題も無く、幕場に10:54着。10分休憩後撤収開始。30分でしっかりとできた。しかし、ここからが勝負であった。全装スキーになってから、浅井がこけまくる…。リカバリーは早いのであるが、林道で転んでは起き、転んでは起きの繰り返しであった。浅井ファイト!

 11:45四阿高原ホテル着。ホテルの人に頼んだ所、駅まで1000円でバスに乗せていってくれるという。感謝感謝である。ホテルの風呂は、広く快適。しかも露天風呂からは浅間山が見えるというおまけ付きである。入浴代1,000円は高いな、と思っていたが、入る価値ありである。上田駅についてから、刀屋という蕎麦屋で打ち上げ。とてつもない量の蕎麦に感動しきりのリーダーであった。帰りは青春18切符で長い長い電車の旅。みんな忙しい中お疲れ様。 。

(武井)
 

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

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