75代年間方針『成長』

 

三浦半島 2011/7/3

自転車

PW第1弾! ~自転車W-ingの感覚をつかむ~
 
7:55 JR横浜駅東口出発―<R16>―横須賀―<r209>―10:04~10:20 観音崎―<r210>―R134―<r215>―<r26>―三浦―<R134>―13:54 江ノ島14:44
【行動時間】5h59m(休憩時間45m含む)
 
<行動記録>
総距離 95.5km 最大標高差 84m 獲得標高 上り:647m

7:30 横浜駅集合。皆、遅刻なく集まる。いよいよPWのシーズンが来た。最後の夏合宿に向けて頑張りたい。5名中新人長谷川を含め3名が自転車隊初経験ということでフレッシュなメンバーである。今日は平坦な道を100kmということでササッと終わらせたい行程ではある。

・横浜駅~六浦
行動時間 1h08m
移動距離 19km

オーダーは吉村・由梨・慧・長谷川・L 吉村、慧、Lは去年のワンダリングで訪れたことのある場所だったので断片的に記憶のある風景が続く。横浜周辺は道幅が広く快適である。去年のワンダリングは竹内の自転車の調子が悪かったり、竹内が物を落としたりでえらく時間がかかったが、今回はそういうこともなくサクサクっと進む。途中、長谷川のマップケースが切れる。Lのマップケースを貸していたのだが寿命が来たのだろう。ホイッスルを吹くが長谷川の前の慧にすら聞こえなかったようでLと長谷川が置いてけぼりを食らう。ホイッスルが聞こえないという問題は去年の夏合宿から続いていた問題なのだが、依然解決策を見出せないでいる。慧がいつも止まってからの漕ぎ出しが遅いことを書いておく。六浦の交差点ではLと長谷川の間にバイクが入り込み、隊が寸断。Lだけ置いてけぼりを食らう。すぐに前の人達が気付いてくれて止まってくれていたが、なんとか置いてけぼりを食らう前に気付かせなければならない。9:03 六浦のローソンで1本。10分休憩。

・六浦~観音崎
行動時間 51m
移動距離 15.9km (横浜から34.9km)

1本中、長谷川に様子を聞いてみると笑顔で「大丈夫です!」と答えてくれて嬉しい。錬成の時は本当に心配したが見違えるくらい元気である。錬成合宿と比べたらどんな活動も楽しいはずである。彼が自転車に目覚めてくれたら嬉しい。由梨もマイ自転車で初参戦。今まで借りて使っていた某2年の自転車より断然軽いとご機嫌である。
看板の表記に英語が混じる横須賀の街を過ぎ、国道16号に別れを告げる。国道16号はさすがに交通量が多い。ただ道幅も広いので気をつけて走っていれば大丈夫である。海は最後にチラッと見える。観音崎に寄れとは言ってなかったが、吉村が止まったので1本とする。せっかく海も近いので15分休憩とする。

・観音崎~三浦海岸
行動時間 55m
移動距離 20.2km(横浜から55.1km)

由梨が「長谷川は海が似合う」と言っていたがその通りである。九州で真っ黒に日焼けしたらもっと似合うはずだ。まだまだ日焼けが足りない。Lは早速岩場に行くがフナムシすらいない。小さい魚とカニを1匹見つけただけであった。気温は30℃近くまで上がり暑い。岩場を諦め日陰に撤退。九州に向けて良い耐暑訓練である。
久里浜付近で一瞬街っぽい雰囲気になるがすぐに海岸線の道に戻る。三浦海岸付近も開発されていた感がある。一旦国道134号に別れを告げ、県道215号へ。ここから先は何もないということが分かっていたのでコンビニがあれば1本と思っていたら、菊名海水浴場付近にヤマザキショップがあった。11:15 早かったが1本とし、10分休憩。

・三浦海岸~佐島
行動時間 1h08m
移動距離 18.5km(横浜から73.6km)

長谷川の水分の摂取量が半端ない。これは九州で苦労しそうである。峠では飲料水をあまり買い足せないということを伝えなければならない。
ここから先、少し登り坂がありここを登り切るともう1軒ヤマザキショップがあった。1本の場所的にはこちらの方が適当であったが知らなかったので仕方ない。次にこのルートを使う場合は留意しておくこと。下りで吉村と由梨の距離が異様に近かったので少し注意する。たまに由梨と慧の距離が開くのは慧が隊のバランスを取るため、登りで遅れがちな長谷川のペースに合わせていたからであろうか。
三浦の市街地は道幅が狭く登りなので注意。交通量もそれなりに多い。「三浦の市街地を抜けると登りはなかったはず」と長谷川に伝えると嬉しそうである。峠が心配だ。12:33 林交差点先、佐島入口交差点近くのファミマで1本。1本を取る場所の伝え方にも一工夫必要である。

・佐島~江ノ島
行動時間 1h11m
移動距離 21.9km (横浜から95.5km)

もう終わるのかと思うと余裕過ぎてビックリするのだが、チャリワン初経験の人間もいるわけなのでこのくらいが妥当か。次のPW第2弾峠ワンダリングが楽しみである。「100kmってこんなに余裕なのか」と思わせたら勝利である。葉山・逗子と過ぎ、いよいよ湘南の海岸線である。
夏だ!海だ!水着だ!という感じで由比ヶ浜などは一足早い夏の訪れに心躍らせ波と戯れる若人で溢れていた。そういった若人たちとは一線を画すワンゲル。やはり私はワンゲルの人間である。ビーチを眺めながら、あれよあれよと目的地である江の島に到着。時計を見ると13:54 約6時間ということで想定通りのペースである。
とりあえず江ノ島でソフトクリームを食べる。チャリ隊とソフトクリームは切っても切れない仲だ。長谷川は嬉しそうに食べてくれるので、こちらとしてもご馳走のしがいがある。打ち上げ場所を調べていなかったので右往左往。どこも観光地クオリティで高い。結局、某有名チェーンレストランに落ち着いた。そこでも吉村と長谷川はパフェを食べるのでよほど暑さが堪えたのだろう。とりあえず1回目のPWは無事成功した。次のPWからは熊瀬川も参加できるので、ようやくチャリ隊メンバーが揃う。夏合宿まで頑張っていきましょう!

 
<成果/反省>
・ルート選定について
今回、PW第1弾の場所として三浦半島・湘南を選んだ。新人長谷川が自転車ワンダリング未経験だったが、夏合宿で平均100kmの移動を想定しているので、平坦で100km近い行程が確保できるという条件で場所を絞った。候補としては房総半島と湘南があったが、よりアプローチのしやすい湘南を選んだ。自転車ワンダリング未経験者でもコースを選べば100km近い行程が行けるということが今回で分かった。PWはやはり過去に行ったことのある道のほうが、状況が分かるし、何より過去と比較できて良い。今後も新人の様子を見るという主旨で使用できるルートである。
 
成果:
・隊の行動力を把握することができた。
・新人長谷川に自転車活動の経験を積ませることができた。
 
反省:
・ホイッスルが聞こえないという問題が依然残る。
・トンネルでのライト点灯に関してトップの吉村と取り決めができていなかった。
・1本を取るタイミングも事前に取り決めができるならしたほうが良い。
・何回か隊が寸断されたので前にいる人間には常に後ろに気をつけるよう呼び掛ける。
 
最後に計画を審査して下さった62代監督コーチ会の皆さん、参加してくれた4人に感謝して報告を終えます。
ありがとうございました。
 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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