【メンバー】
L 4年熊倉 SL 3年新居 2年大佐古 田中
実質新居がリーダーとして行動した。
【気象】
晴れ
【行程】
7:30大倉バス停-8:50入渓点-12:00源次郎尾根-13:00天神尾根入り口(入渓点)-14:10大倉バス停
【詳細】
当初は新人野本の体験w-ingの予定であったが、野本が体調を崩し参加できなくなったため急遽上級生w-ingとして実施した。
バス停からの長い長い林道歩きを経て9:00過ぎに入渓。源次郎は浮石が多く、滝の登攀などは特に注意しないと危険である。というのも、トップの大佐古がかなり大きめ(直径60cmほど?)の浮石に手をかけて1~2m落下した。幸いけがはなかったものの落石に挟まれたりでもすれば少なくとも骨折は免れなかっただろう。
今回は上級生w-ingというのもあり、滝はすべて高巻かずにリード登攀かお助け紐で登った。F5(10m)は流芯より左側を登った。足場はしっかりしてるので問題はないが高度感があり、岩が脆い部分もあるため慎重に登るべきだろう。
F6(10m)は看板のある左壁から登った。残地ハーケンが多数あり、リード登攀が行いやすかった。熊倉さんは右壁から登った。こちらも難しくはないらしいが肩がらみでロープを出してあげるとよいだろう。
その先のF7~F8で水が涸れる。その後のF9はチムニー状で、簡単に登れる。
最後の核心であるF10(CS10m)は右壁から登った。登攀自体は難しくないが、高度感があるためリード登攀がベターだろう。残地も多く支点が取りやすかった。セルフビレイも登ったところの岩に残地が2つあるためそこでとれる。右壁をまっすぐ登りすぎないことと最上部を気を付ければ問題はない。
そこから1150m手前の4m滝を登攀した先に分かりやすい踏み跡が右に伸びている。本来はそのまままっすぐ行く予定であったが、踏み跡が安定しており、地形図でも等高線が緩やかであったため様子を見ながらその踏み跡をたどることにした。ところどころ滑りそうな個所もあったが特に問題なくトラバースでき、結果的にツメあがる必要なく源次郎尾根に合流できた。今後はこのルートを使用していきたい。
その後樹林帯手前で沢装備を解除して下山。源次郎尾根は道が明瞭で迷うことはなかった。登山道を抜けた後も林道歩きが果てしなく続く。1時間ちょっとではあるが今日のw-ingで一番精神的にきつかった。車を使えるなら入渓点手前の戸沢まで車で行ったほうが絶対に良い。14:00過ぎにバス停到着。
【まとめ】
全ての滝を問題なく登攀できたことはリーダー経験を積むw-ingとしては上出来だと思うので基本的に満足している。ただ大きい落石を起こしてしまったことは反省し、今後積極的に注意喚起をしていく。今回も蛭が一匹くっついていたが被害はなかった。
3年新居
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