250412 御岳カップ

ボート

【メンバー】4年 L小田 3年 細見 井上 2年 森岡

【日程】4月12日 29回御岳カップ初日

【目的】76代のボートとして、上半期の締めくくりとなる大会で技術の向上を確認する。

【御岳カップについて】

半年前の10月にも出場した御岳カップ。前回はUME部門と呼ばれている初心者クラスに出場した。そのクラスでは運よく優勝することが出来て、今回の御岳カップでは一般部門での出場を決めていた。

自分自身、御岳カップはレースラフティングの中でも一番馴染みがある大会ではあるが、早稲田ワンゲルのみのメンバーでラフティング一般部門に出ることは初めてだった。今回の目標は優勝!と言いたいところだが実際そんなに甘くないことは重々承知しているので、ゲートの全通過を目標に掲げた。

その目標に向かって、前回の御岳カップ以降、静水練習や流水練習に取り組んで来た。山スキーやロングトレイルなど他の活動と両立しながらも活動量を確保できたのは、後輩3人がこの目標に理解を示して、熱意を持って取り組んできたからに違いない。

その中でも井上は前回の大会にも出場していなかった通り、怪我復帰以降久しぶりの本格的なボート活動となっていた。細見や森岡と比べると大会歴がない分、いろいろ学ばなければいけないことは多かったと思うがよく頑張ってくれた。細見はこの大会をもって一時休部となる。休部前の集大成として、御岳カップには熱い思いで取り組んでくれた。前回の御岳カップ以降、ワンゲルでもゲート練習を取り入れたのだが、そのゲートを作成してくれたのは他でもない細見である。このゲートが数年後に細見ゲートと呼ばれているのは想像に難くない。

【行動概略】

当日。快晴、暑すぎるほどだ。ラフティング部門は午後からなので9時ごろに集合した。集まり次第、スカウティングを開始する。前回のUME部門とは違い、ゲートが14個設置されている。一つ一つ、通過のイメージを共有していく。序盤の1から7までのゲートは流水練習でよく練習していた箇所であり、かなりイメージ通りのゲートセットだ。スカウティングを終えて、ポンピングをしていると新歓登山を終えた沢隊が新入生を連れて応援に駆けつけてくれた。前日までの話だと、間に合うか微妙と言っていたので嬉しい。軽く沢隊と話した後アップに向かった。今回も昼ご飯はなし、御岳カップの昼ご飯は個性的で美味しそうなので個人的には食べたかった。

1回目:スタートから1番ゲートに向かって漕ぎ合わせる。通過後岩の右岸から2番に向かう戦略だったが、漕ぎが弱く、岩にスタックする。運よく、ボートが回転してエディーに入るが、そのまま落ちてしまい、再び岩にスタック。ここを抜け出すのにかなりの時間を費やしてしまった。その後、3番の左up、4番の右upはまあまあいい感じで取る。そこからフェリーして、5,6,7のダウンを通過していく。ここでも慣性止めが中途半端になってしまった。瀞場からはトルクを上げて漕いでいく。そして後半戦。8番をなんとか当たりながら通過し、9番の右upに向かう。思ったよりもゲートが高く小さい半径で回せた。ここからフェリーして10番のダウンをとり、11番に向かっていく。そして12番の左up、ここが思ったよりも落とされてしまう。漕ぎ上がれるかなと思ったが、ボートのけつが流れに食われてしまいあきらめる。予定ではその後の13番は後ろ通りする予定だったが、12番でアップアップになってしまい、中途半端いダウンした。そこから漕ぎ上がり、14番のダウンをとる予定だったが、13番が予定を崩されたので予定変更して、岩の右側から攻めることに。なんとかエディーに入り14番は通過した。結果、不通過3個、接触6個で1回目終了。

2回目:1回目の反省点として、大きく、1番を通過した後の岩の対処と13番への向かい方を修正した。2番には岩のエディーに左側から入り、後ろどおしで2番をダウンすることにした。これがうまくいき綺麗に3番に迎えた。しかし、思ったよりも3番で落とされる。その後は1回目と同じイメージで漕いでいく。後半戦に入り、一個目の9番を迎える。右upだ。1回目では接触なしだったが、攻めすぎてしまい当たる。ここからさっき不通過の12番へ。しかし、1回目と同じようにして落とされる。ここは今までにない流れがあるので今後、練習が必要だ。その後、変更したプラン通りに13番を下向きでダウンし、大岩の右側から14番に向かう。しかし、ここでもエディーをキャッチしきれずに落とされてしまった。結果、不通過2個。接触6個で終了した。

【結果】1回目:7:26(降下タイム4:26) 2回目:5:51(降下タイム3:41) 順位 14位/18チーム

【振り返って】
今回の御岳カップの目標は、「全ゲートを通過する」でしたが、その目標を果たすことはできず、14コ中2コのゲートが不通過でした。特に、よく練習したアップゲートの1コを通過できなかったのが悔しいです。しかし、去年の10月頃にはゲートのくぐり方や設置の仕方すら知らなかった自分達が、御岳カップ一般部門で戦える程までに成長できたことには達成感を感じています。YouTubeを見ながらゲートを自作し、見よう見まねでゲートを設置する等、4年小田さんを筆頭に、工夫しながら練習してきた成果を発揮することができたのは嬉しく、貴重な経験になりました。いつか全通過できる日を目指して、今後もボート隊は精進して参ります! 細見

個人的には悔しさが残る形になった。半年間でどれくらいできるかと思っていたが、もっと、一回一回で突き詰め出来たかもしれないと感じた。ただ、これで終わりではない。下半期では新たな新入生を向かえて、ボート隊の発展の為にチャレンジを続けていく。細見は半年休部となるが、帰ってきたらボート隊を盛り上げる大きな一員となるはずなので、期待している。 小田

【レース動画】以下のリンクからレース映像を視聴できます。自分たちは3:49:35と5:19:40から見れます!

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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