240814-20 75代夏合宿3R自転車・十勝自転車周遊隊

自転車

【メンバー】4年:L福地、3年:SL中村、2年:木俣、新人:中村

【行程】

ルート概要

【行動詳細】

8/13(火)3R開始前日

この日,帯広では勝毎花火大会が開催され,多くの人で賑わっていた.私たちも少し様子を見に行った.カラオケで就寝.

8/14(水)行動1日目

4:00 帯広駅南口集合.小雨が降っていた.本計画のルートの大部分を占める『トカプチ400』は,ルートを示す看板が多く道を迷うことはほとんどない.5:00頃には雨は止んだ.

小雨で濡れた地面を走行

ルート上には、『トカプチ400』のルートを表す看板が所々にあり,道に迷うことはない.

左折を指示する看板

10:30 長節湖到着.風が強く,水面は穏やかではない.

11:45 根室本線,新吉野駅到着.スタートから既に135kmほど走行していたため,メンバーの体調や今後の天候を確認する.結果,どちらも問題なかったため帯広駅まで自転車で走行することを決定した.

新吉野駅

新吉野駅から帯広駅までは,根室本線のほど近くを走行して帯広駅まで向かう.

14:45 帯広駅南口到着.約185kmの道のりであったが,予定時間より早く行動できた.

8/15(木):休養日

翌日の集合場所・時間を伝達し,その他休養日の行動は各自に一任する.

8/16(金):行動2日目

6:15 セイコーマート十勝大橋店出発.

食料を購入するスーパーに開店前に到着し,しばらく開店を待つ.

11:00 道の駅かみしほろ到着.

12:30 糠平湖到着

8/17(土):行動3日目

4:30 糠平湖出発

荷物の大半は糠平湖の野営場に置いているため,三国峠までの登りはさほど苦ではない.シカが道路を横切ったり,森からじっと見つめてくる.標高が高くなるにつれガスってきて景色は見れない.

6:35 三国峠

ガスっていたため景色は見れず.少し休憩した後来た道を下る.しばらくは視界不良と路面が湿っているため注意する.

曇天の三国峠

三国峠から10分ほど下るとガスは晴れ,そこからは爽快なダウンヒル.糠平湖に戻る前にタウシュベツ川橋梁が見れるスポットに立ち寄る.タウシュベツ川橋梁が遠くに見え,哀愁を漂わせており,周りの湖や草原は幻想的であった.

遠くに見えるタウシュベツ川橋梁

糠平湖で装備を回収したら,幌鹿峠まで1時間ほどのヒルクライム.幕営装備等,三国峠のヒルクライムより装備が増えているため疲労を感じる.

然別湖等で休憩をはさみつつ走行を続け,帯広に戻ってくる.十勝大橋までもう少しのところで4年福地の自転車の後輪がパンクする.さらに,2年木俣の自転車の後輪のスポークが1本折れる.

白樺並木

15:30 十勝大橋到着.1回の休憩時間を多く取ったため,予定時間より1時間ほど終了が遅れた.『トカプチ400』のルートはこれにて終了.

8/18(日):休養日

各自休養.2年木俣は自転車屋でスポークを付け替えてもらう.

8/19(月):行動4日目

5:15 セブンイレブン帯広十勝大橋店出発

出だしは交通量の多い国道を通る.3Rはここまで曇りがちな天候であったが,この日は昼にかけて晴れた.

新得駅からしばらく進むと狩勝峠へのヒルクライムが始まる.看板が頻繁に出てくるので,どの程度進んだのかが都度わかる.

狩勝峠へのヒルクライム

8:50 狩勝峠到着.峠から十勝平野を見る.

狩勝峠

狩勝峠から南富良野町までは緩やかなダウンヒル.南富良野町で食料の買い出しと眺めの休憩をとる.

12:00 かなやま湖到着.96kmと少なくない走行距離だが,平地の走行が多いため負担は少ない.

8/20(火):行動5日目

7:30 かなやま湖出発

明け方は雨が降っていたため,出発時刻を若干遅らせる.小雨に降られながら出発準備.

11:00 狩勝峠

昨日下って食た道のりを今度は登る.峠付近はガスっていて視界が悪い.ダウンヒルの初めはライトを点灯する.

新得駅の手前で,前を走行していた自動車が道路に飛び出してきたシカと接触した.自動車はちらと確認した後走行を再開し,シカは道路で倒れていた.我々は道路上にシカが倒れている旨を通報し,警察が現場に来ることになった.しかし,警察の到着を待つ途中,倒れていたシカが動き出し茂みに入っていった.その後,シカがいない現場に警察が到着したので,事情を説明する.シカと自動車の接触はしばしばあると話を聞いたが,実際に近くで見ることになるとは思わなかった.と,そんなことがあり時間を使う.

その後は帯広まで,国道をひたすら進む.帯広に近づくにつれ交通量や道路脇のお店が増えていく.

15:15 帯広駅北口到着.これで3Rの計画はすべて終了し,夏合宿の活動も終了である.

【計画省察】

本計画は,帯広を起点とするルートを複数設定し,活動日(1日)→休養日(帯広)→活動日(2日)→休養日(帯広)→活動日(2日)と帯広で休養した.帯広に荷物を置き積載量を減らすことができ,自転車の機動力を発揮した活動ができた.

積載量を減らすことは,走行距離や獲得標高において高強度な活動を行う場合に,隊員・自転車の負担を減らす方法の1つである.本工程では結果的にスポークの破損等自転車のトラブルが発生したが,休養地の帯広で修理し以降の工程に支障が出なかった.

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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