75代年間方針『成長』

 

72代夏合宿スムレラルート3R記録

自転車

【メンバー】

L3年 上釜

SL4年 佐藤

3年 中島

2年 倉澤 野本

新人 木村 福地

【概念図】

S帯広-糠平湖-層雲峡-北見-網走-屈斜路湖-G釧路

【行動】

S~C1(8/19) 計画60km,627up(navitime) 実際93km,1081up,18.2km/h(garmin)

 天候が悪かったため一日出発を遅らせてスタートすることに。

 朝7時帯広駅集合。晴れている。出発を遅らせて正解だった。休養日からお世話になっていた61代大門OBも来てくださり、最初の一本も仕事前にも関わらず付いて来てくださった。大門OBに別れを告げ、糠平湖に向け北上していく。特に何もなく、良いペースで進む。この日の行程は60kmと短いため日本一広い公共牧場であるナイタイ牧場に寄り道。だがこの牧場のテラスまでが結構ハードだった。テラスに着くころには計画の獲得標高を超える。各自アイスを食べたりして休憩。ここのソフトクリームはおいしかった。あと結構寒い。下ってルートに戻る。上士幌町で食料を調達し糠平湖へ。キャンプ場は糠平湖の近くの国設ぬかびら野営場。ここらは糠平源泉郷で有名。美肌の湯らしい。温泉には入らなかったがL一人だけ足湯には入った。気持ちよかった。あと心霊スポットでも有名らしい。同期にも怖がらせられたがとくに何もなかった。食当等して就寝。

C1~C2(8/20) 計画63km,897up 実際63km,786up,17.8km/h

 4時起床。シュラフは今回自由品だったが持ってきてない人は寒くあまり眠れなったらしい。シュラフは持ってきた方がよかった。ご飯を食べて出発。走ってすぐにタウシュベツ展望台。タウシュベツ川橋梁は急国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群のなかでも代表的な橋。季節によって見え隠れするため幻の橋と言われる。例年6月頃から沈み始め8-10月には水没する。ので、今回は残念ながら見えず。楽しみにしている部員もいたが仕方ない。ここから緩やかに登り始める。段々斜度がきつくなってくると中島が遅れ始める。体力に不安がっていた新人の木村は前について頑張っている。三国峠付近は眼下に樹海が広がる。登ってきた橋も見える。紅葉シーズンだとこの景色が綺麗。夏は緑が深くそれもまたいい。道内最高所の峠である三国峠に3時間弱で到着。展望台脇には休憩所があるが9時前に着いていたこともあり、やってない。ここからはひたすらに下る。大雪湖を過ぎた後の層雲峡方面には3km越えの銀河トンネル。ライトを点灯させ、歩道を走る。層雲峡に10時半頃到着。層雲峡温泉は神々が遊ぶ庭と言われる秘境。温泉に入りご飯を食べる。予定では層雲峡オートキャンプ場だったが、そのあとは下りで明日登るのも大変なので層雲峡野営場(現在休業)の駐車場で泊まる。近くに滝があったので見に行った。意外に人がいた。

道内最高

C2~C3(8/21) 計画90km,701up 実際91km,696up,20.0km/h

 4時起床。この日の行程が唯一これといった見どころがない日。また銀河トンネルを通り(反対車線の歩道)石北峠を登る。峠だが特に何かがあるわけではない。ここからは怒涛の下り。信号もなく道もよくほとんど漕ぐことなく進める。見どころはないが気持ちいい。留辺蘂で買い出しをして富里湖森林公園へ。地元のおじさんと話し色々と頂く。

C3~C4(8/22) 計画95km,869up(獲得標高はさすがに違う) 実際79km,542up,20.8km/h

4時起床。昨日のおじさんにまたコーヒーやらいろいろなものをいただく。ありがたい。出発してから40kmくらいは特に何もなくひたすら漕ぐ。走っていると網走湖、能取湖と湖脇を通る。すぐにオホーツク海が見える。1Rチャリ隊の人は初日の宗谷岬振りか。海のにおいを嗅ぎながら能取岬を目指す。岬に行くには国道を少し外れる。この道が最高だった。岬には灯台があり、海が目の前に広がり雲一つない晴天。ツーリングマップルには馬や羊が放牧されていると書かれていたがいなかった。のどかでいいところだった。個人的には3Rで一番良かった。そこから一時間も経たず網走駅に到着。次の日の行程が峠であり天候が悪くスリップの可能性があるということで停滞することに。ご飯を食べて解散。

個人的にこういう道が好き

停滞日(8/23)

 昨日の午後、この日の午前それぞれ休み14時に網走駅に集合してC4地点である浜小清水前浜キャンプ場へ。セイコーマート、道の駅が隣接している。浜辺にも行ける。展望台もある。トイレもきれい。小さいキャンプ場だが満足できる。

C4~C5(8/24) 計画70km,1099up 実際71km,931up,17.1km/h

 灯油がなくどこかで補給しなければならなかったが、補給できる場所が東藻琴か美幌にしかなく、開く時間も遅かったので5時起床。日が上がってからの起床。この日は3R最大の見どころと言ってもいい美幌峠。屈斜路湖カルデラ外輪にあたる、標高490mの峠で屈斜路湖を見下ろす展望台。「君の名は」のロケ地としても有名で道東人気ナンバーワンのビュースポット。曇り予報だったが、朝は晴れていて期待できる。が美幌峠に続く道に入った途端に曇り始める。たまに青空が見えたが、峠に着くころには霧で遠くは全く見えない状態。もちろん景色は何もない。峠にある道の駅で休憩してから下る。上は霧がかっているので慎重に下る。C5である和琴半島湖畔キャンプ場に12時頃到着。湖畔というだけあって屈斜路湖が目の前にある。近くには無料の混浴の露天風呂があり入る。熱い。洗うことはできない。キャンプ場のすぐそばにある湖心荘では日帰り風呂があったが休業していた。屈斜路湖は野湯が可能だが有名なのは砂湯というキャンプ場。明日の行程中に通る。

C5~G(8/25) 計画114km,1147up 実際123km,980up,20.5km/h,20.4km/h

 最終日。4時起床。昨日ノブさんの自転車のスポークが折れていることが判明し中島とノブさんは摩周湖をカットして直接弟子屈の方へ。残りは男子だけということもありいいペースで進む。新人もトップをやったが福地のペースが速い。最後の登りである摩周湖の登りは霧で何も見えない。摩周湖は世界で2番目の透明度を誇るものの霧でも有名で一年で100日以上霧が発生しているそう。なので見ることに期待はしていなかったもののさすがに真っ白すぎる。ただ峠を登っただけになってしまった。弟子屈で分隊していた二人と合流して再出発。この頃から雨が降り始める。午後からの予報だったが意外に早く降り始めた。雨が降り、前の人の水しぶきを浴びながら走る。せっかくの釧路湿原だが楽しめるコンディションではない。一本取れるような場所も少なくきつい行程だった。それでも事故なくゴールの釧路駅に到着。6日間お疲れ様!

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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