75代年間方針『成長』

 

2021/8/18~25 夏合宿マッナウ・レラ・ルート3R

ボート

こんにちは。新人の金子です。今回の北海道での夏合宿のボート活動は、前半を十勝川で、後半を釧路川で行いました。一日目は移動日だったので、西帯広駅から、C1地点の新清橋まで移動しました。そして翌19日から行動を開始しました。今回は新人の高橋がボート活動初めてだったので緊張している感じがあったが、結果として常に新人の主力として活躍してくれました。ありがとう。僕の前回のワンダリングが流れがまったくない信濃川だったのに対し、十勝川はかなり流れがあり感動しました。一日目の予定行動時間は3時間であったのと、流れのおかげで、ボート初日はとても快適なクルージングでした。川の水もとてもきれいでした。

かなり早い時間に幕営地についたので高橋のフォームチェックを先輩方にしてもらいました。丁寧に教えてくださって高橋も真面目に取り組んでいました。初日はあまり多くは漕がなかったので、明日は他の新人にも負けずに頑張って漕ごうと思いました。

2日目は朝がとても寒く、10度を下回っていました。部員もほとんどが長袖のシャツを着ていました。なので高橋のレスキュー練習も気温が十分に上がってから行われていました。また途中大きくえぐられているポイントが有り、地層の様子も観察することができて、部員のみんなは興味津々でした。

またC2の幕営地は十勝エコロジーパークでとても広い芝生の上に全員で寝そべってとても気持ちよかったです。

3日目も朝はとても寒かったのですが、千代田堰堤の難所があったため早く行動を開始しました。千代田堰堤のポーテージは想像以上に難しく、かなり苦戦しましたがなんとか予定よりも早く通過することができました。ちなみにポーテージというのは、ボートが関や障害物でそのまま下れない場合に一度、荷物をすべて下ろしボート自体を岸に上げて運ぶことを言うそうです。

画像が千代田堰堤です。これをもし何も気づかずに下っていたらと思うとちょと怖すぎますね。事前によく情報を仕入れていくことはとても重要だと感じました。そしてそのまま、休養地だった帯広市街地の北側を抜け、茂岩橋に定刻通りつくことができました。市街地からそこまで離れていないはずなのに、コンビニまで歩いて15分ほどと、かなり静かな街でした。ただ、とてもきれいな公園が橋のすぐ横にあったのは印象に残っています。なんとその公園には無料のウォータースライダーのようなものもあり、雰囲気も良かったです。

そして一日移動日をはさみ、後半戦の釧路川につきました。天候の関係で、初日の行程を標茶駅から直進した方面にある橋からの出発に短縮しました。標茶では、僕は地元の温泉に歩いていって前半戦の疲れを癒やすことができました。部員のみんなも標茶に対する評価は高かったです。移動日も含めて6日目となる釧路川初陣の日は、天候には恵まれないものの、流れに乗ってすぐ本行程のメインイベント、釧路湿原に入りました。釧路湿原では川が蛇行していて、またタンチョウやシカに多く遭遇しました。まさにザ湿原といったところでした。

ただC5の幕営地で深夜に大雨に降られてしまい、自分が寝ていたテントとは違うもう一つのテントが水没してしまい、みんな駅に雨宿りしに行くというハプニングも有りました。

7日目の行程はずっと釧路湿原を進むものでした。行程時間が3時間だけということもあり、みんなあまりこがずに湿原の景色を眺めていたりとのんびりと過ごしました。

C6の塘路元村キャンプ場は目の前に塘路湖があるという絶好のスポットで部員のみんなはダッキーで練習したり、釣りをしたりと思い思い羽根を伸ばしていました。僕は釣りに挑戦したのですが、残念ながら一匹も釣ることはできませんでした。

そして最終日を迎えました。いろいろな景色を見せてくれた釧路湿原にお別れを告げて、痕はゴールまで一直線の川を下るだけ、、、と思ったとき、ボートがパンクしているというアクシデントが発覚しました。またその間雨脚がどんどん強くなってきてまさかの最終日に2つのハプニングに見舞われてしまいました。

ただなんとか修理できて、最後は体育会系といった感じで部員全員で掛け声をかけながら全速前進ゴールへと向かいました。そして約束の地釧路へと無事漕ぎ切ることができました。振り返ってみればいろいろなことがあったと思いますが、おそらくみんな共通して苦しんだのは虫刺されだったと思います。僕は左手だけで20箇所以上刺されるなどものすごい刺され方をして、東京に帰ってきた今でもかなり痒かったりします。案外今回の合宿で得れた一番の教訓は虫刺され対策は怠らないことだったかもしれませんね。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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