新入生の皆さん、こんにちは。文化構想学部二年のFです。今回はこの場をお借りして、この春から戸山キャンパスに通うことになる文化構想学部、文学部の皆さんに向けてメッセージを書きたいと思います。
まず、新入生の皆さんは戸山キャンパスでどのような勉強をしたいと思っているのでしょうか。自分の興味関心が明確な人、様々な分野に興味を持っておりなかなか一つに選べない人、興味はないがただ何となく入学してしまった人など様々だと思います。文学部、文化構想学部ではコース、論系ごとに多くの講義やゼミがあります。そのため様々な分野を幅広く学ぶことができますが、その分自分が本当に興味のある分野を見つけ出すのに苦労します。
興味のある分野が見つからないと、何のために大学に通っているのだろうかと悩みながら大学に通うことになってしまいます。ですから新入生の皆さんには様々な分野の講義を取ってみて、自分の興味のある分野をなるべく早く見つけることをお勧めします。
興味関心が明確な方も実際にその分野の講義を取ってみると、何らかの理由で興味を失い、失望してしまうことが多々あると思います。はたまた逆に何となく取った講義が面白く、新たな関心を見つけることもあります。かくいう私も入学当初は歴史や哲学に興味を持っていましたが、最近は宗教学に興味を持ってしまい、この分野を本気で勉強しようかどうか悩んでいます。戸山キャンパスの学生達はたびたびお互いの履修科目を見せ合って、お前の取っている講義はいったい何が面白いのだと罵り合うのが常ですが、新入生の皆さんは自分の学んでいることに自信を持って面白いと言えるように頑張ってください。私も頑張ります。
さて文学部、文化構想学部にはあそ文、あそ文講などという蔑称が巷にはあるそうですが、戸山キャンパスの一年生はなかなか忙しいです。他学部に負けず劣らず、一年次は必修科目が多いのです。まず初めに大学から新たに学ぶことになる第二外国語。春と秋合わせて十六単位分もあり、これを落とすと致命的な傷を負うことになります。
次に必修基礎演習。これはレポートの書き方を学ぶ授業で二単位分ですが、恐ろしいことに落とすと一発アウト、進級ができなくなってしまいます。更に、オンデマンドなのでうっかり履修を忘れてしまう必修基礎講義、コミュニケーション重視の必修英語などがあります。新入生には気を引き締めて単位取得に臨むことをお勧めします。ですが、あまりに恐れすぎる必要はないです。私はワンゲルと両立しながらこの一年を無事、フル単で終えることができました。当たり前のことを当たり前にやればいいのです。なめすぎず、恐れすぎず頑張りましょう。
最後に新入生の皆さん、大学に入学したらワンダーフォーゲル部に入部しませんか。ワンゲルでは山岳縦走、沢登り、自転車、ボート、山スキーなど様々な活動をしており、きっと自分に合った活動を見つけることができるはずです。
以下にワンゲルに入部するのに適した人、入部すべき人を記します。
・大学に入って何か新しいことを始めたい人。
・何かに真剣に取り組みたい人。
・何かしらのコミュニティに入りたいが、サークルはなんかちょっと・・・という人
・人付き合いが苦手な方。大学で友人を作るのに大いに不安がある方。
・高校時代元山岳部、登山部、ワンダーフォーゲル部。
私はというとこの五項目すべてに該当していました。とりわけ四項目目が、私がワンゲルに入部した大きな理由でした。
今でもワンゲルに入部していなかったらと考えると恐ろしいです。それでは皆さんの入部を待っています。
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