こんにちは!新人の堀です。
6/6〜10にかけて行われた錬成合宿八ヶ岳隊について書こうと思います。
実は私、中3の時にも八ヶ岳に登っていまして、その時に高山植物に一目惚れし、「大学では登山しまくりたい!」と思ったのが入部のきっかけの一つでした。
なので、錬成は恐ろしい合宿だと散々聞かされていても、どこか楽しみにしていた節がありました。そんな甘っちょろい考えは開始3秒で打ち砕かれたわけですが…
まず、ザックが一人で背負えない上、林道を真っ直ぐ歩けません。「おいおいマジかお前…」と誰もが思ったことでしょう。私が一番思っていました。
二日目の朝の出発直後、ホテイランがたくさん!かわいいなあ。しかし、植物を純粋に楽しめたのは、これが最初で最後となりました。
この日は結局体調を崩して赤岳に登ることができず。後から考えると登れたような気もします。いつかリベンジを。
三日目。正直よく覚えていないですが、何個か山を越えた気がします。足、進まない。
多分この日の写真なはずやけど、どういう状況で撮ったんやろこれ…全然思い出せない…シュールだ…
結局12時に麦草峠着のリミットは切れなかったため、予定を変更して黒百合ヒュッテで幕営となりましたが、設営もミス連発でもはや何しにきたのかよくわからない状態になりました。
また、この日は夜雨が降ったため寝付けず何度か起きましたが、いつ起きても同期が暗闇の中上体を起こして静止しているので軽くホラーでした。
四日目、9時のリミットに間に合うために急ぎます。平地で全然前に追いつけないのは夏までになんとかしたい問題です。
途中のニュウでは異常なほどはしゃぐ先輩たちと新人との間で温度差が…ニュウからの雲海は綺麗でしたが、とにかくこれからの道のりが怖く綺麗な景色に集中できません。
この日登った茶臼山の山頂で、初めて景色を楽しめた気がしました。
新人が二人も笑ってる写真は多分これだけ。
この後の下山がやたらキツかった。いえ、多分一般的にはそんなでもないとは思います。ただあの岩の転がる下り斜面で足を一歩ずつ下ろす時のズシリとした衝撃は、私は何年たっても慣れる気がしません。
さて、とうとう最終日です。最後の朝の撤収をかっこよく決められなかったので最後の行動はせめて頑張ろうと気合を入れます。でも登り、キツイもんには変わりない…疲れがたまっているはずの先輩方は涼しそうな顔で登っていて、尊敬を通り越し恐怖すら覚えました。
山頂付近のひらけた景色、ほんとに好き。
頑張りすぎた同期の体調不良のため、この日の山場である蓼科山へは登らず、下山しました。
限界の限界まで頑張った同期と比べて自分は全力を出していたのか、もやもやしたまま終わりを迎えた錬成合宿。もう絶対に行きたくないけど、やっぱりもう一度行きたいような、そんな未練の残る合宿となってしまいました。この借りはいつか絶対に返してやる。
長々と読んでくださりありがとうございました!
錬成お疲れ様です。新人の錬成はみんなそんなもんです!笑色々登っていくうちに、山に身体が慣れていきますよー。
高山植物も、もっと楽しめるようになると良いですね✨
気づくのが遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございます!早く慣れて楽しみを増やしたいものです…