75代年間方針『成長』

 

70代夏合宿 奥羽激漕ぎ隊ボートR

ボート

8/21(水) 移動日

 山形駅から高擶駅を経由して、村山駅へ移動。高擶駅の佐川急便営業所へ向かう荷物回収班と個装を村山へ運ぶ班に分かれる。荷物回収に手間取り予定の電車を逃す、18時半頃村山駅着。この時間帯は帰宅ラッシュのようで、電車がキツかった。

タクシーを1台使い、村山市民体育館まで装備を運搬する(村山タクシー、1700円)。駐車場にて就寝(トイレあり)、体育館の関係者の方から差し入れを頂いた。

8/22(木) C1

 5時起床、6時半体操。

隼の瀬眺望公園9時

赤石辺りの中州11時半

三難所下りの桟橋からボートを下した、出艇は8時。ここはかなり狭く、遊船が2艇停められていた。既に水が汚い。皆が水の汚さを言ってくるが、やむなし。今日は碁点、三ヶの瀬、隼の瀬という三難所があるのだが、隼は気付かず通り過ぎてしまった。

隼の瀬眺望公園9時、隼の瀬は手前の中州左岸側にあると思われる(右岸側を通った)。

赤石辺りの中州で昼食。今合宿はレーションの代わりに袋麺を作った。お腹も満たされるし、大休憩があった方が午後ダレない気がする。

大橋を通過した14時半頃、雨に降られる。幕営地の下河原公園は東屋がないため、右岸の河原に上陸。日照畑公園にて雨宿りをする。水場とトイレ、土管型の遊具があり、ここで幕営することを決める。

8/23(金) 停滞

 6時起床、17時再集合。

皆風呂に行っていた。風呂は幕営地から1.3km、入浴390円・休憩260円。

河原は水面から2m程度。河原に水位表らしき物があるが、階段と対応していて水位を視覚化する警告板なので関係ない。

8/24(土) C2

 5時起床、7時出艇。この日は29kmと行程が長いので、休憩地点を2つ指定し漕ぐことを説明した。大浦橋奥の砂浜と小国川合流地点の2か所。

大浦橋8時15分、休憩地点は見当たらなかった

小国川合流地点10時40分

ここは広い浜で薪が拾えた。釣り師の人も3人いた

大石田—本合海間は蛇行が多く流れが弱いため、しっかり漕がないと進まない。また読図も厄介なので、支流の合流点と橋を見失わないように。本合海水辺プラザ前のレストラン跡地にて幕営、ここは近隣の方や釣り師の人がちらほら来るので幕営はオススメしない。この日一部の隊員の個装が浸水した。理由は装備の重さでボートが沈み、長時間水に浸かったせいだと思われる。

8/25(日) C3

 6時起床、8時出艇。

古口港9時半、ファミリーマートあり

最上峡くさなぎ港12時半着

昨日の反省から荷物を縦積み(昨日は横積み)、貴重品は10lの防水袋にまとめた。出艇してすぐ上陸できそうな場所はあった、おそらく水辺プラザ。道の駅とざわで水を組むつもりだったが、上陸不可。古口港では船着場の端にボートを停めさせてもらい、小一時間休憩。以降最上峡は緩やかな流れがあり、漕がなくても進む。遊船は右岸と左岸を行ったり来たりするので要注意。船頭さんは待ってくれるが、迷惑をかけないよう気をつけたい。風は11時半から追い風。

くさなぎ港でも船着場にボートを停めさせていただき、幕営。しかし、ここは商業施設であり会社の持ち物なので、幕営は別の場所で行うこと。今回は施設の方からお許しをいただき、幕営させていただいた。

8/26(月) G

 5時起床、7時出艇。

さみだれ大堰7時10分着、50分出艇

庄内大橋10時半

新両羽橋手前右岸11時半着、13時10分出艇

宮野浦海岸15時40分着

堰は右岸からポーテージ、舗装路まで荷物をあげた方が楽かもしれない(下は藪)。堰の上流、下流ともに階段あり。堰以降は若干流れがあり、エディが少し強い。ペースが速かったので、新庄大橋10時半リミットで海まで行くことを決めた。新両羽橋-海間、アキレスは4人漕ぎで進んだが、ダッキーと10分ほど間が空いた。ダッキーはシングルパドル2本とダブルブレード1本を積んでおくと、ノンストップで進める。夕日を眺めつつ、幕営。

【最上川について】

 最上川は支流が多く、増水の目安になる指標はないそう。米沢など上流部の大雨で下流が増水することもあるというお話なので、天気に気をつけること。また、最上峡では早朝に霧がかかっていた。出発時には晴れていたが、そういう気象特性なのかもしれない。

【課題】

 ボート活動は雨に弱いので、雨天時の対策を研究する必要あり。タープの活用や予備日など。

【取り組み】

 今合宿で意識したことは2つ。1.昼食2.漕ぎ手の回し方 だ。

1.レーションが要らない上に、昼食休憩をとることで行程が管理しやすい。良い取り組みだったと思う。

2.アキレス5人、ダッキー2人で分け、休憩が各1人となるように調整した。基本的に前漕ぎ2人と後ろ漕ぎ2人、20分1交代で回した。今合宿は操船練習のために後ろ漕ぎを2人にしたが、ツーリングでは1人の方が良いだろう。前漕ぎ2人後ろ漕ぎ1人、トロ場や追い風の際は前漕ぎ4人という調整が良いように思う。時間も30分はかなり長かったので、20分回しがいいだろう。ワンゲルではボートに時間を取れる機会は少ないので、練習としての側面も意識した。

【雑感】

 ボートツーリングの楽しさは、ぼーっとしてる瞬間にあると思う。晴れた日にゆらゆら漂うボートの上でぼーっとする。そのためには晴れていないと論外だし、誰かが休むとボートが進まないようではいけない。漕ぎ手の回し方や休憩の取り方、上陸地点などを事前に調べて見当をつけておくことが必要だ。何より雨の日のボートは楽しくないので、日程に余裕を持った計画をオススメしたい。

本合海のレストラン跡地

C2幕営地の対岸。崖の中腹にある何かわかるだろうか。

パッキング

道の駅とざわ

古口港

最上峡

白糸の滝

くさなぎ港

通路真ん中手前の上りに過去の増水時の張り紙がある。

さみだれ大堰。1年前から交渉すれば開門してくれる可能性あり。

ボートを降ろしたところ

最上川大橋の辺り

日本海と夕日

<水位>

大石田

22日22時10.50m

23日22時11.08m

本合海

24日19時0.89m

高屋

25日12時-0.25

  21時-0.35

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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