こんにちは!新人の佐藤です。5月13日(日)に奥多摩の真名井沢にいき、体験ワンダリングを行ってきました。
私は前日の12日夜に奥多摩駅に着き、すでに就寝モードの先輩方とともに次の日に備えました(初めての雑魚寝でなかなか眠れませんでした)。
次の日の朝、ツバメが盛んに鳴く声で目覚め一行は青梅線で川井駅へ。そこからバスで登山道の入り口までいき、少し歩くと真名井沢の入渓ポイントへ。あいにくの曇り空ながら藪の向こうを流れる水の音や色とりどりのカラビナ、シュリンゲにいやが応でも沢への期待が募ります。
沢足袋を水中にいれ、いざ出発!冷たい川の水を足全体で感じながら、足の裏に当たる石の存在を確認しながら、じゃぼじゃぼ進みます。先輩に教えられた沢を進むときのコツは簡単に動いてしまう浮き石に気をつけながら摺り足で歩くということです。また赤色のこけが生えた石に乗らないこと。これにより、沢での転倒やけがを防げるとのことでした。
今回沢の体験をしていて一番魅了されたのが、豊かな自然に対して体全身でもって、ぶつかっていけるということでした。勢いよく水が流れる数メートルの滝。この一本の滝に対しても隊の皆さんがそれぞれのアプローチの仕方で挑んでいるのが、単純にかっこよく思えました。
また加工されていない本当の天然水のおいしいこと!全身ずぶ濡れになりながら思いっきり楽しめたと思います。
もちろん沢の魅力は水との戯れだけではなく、最後の詰め上がりにもあるのではないかと思います。それ相応に急勾配の斜面を駆け上るのは息も上がり最もつらかったのですが、山道に出たときの達成感は言い様もないものでした。
最後に、沢での活動は川と山の両方を味わえるお得な活動かなと感じました。自然の雄大さを全身に感じとても面白かったです。夏はより自然が雄大な紀伊で活動すると聞いており気になっています。参加できたらいいなあと思ってます。
帰りの青梅線は疲れてぐったりでした。以上で奥多摩での体験ワンダリングの報告を終わります。
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