69代夏合宿 沢隊@台高山脈 2018/8/16-21

沢登り

こんにちは。2年の坂上です。
新人佐藤に引き続き、夏合宿沢隊2ラウンドを振り返っていきます

~C0
長かったようで短かった休養日を終えて、再び紀伊の沢に挑んでいきます。舞台はところ代わって台高山脈。果たしてどんな沢が待っているのか心弾みます。2ラウンドは1ラウンドとは違い、穏当にC0地点に到着。しかし、はやくもヒルが発生し、佐藤が犠牲に、、、。

C0~C1
やはり入渓地点までは遠い、、、。4時間歩いてやっと入渓。しかもやたらヒルが多い。紀伊の沢アクセスが絶望的に悪いですね。水の澄んだ綺麗な沢を遡行すること3時間。本日の幕営地に到着しました。そこには圧倒されるような50m大滝!並んで60m大滝もかかります。二つで夫婦滝というそうです。
自然の雄大さを感じました。これを見るために、何時間も歩いても報われるような気がします。

C1~C2
この日は目の前の雄大な滝を高巻きすろことから始まりました。が、一向にルートが見つからない、、、3時間も彷徨った末、幕営地に戻ってようやく見つけました。とんでもないタイムロス。しかも高度感が結構怖い。結局行程を大幅に縮めて、幕営しました。

C2~C3
今日は次の沢に向かうために下山するだけ、と思いつつ出発しました。しかし、道が分かりにくい。なんだかんだで林道に出るまで6時間もかかってしまいました。どうにも道を外れていたようですが、どこが正しい道だったのやら。大きな明神滝を見下ろしつつ、林道を歩き切り、河原で幕営。家族連れがBBQとか夏を満喫しているのを傍目に、日清焼きそばを食べました。うん、うまい!

C3~C4
ここで残念ながら、新人佐藤とK倉が離脱。ただでさえ少ない沢隊が減ってしまった、、、。しかも朝から雨。
今日は、台風の接近のせいで、今合宿最後の沢になるであろう黒倉又谷を遡行します。
遡行開始直後に大きなゴルジュがあったのですが、雨も降って寒いの高巻いていきます。楽しい沢登りながらも徐々に雨は強くなり、幕営予定地にて翌日の詰め上がりを強行することを決定しました。
遡行図によればここから凡谷だそうなんで、いけるだろう。と、思っていたのですが唐突に20~30m大滝が出現!これどうすんだろ、、、。途方に暮れつつもルートを模索し、沢沿いの尾根を強引に登り詰めていきます。
きつすぎる斜面に、ついにはガードレールの幻覚(ただの倒木)を見て、「ガードレールがあった!」と隊を一気に盛り上げ絶望させる、という珍事さえ、起りました。アレは大変申し訳なかったです、はい。
どうにか、本当にどうにか作業道に入ったときは安心しました。ところが、この作業道も崩れていて通行不可能に。そばの稜線に上がってやり過ごし、本物のガードレールが見えたときは、本当に嬉しかったです。

黒倉又を詰めあがる方は注意してください!

車道を1時間歩き、ようやく大台ケ原に到着。大変親切な宿にお世話になり、一晩を明かせました。心・湯治館様、大変お世話になりました。

C4~G
この日は朝から強風、大雨でした。泊まらせていただいた宿の窓にたたきつけるような大雨が降っていました。ぱっと日出ヶ岳の山頂を踏んで、一日バスを待っていました。
夜には離脱した二人とも合流。なんだか久しぶりに会った気分でした。

ここまで2ラウンドを振り返ってみて、なんと濃密な合宿だたのだろうと、改めて思いました。全行程をやりきって、一つ強くなったと思えるのは気のではないでしょう。

最後に、事前調査などのご協力していただき夏合宿を成功に導いて下さったOB,OGの方々に感謝します。ありがとうございました。

 



大和谷・夫婦滝50m

黒倉又・ゴルジュ

黒倉又・詰めあがり作業道


大台ケ原・ゴール!

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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