67代秋合宿谷川隊記録
【主旨】
・無積雪期の技術完成
・谷川連峰の自然を楽しむ
【山域】
谷川連峰
【メンバー】
L小林 SL洪 2年:原 比呂 新人:市川 伊藤 實野
【行程】
10/20(火) 16:15高田馬場17:05=21:50土合 22:00就寝
10/21(水) 土合駅出発6:00=9:11 1484m地点―10:17白毛門―11:40笠ヶ岳―13:14朝日岳=15:15清水峠
10/22(木) 清水峠6:30=7:23七つ小屋山7:40-8:50蓬峠(水を汲む)9:30―10:25武能岳=13:02茂倉岳避難小屋
10/23(金) 茂倉岳避難小屋5:55=6:54一ノ倉岳のコル-8:21肩の小屋―9:55オジカ沢ノ頭―10:55避難小屋―12:34万太郎山=13:20越路避難小屋
10/24(土) 越路避難小屋=7:20エビス大黒ノ頭―8:36仙ノ倉山―9:53平標山―11:16 1200m地点=12:25平標登山口
【水場情報】
●清水峠謙信尾根側:
清水峠を謙信尾根沿いに5分ほど歩いたところの沢との交差点にあり。この時期はほとんど涸れていた。
●清水峠旧国道側
旧国道沿いに5分ほど歩くと沢が登山道上に流れている。この時期でも涸れていない。水は取れる。
●蓬峠:
蓬峠より10分ほど下ったところに、水量豊富な水場あり。かなり下まで下るのでのぼり返しが大変。
●茂倉岳避難小屋:
小屋近くに水場はあるが、ポリタンに水をためるのに時間がかかる程度の水量
●越路避難小屋:
「山と高原地図」に水場記載も場所を発見できず。
●平標山の家:
豊富できれいな水場あり。
●1200m地点:
水場あり。枯葉が沈殿し、澱んでいる。
【記録】
10/20(火)
16:15高田馬場駅集合。先発隊メンバーと沢木監督が見送りに来てくださる。たくさんの差し入れをいただいて、ワンゲルおなじみの土合駅へ。地上へと向かう階段は非常にながい。明日の準備をしてきょうはそそくさと就寝22:00。
10/21(水)
5:00起床、6:00土合駅出発。天気は快晴で、紅葉が美しい。天気図を見る限り、このまま快晴が続くかなと期待する。(だがその期待は裏切られることになる。)
この日は順調に行程を進め清水峠に15:15には到着していた。ただ、朝日岳を過ぎたあたりからガスがかかりはじめ、清水峠では完全にガスっていた。風も強くふきつけて寒い。テント設営を行い、食当を行って就寝。ちなみにこの日、翌日以降の行動に大きく影響が出る大事件が起きつつあるのだが、それは後程記述する。
10/22(木)
4:00起床。この時点で新人Iのエレキが無いことが確定となる。秋山では日照時間が短いことから、行程を短縮せざるを得ない。この事実は予定幕営地を変更せざるを得ない重大な事実であった。
この日は帯状高気圧が日本列島上を覆っているにも関わらず、ガス時折雨。吹き付ける風が寒く隊の雰囲気も重苦しい。
それでもなんとか茂倉岳避難小屋に到着し幕営。
10/23(金)
4:00起床。今日は予定幕営地より手前の越路避難小屋に幕営する予定である。昨日よりは天候も良くなるが、ガスは抜けず吹き付ける風は寒い。とくに谷川岳山頂はあられ交じりの雨が吹き付けていた。さすが「魔の山」である。越路避難小屋になんとか着いたかと思うと、水場がないというアクシデントが発生し(エアリアには水場が書いてあった。)なんとか、最終夜用の水で対応する。今後このようなことは無いように、下調べには念には念を入れなければならなかった。
10/24(土)
天候悪化が見込まれるため、計画より一足早く下山する。下山日に限ってあいにくの晴れ。
なんだかんだと様々なアクシデントが発生した合宿であったが、自分たちの実力と不足している部分がよく分かった合宿であった。
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