70代冬合宿 山小屋

山スキー

こんにちは、新人の近藤です。
今回は冬合宿の山小屋生活について書かせていただきたいと思います。
僕は昨年の11月に入部したので、今回がワンゲルでの初めての合宿になりました。
山小屋生活は、起床、朝食、シール歩行訓練、シール切り替え練習、ゲレンデでのスキー練習、遭難対策練習、天気図(新人)、ミーティング、夕食、就寝が主なルーティンとなっていました。各活動を紹介していきたいと思います。

この合宿のメインの練習であった、シール歩行訓練です。各自がスキー板にシールという布を貼ることでスキー板で山を登る時に摩擦を生じさせ、スキー板を装着したまま山を登るのがシール歩行です。普段と足の使い方が違うのでら習得には苦労しました。また登っている最中の方向転換に使う、キックターンも練習しました。新人も最終的には全員ほとんど完成に近づけることができていたので、良かったと思います。

次にスキー練習です。妙高高原のスキー場を使い、a.b.c班に分かれて新人が各々の班をたらい回しにされる形で先輩方に指導していただきながら練習しました。上級生はスキー板を揃えて新雪の上までもスイスイ滑っていき、とても追いつけませんでしたし、僕はしょっちゅう転びました(笑)。新人の新居と佐藤のスキーのレベルがすでにおかしかったことには言及しないでおきます‥。

遭難対策練習では埋没体験、ビーコン捜索、搬送法の実践などさまざまな活動を行いました。埋没体験は新人が雪崩に埋まる体験を実際に雪を使って行う活動です。実際に埋まってみると手足は動かせず、視界も遮られ、とても怖かったです。人によっては一瞬でパニックになってしまう人もいるように感じました。雪崩の怖さを改めて実感できたので、経験できて良かったと思います。

ビーコン捜索は下界でも練習したのですが、雪の中では足も簡単に動かせず、活動はとても困難でした。ツアー時はスキー板をつけて活動しましたが、とても動きづらかったです。やはり雪崩事故が起きないよう、最善の注意を払うようにしたいですね。

搬送法では主にシナリオトレーニングを行いました。3Sabcde法や低体温症の対策スクーリングなどこれまで机上で学んだことを含め、実践することができました。3年の先輩方に遭難者役をしていただき被災者の立場になった意見を聞き、さらなる改善を図るようにしました。目標時間も余裕をもって切っていたので、良かったと思います。

新人は夕方ひたすら天気図の作成練習に打ち込みました。なんとか全員合格できて良かったと思います。

また26日にはクリスマス会を行いました。2年の池田さんと熊倉さんがサンタとトナカイになり、プレゼント交換を行いました。ケーキも美味しくいただきました。

そしてこの合宿の目玉(?)となっているのが、新人の昇格式です。佐藤信太郎、新居将史、野口巧人が新人から1年生に昇格しました。僕と堀は今回の昇格は見送りになりましたが、春に1年生に昇格できるよう、励みたいと思います。OBの皆様、はるばる遠くまで来てくださりありがとうございました。

ツアー活動についてはまた別のタイトルで書いているので、そちらをご参照ください。


Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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