[メンバー] L T橋, SL F地, U林, F田
[目的] 新人同士の仲を深める
[概念図]
[行動時間]
1日目 8:50韮崎駅=10:02みずがき山荘バス停―(10:30瑞牆山荘出発)―11:18富士見平小屋―(11:45富士見平小屋出発)―13:09瑞牆山―14:56富士見平小屋
2日目 6:05富士見平小屋―7:23大日岩―8:07砂払ノ頭―(8:35砂払ノ頭出発)―10:07富士見平小屋―(10:30富士見平小屋出発)―11:05瑞牆山荘―11:20みずがきバス停=12:40韮崎駅
[行動詳細]
0日目
金峰山に関して、地面凍結の情報を事前に得られた。はじめに確認した地面凍結に関する情報は、大日岩のあたりから金峰山山頂まで凍結している、アイゼン必須、というものである。そして、ワンダリング直前に確認した地面凍結の情報は、大日岩あたりに凍結はなく金峰山山頂付近にのみ少しある、というものである。直近の情報を頼りに、金峰山の行程はまだカットしないことにした。
なお,秋合宿の一件でK子は不参加になった。
1日目
7:28 F地、F田、T橋が同じ電車で韮崎駅に到着。U林はそれより前に到着していた。
7:50 韮崎駅は登山客で混んでいた。しかし、予定通りの山梨峡北交通バスに4人とも乗車できた。7:35発の臨時便も出ていた。運転手の方々が誘導していた。U林、F地は運良く座れた。F田、T橋は座れなかった。2時間ほど立ったままだった。
10:02 みずがき山荘バス停到着。途中乗車する人はいなかった。途中下車する人は数名いたが、ほとんどがみずがき山荘バス停で降りた。ICカードは使えない。バスから降りるのに時間がかかった。
10:30 登山開始。紅葉真っ盛りで綺麗だった。ルーファイ次第で登りやすい。
11:18 富士見平小屋到着。テント設営は手続きしてから、という看板があった。1人1000円(トイレ代込み)で、4000円払った。この時間でテントは多くあった。良い場所を見つけテント設営した。荷物は予定通りデポした。
11:45 富士見平小屋出発。沢の渡渉後から岩場が出てくる。岩に氷が張り付いてとても滑りやすいところがある。登りにくい岩場・鎖場が数カ所ある。そこでは人の渋滞が起こっていた。
13:09 瑞牆山登頂。とても良い展望だった。少しゆっくりしてからまた出発した。
14:56 富士見平小屋到着。水場は少し下りたところにある。水を汲み、食当して就寝した。
2日目
4:00 起床。夜に雨が降っていた。金峰山山頂付近では雪だったのではないか、と考えられた。金峰山に向かわず下山するか、金峰山に向かうかを考えた。天気が良いことと、直前のヤマレコの情報では地面の凍結は数百メートル程度であるということから、金峰山に向かうことにした。
6:05 富士見平小屋出発。
7:23 大日岩到着。この後から雪が積もっている場所が出てきた。岩自体も冷たいため、インナー手なりの手袋をしないと手が冷たくなる。
8:07 砂払ノ頭到着。直前までが雪で滑りやすい岩場になっていた。砂払ノ頭から視界が晴れる。地面が凍結し、その上に雪が少し積もっていた。通りすがりの登山客はほとんどがチェーンスパイク等を履いていた。話を聞くと、昨日は雪が降っていたらしい。氷の上に雪が積もっている道が続くらしい。金峰山山頂を眺められる場所まで少し上がった。迫力のある絶壁と、稜線の雪が積もった登山道を見た。登れても下れないだろう。金峰山山頂には行かず、予定通り往路を下山することにした。
8:35 下山開始。登りでは気づかなかったが、砂払ノ頭周辺も下りは滑って危険だった。慎重に下りた。
10:07 富士見平小屋到着。
11:05 瑞牆山荘到着。バスの時間までにブログ・SNSの担当を決めた。
11:20 山梨峡北交通バスに乗車。
12:40 韮崎駅到着。解散。
[行動省察] 今回の続行判断について
金峰山には結局登れなかった。結局登れないなら最初から登らなければよかったか。
今回に関しては、途中まで登ってよかった。天気がよかったからだ。砂払ノ頭から素晴らしい眺望を得られた。また、山行自体は気持ち良いものだった。ここまで晴れるのは個人的には珍しい。砂払ノ頭まで行って景色を見れただけ良かった。正直、天気が悪ければ金峰山に向かわず即下山していた。どのタイミングであれ、途中下山の判断はしていた。
[計画省察] 計画までの流れ・計画意図
山域をどこにするかを話し合った。11月始めだと積雪期に入る山域も多い。また、アクセスしにくいと前乗りする必要が出てくる。自然と奥多摩・奥秩父になった。ダメ元で鳳凰三山を希望したが却下された。
・丹沢山、塔ノ岳(丹沢)
・瑞牆山、金峰山(奥秩父)
・大岳山(奥多摩三山の1つ)
・赤城山(群馬)
・雲取山(奥多摩・奥秩父)
が候補に挙がり、登山をより楽しめそうな金峰山を希望した。許可されたので計画を作り始めた。
金峰山へのアプローチは3通りある。前乗りせずに済むか、交通費、バスの予約ができるか、など考慮した。その結果、今回は富士見平小屋を拠点に2回ピストン(瑞牆山・金峰山)するルートにした。ピストン行程はややつまらない。しかし、ピストン装備というところは隊内で評判が良かった。
文責 高橋勇人
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