八丁峠 体験自転車ワンダリング 2016/5/7

ワンダリング記録

初めまして!新人の伊藤です。
5/7に行われた体験自転車ワンダリングについて報告させていただきます。

出発は5/7だったので朝5時半に部室前に集合しました。僕は始発でなければ間に合わない時間でしたが僕が到着したころにはH呂先輩、Y岡先輩、U野先輩、僕と同じ新人のM田がすでに集まって問題なくスタートを切れました。
そして高田馬場駅まで自転車で行き、新人のS野と合流し西武秩父駅まで輪行しました。
輪行は周りの人の迷惑になってしまうと思っていましたが、朝早くに出たおかげで休日にもかかわらず空いていて快適に乗れました。

西武秩父駅に到着し、OBのU山さんと合流し、自転車を組立て出発しました。
途中でコンビニに寄り飲み物は二本分は買っておいたほうがいいということだったので買いました。そして、コンビニで2つの隊に分かれました。前半の隊はU山さん、U野先輩、M田、後半の隊はH呂先輩、Y岡先輩、S野、僕でした。
僕は自転車を乗るとなったらママチャリくらいにしか乗らなかったのでワンゲル部で使うようなしっかりとした自転車には初めて乗りました。ママチャリと違い少し漕いだだけでぐんぐん進み、とても楽しかったです。進んでいくと周りの景色はジブリ映画に出てくるような日本家屋があり、建物が少なく緑に囲まれ、それが熱いくらいの日差しを照り返し一層輝いて見えます。サングラスをかけてもまぶしいくらいでした。

1つ長い坂が現れました。角度こそ緩やかですが少しずつ体力が削られていきます。「結構キツイよ」ときいていたのでこれかと思い、疲れますね言うと「まだ序の口の序の口だよ!」と笑われてしまい、なんだか不安になってきます。
そうして進んでいくと途中から上り坂しか見なくなってきました。ずっと坂だと体力はどんどん削られていき、最初はみんな固まって進んでいたのですが僕は少しずつ遅れてしまい、H呂先輩と2人で登って行きました。坂を登っている最中は、「この坂を登ったら峠かな?」の繰り返しで精神的にも削られていきました。H呂先輩は歩いたほうが速いんじゃないかっていうくらいの僕のペースに合わせてくださったり、キツさを紛らわすために色々なエピソードを話してくださったりして、キツかったですが楽しく登ることができました。

2人だけで登ってしばらくして、休憩をしていると先発の上野先輩が道を間違えてしまい、別の峠へ行ってしまったという連絡がありました。
つまり、一番後ろを走っていると思っていたら実は、後ろがいたのです!!
その連絡を聞いて俄然やる気が出てきて、M田に負けまいと思い必死に漕ぎました。
しかし、虚しくも漕ぎ始めて2分ほどでU山さんが、5分ほどでU野先輩とM田が登ってきました。なんとか前田について行こうと頑張りましたが、すぐ置いてかれてしまいました。

そうして、ついに本当の峠を迎えました。すると先に着いていたS野が走って出迎えてくれたのです!遅すぎて怒られると思っていたら、反対に喜んでくれて嬉しかったです。
さらにU野先輩からオレンジジュースを頂きました。しかも、そのオレンジジュースはキンキンに冷えていました!自分の飲み物は秩父の日差しで完全にぬるくなっていたので、オレンジジュースは格別に美味しかったです。

休憩を終えると下りの前にトンネルに入ります。最初はサングラスをしたままトンネルに入ってることに気づかず、おどおどしながら進みました。トンネルを抜けるともう下り坂しかありません。自分の力で漕がずとも勝手に進んでくれるので、登りと違い爽快でした。下りは慎重に漕がなくてはいけないのでじっくり見ることはできませんが、きれいな景色を登りより余裕をもって楽しめました。

下に着くと先輩方にご飯を奢っていただきました。秩父は蕎麦が名物だそうですが、お腹がすいていたので僕はうどんを食べました。お腹が空ききっていた体に染み渡る美味しさでした。ご飯を食べ終え、解散しました。
自転車は登りはキツイですが、下りは最高に気持ちよかったです。下りのために登ると言っても過言ではないほどです。しかし、H呂先輩は登りのほうが楽しいと言っていたので、いつかその境地にたどり着きたいです。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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