こんにちは、新人のK崎です。
4/25~28に瑞牆山に新歓合宿に行ってきました。
4月25日。
雨具着脱とロープワークの確認をして、甘泉寮に一泊します。
瑞牆山は雪が残っている可能性があるので、その際にアイゼンの付け方の
確認もして、早めに就寝しました。
4月26日。
初日では、期待と緊張でドキドキしながら、新人は肩慣らしのため、
先にバスを降りて少し歩いてキャンプ場へと向かいます。
まず思ったことは、ザックがお…重い…。
ほんの数十分歩くだけでしたが、重いザックを背負いながらの山を登ることの
大変さを実感。
その後、キャンプ場に着いて、設営練習を行いましたが、まだまだ未熟で
課題が多く残るものとなりました。
食当では自身の不器用さを痛感しました。
野菜を切るのが遅く、ライターで火を点けるのが遅く、先輩に指示をして
いただきながら何とかカレーが完成しました。
お腹が空いていたのもあり、この時食べたカレーは本当に美味しかったです。
4月27日。
朝3時に、眠気で頭も視界もぼうっとする中、慌ただしく食当を終え、
ふりかけご飯と味噌汁を啜ります。
いざ、瑞牆山へと出陣!
鬼ヶ島のような、格好いい瑞牆山にテンション高く、一歩一歩歩きます。
すぐにザックの重さと山の傾斜が、足どりを重くします。
登れば登るほど、岩がゴツゴツしていたり、鎖にしがみつきながら登ったり、
ろくな山登り経験がない私は本当にここは人間が登れるところなのか!?と
思っていました。
ですが、キツいキツい、と思いながらも、みんなで大声で歌を歌いながら
登るのはとても楽しかったです。
無事に頂上へとたどり着いて、紺碧の空を合唱し、思い思いに記念写真を
撮った後、1日目に練習したアイゼンを履いて下山します。
私としては、この下山が完全に予想外でした。
登りではバテても、下山はスイスイ下れるだろうなんて甘く考えていたの
ですが、滑る雪と足場の悪い岩場に終始ビビる始末。
足を下ろすたびに、ズシッとかかる負荷にも慣れませんでした。
下山した後、振り返って見た瑞牆山はやっぱり鬼ヶ島みたいで
かっこいい山でした。
普通は登頂で達成感を感じるものですが、私は下山した後も
そんな瑞牆山を見て達成感を感じていました。
無事下山した後は、OBOGの方々とキャンプファイヤーで、お話しさせて
頂きました。
今回、体調の問題で山に登れなかった新人小林と合流し、恒例の寸劇を
披露させて頂きました。
「劇、良かったよ!」という温かいお言葉を頂きながら、新人で作った
カレーを振舞います。
まだまだ拙い食当で作った新人カレーを美味しいと言っていただけて
大変嬉しかったです。
今回の新歓合宿は異例の寒さだったようで、自然とみんなで火の周りに
集まります。
飲み物片手に、火の回りで談笑する、まさにキャンプファイヤーの醍醐味だな
と思いながら楽しい夜を終えました。
4月28日。
五時に起床し、OBOGの方と寒い山の朝、温かいお茶漬けを頂きます。
撤収作業を早々に終えて、全員で記念写真をパシャリ。
代ごとの写真は、その代の個性が出ていて興味深いものとなりました。
ちなみに「売り出し中のアイドルかよ!」と突っ込まれた新人の写真がこちら。
そんなこんなで、全力で楽しみ切った新歓合宿は無事に全日程を終えました。
帰りのバスでは、疲れで先輩方を含め爆睡。
そして、今回の合宿の計画を考えて頂いた先輩方、寒い中足を運んで頂いたOBOGの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
K崎
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