小草平ノ沢w-ing 2019/5/4

沢登り

【メンバー】

L 4年I藤

SL 4年T田

3年S上

2年N居

【タイム】

大倉バス停7:57=勘七の沢出会い9:18=石積み堰堤11:06=堀山の家12:23

=大倉バス停13:55

【行程】

丹沢の小草平ノ沢は、クライミング力が試される沢だった。

遡行図には、1級の初心者用の沢と書いてあるが、グレードが高い滝がいくつかあるので、沢経験者の同行が必須となる。

F1の5m滝は、上部の取りつきが悪い。途中にピトンが打たれているため、落口を上る際に自信がない場合はこちらにセルフビレイを取ったほうがいい。

F1を超えた少し先に、右壁にピトンが二つ打たれているため、初心者がいる場合は、こちらでトップロープシステムを作ってから登ったほうがいい。

右岸に巻き道があると遡行図には書かれているが、大高巻きを強いられる。巻く場合は塔ノ岳へ続く登山道をある程度行ってから、懸垂下降で沢に降りることになるだろうから、あまりおすすめはしない。

F1を超えた先にはすぐF2、F3、F4が出てくる。F2は左側に取りつくがホールドは少し弱い。水量が多いため、水をある程度被ることになる。

以降の3、4もあまりホールドがないため、強引の突破力が試される。

序盤のゴルジュ地帯を抜けると、倒木が多い地帯にでる。遡行図ではナメ沢の表記があるが、倒木によって道がふさがれているため、書かれていなければ気が付かない。

所々腐っている倒木も見られるため、あまり手掛かりにしてはいけない。

以降は登りやすい滝が連続する。

CS3m滝は左側に残置シュリンゲがあるため、そこを手掛かりにして登る。

二股を超えた6m滝は、取りつきが悪い。初心者には迷わずロープで確保したほうがいい。

ここが小草平の核心部だ。

そのまま進んでいくと水が涸れ、詰めあがりの相を為してくるが、想像していたよりもあっという間に終わった。

詰めあがりの短さも小草平の良さの1つである。

登山道に出た後は、天気が悪くなってきたため、急いで下山。途中で雨につかまったが、2時間かかる下山を1時間ほどで降りることができた。

倒木地帯。

切り口が均一なため、左右の尾根から切り倒された木を沢に落としたのだろう。

堀山の家での一枚。

たくさんの登山客でにぎわっていた。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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