75代年間方針『成長』

 

2021/1/15-17根子岳・四阿山pw-ing

ワンダリング記録

メンバー
総L佐藤信太郎 総SL新居将史
2年 上釜颯太、江森大希、大佐古直輝、小林葵、田中大貴、中島璃音
1年 倉澤宏太朗、野本隼汰、古橋陽太

天気
1/16 午前吹雪、午後雪
1/17 午前曇り、午後晴れ

1/15
20:00 大宮駅集合
21:40 上田駅着
24:00 就寝

 ワンダリング直前、山下が不参加となる。残念だが、団体装備は野本が回収し事なきを得る。今回は新幹線でアプローチ。例年通りステビを試みるも失敗。近くの城址公園で休息をとる。

1/16
5:30 起床
7:00 上田駅発
8:30 奥ダボススノーパーク着
9:05 リフトトップ発
12:40 根子岳山頂着
14:40 1750m付近
15:20 大明神沢過ぎ
16:30 食当
20:00 就寝

 朝自らのシバリングで目を覚ます。星空の美しさを得る代わりに放射冷却の寒さまで手にする。この段階でスキーウェア、兼用靴、テルモスを準備させる。早めが吉。菅平ダボスのバス停からスノーパークまではタクシーを利用する。近いがスタートを早めるためと古橋の膝のためである。
 根子岳の登りはゆったりとしている。途中数グループが我々を抜き去っていった。スノーシュー、スキー、スプリットボードとなんでもいる。避難小屋のわきを通るのが登山道だが、尾根を登ったほうが冬は楽なようだ。根子岳手前の一本でクトーを装着させる。今季まだ使ったことがなかったのでその練習である。
 根子岳までの登りは想定より1時間以上遅かった。原因は隊員の体調と店頭からの復帰に課題があったためである。寒さは天敵ゆえ、次の安達太良では行動力強化を目指す。
 根子岳からは西南西方向に下る。2050m付近南の尾根に乗らないよう注意。一時西の沢に入りかけそうになった。ルーファイ頑張ろう。1750m地点で分隊し、膝の痛みを訴えた古橋を志保さん・江森とともに下ろす。
 菅平牧場は広く楽しく滑ることができる。庭園路を進むと牛舎がでてくるが、そのまま直進してよい。今回は滑走できなくなるところまで進み、幕営した。11人で4張りのテントを立てるのはやはり時間がかかる。コロナのため通常の半分でテントを使用しているためだ。

荒れる根子岳登り

根子岳山頂!何も見えない

1/17
5:00 起床
5:40 朝食
7:02 行動開始
8:10 庭園路曲がり1700m手前
11:30 四阿山手前2300m
13:30 庭園路先1600m
14:30 旧四阿高原ホテル着

 6人用テントを3人で用いるのはやはり寒い。-7℃程度でこれでは吾妻の-15℃など生きた心地がしないだろう。食当勢はポリタンをシュラフに入れたとのこと。2日目の行動は庭園路歩きに始まる。3㎞弱。ラッセルも昨日同様ほぼなく、快適に進む。道すがら3グループほどとすれ違う。こちらは根子岳とは打って変わり皆、スキー客だった。トレースが残っており、進みやすい。遅ればせな隊員を歌を歌って励ます者。選曲が古い。ジュリーを歌っている。序盤は曇りがちだったが、2050mあたりから下界も切れ間から見えるように。志保さん曰く、浅間山が見えると。2150m付近から岩が露出し始めるので注意。2300mに乗って以降については稜線が狭く、10人以上のパーティーで進むとルートを破壊しそうだったので、下山を決める。スキーモードに切り替えをしていると、東大ワンゲルのOBの方に会う。
 下りはじめは露出岩や草の踏み抜きに注意。東側が完全に切れているのでそちらもよらない。1950m付近まで順調に下る。そこからはトラバースを何度も繰り返しながら庭園路あたりまで出る。計画ではここから先、ほぼ真西にトラバースする予定だったがそうはせず、庭園路に乗っかり、シール歩行をする。来年以降このルートをとる場合、庭園路からは登り返しが必要だとの認識を持ってほしい。または1750m付近からトラバースし、登りの登山道に出たほうが楽に下れるだろう。

四阿山下り:フォールラインを探す


 今回は春合宿に向けた3回のパーティーワンダリングの1回目として計画された。ルーファイ、リーダーとトップのコミュニケーション等今回見られた課題は次の安達太良で克服できるようにしたい。(佐藤)

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

関連記事

最近の活動

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ
TOP