こんにちは、2年中島です。先週ミステリーブルべ日本橋2020にOBさんたちと共に参加してきました！以前から興味のあったブルべ。OBさんからのお誘いでこのイベントに参加するとなってから当日までワクワクドキドキでした。今回はブルべの練習会ということでコース距離は短めの150kmでしたが、それでも私にとっては史上最も長い道のりでした！
そもそもブルべって何？とお思いの方もいるでしょう。ちなみにパーソナルカラーのことではありません。
ブルベとはノーサポート・自己責任の長距離サイクリングイベントで、タイムや順位には拘らず制限時間内での完走を認定するものです。 ブルベ（仏語 Brevet）は認定を意味します。参加者は事前に公表されているルートに従って走行し、指定されたチェックポイントを時間内に通過しゴールを目指します。制限時間はおおよそ平均時速15km程度で計算され、努力は要するものの無理のない速度で走れるように設定されています。ブルベの規則、交通法規は厳守です。規定の距離を制限時間内に走ると、コース完走の認定を受 けることができます。
オダックスジャパンHP（https://www.audax-japan.org/brevet/about_brevet/）より
ブルべとは？の基本的な答えは上の通りです。200kmや600kmのブルべが日本各地のオダックスランドヌールという団体によって開催されています。長距離であるところやタイムや順位にはこだわらないところが競技スポーツではないワンダーフォーゲル部の活動に通じると個人的には思っています。
ミステリーブルべは認定がもらえる正式なブルべではありませんが、走る地域も制限時間もコース距離も当日まではミステリー！というおもしろいイベントでした。前置きが長くなりましたが、当日の様子を振り返っていきます！
信濃町の聖徳記念絵画館前広場ユニコーン像前に集合し、装備のチェックを受けます。GPS使用不可というルールがあったので、各自のスマートフォンは封筒に封印されました。6時30分、私含むA班（がんばって完走しようね班）3人とB班（ガンガン飛ばしちゃうぜ班）3人に分かれて出発。
国立競技場や原宿駅前のコープオリンピア、代々木公園などのランドマークを眺めながら、最初のチェックポイントまではずっと23区内を走りました。キューシートという形式に慣れず、初っ端からコースを間違えたのは反省です（笑）その後はコースを間違えることはなく順調に思えましたが、最初のチェックポイントには3分ほど遅れてしまいました…ここでリタイアは悲しすぎるぞと思いましたが、「正式なブルべじゃないので大丈夫ですよ」と言ってもらえました。よかった…B班は20分ほど前に着いていたと聞き、流石先輩方…と思いました。
一つ目のチェックポイントまでは16kmほどでしたが、二つ目までは58ｋｍ以上あります。長い。名もなき道路をキューシート頼りに進むのは大変でしたが、目印を注意深く探し走るのは宝探しのようで楽しかったです。A班のH呂さんやK宮さんの御実家付近を通りました。途中K宮さんのタイヤがパンクするというアクシデントがあったものの、その後県道18号17㎞を50分ほどで頑張って漕いだ結果、今度はどうにか時間内に到着しました。ここまでで74km超。普段のワンダリングならここで終わってもおかしくない距離です。
新たなキューシートを受け取って、今度は北に向かって走っていきます。すぐに国道134号線に出ます。海も見えて気持ちいいので好きです。暑いくらいの快晴でよかった！途中でファストフード店があったらお昼を食べよう、と話していたのですが134号線を抜けるとあまりお店がない…次のキューシートはコンビニでプリントしてゲットする方式だったので、そのコンビニでお昼をとることにしました。23km空腹と闘いながら漕ぐのはちょっと大変でした。
残り50kmほど、制限時間まではあと4時間。30分ぐらい早くつけるんじゃない？と思っていました…この時は。4枚目のキューシートになってすぐ、ギアを最軽にしないと登れない急坂が登場。短距離だから足を着かずに登れましたが、すでに100㎞漕いだ脚にはなかなかしんどかったです。急坂を登った先にはフェリス女学院などの綺麗な校舎や豪華な住宅があり、これが横浜ブランドか～と田舎者は感動しました。港の見える丘公園で休憩がてら下車。
間に合わないんじゃない？と思い始めたのはその後15kmほど漕いでからでしょうか。細かなアップダウンや信号が多く予想より時間がかかってしまいました。横浜の市街地を抜けてからの30kmあまりはとにかくできるだけ早く着こうと必死になって走りました。日が落ちて気も落ち、プチ坂を見ると絶望的な気持ちになりましたが、慣れてくるとかえってランナーズハイのような状態になりました。
結局ゴールは50分遅れになってしまいましたが、なんとか完走できました。B班は制限時間より1時間以上早いタイムで到着していました。流石です。次は200kmのブルべにも参加してみたいです。そのときは寄り道はなし、休憩はタイトに行こうと思います。
長い1日でしたが、とても楽しい1日でした！ブルべ参加に誘ってくださったOBのみなさん、お声掛けしてくださったH呂さん、運営してくださったAR日本橋のスタッフのみなさん、ありがとうございました！
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