はじめまして.新人のFです.実は新人にFは2人いたりします.そんなことはさておき,2021/06/22~26に錬成合宿を飯豊連峰で行いました.
0日目
まず高田馬場駅に集合して移動します.電車にゆられ野沢駅に到着します.文字ではすぐですが実際には7時間ほど電車に乗っています.野沢駅からC0地点までは車で移動しました.
いよいよ始まります!
1日目
朝は天気が良くなくみんな雨具を着用してのスタートとなりました.どんどん登ります.ひたすら登ります.荷物の重さに耐えきれず息が上がり足が徐々に動かなくなってきます.また,視界の悪さも相まって楽しむというよりトレーニングをしている気分でした.
しかし,つらい時間も必ず終わりが来るというもの.いよいよC1だ!とその時,こんなに雪があるなんてびっくりです.しかもけっこうな急斜面になっていて滑りそうでした.しっかり滑りました.はじめまして.Fです.
さあ雪を乗り越え,ついにC1に到着です.しかし,安心するにはまだ早かったのです.なんと,例年より雪が多く残っていたため水場が使えなくなっていました.せっせときれいな雪をかき集めます.後で溶かして水にします.
予想外の出来事もあり,怒涛の1日目でした.
2日目
水場が使えるか怪しいのと,1日目で体調不良者が出たことなどからルートを変更,三国小屋まで戻ります.
その後体調不良であった新人と付き添いの先輩が小屋に残り,そのほかのメンバーはさらに疣岩山を往復します.ぐんぐん進みます.走ったりします.「もう限界だ」と思うこともありますが,そのたびに先輩や同期の声に励まされます.なんとか三国小屋まで戻ってこれました.
自分が小屋で休んでいる間に,水を取りに行っている先輩もいます.先輩たち,やっぱりすごいです.
3日目
下山するメンバーと別れ,飯豊山に向けて出発します.1日目に行った切合小屋を越え,さらに歩みを進めます.3日目は天気が良くて景色がとてもきれいでした.山座同定を行うことができました.ピストン装備のため今までよりザックが軽いので,気分も軽くなります.雪を越え,岩場を越え登っていきます.
さあ,山頂に近づくにつれてテンションも上がります.そして,,,
飯豊山の山頂から見える景色は最高でした.山頂ではスイカも食べました.おいしかったです.
来た道を戻っていきます.岩場や雪に気を付けながら戻ります.三国小屋に戻ります.
4日目(最終日)
行きに通ってきた道を引き返す形で下山します.「この道何回も通ったなあ」,「ここつらかったなあ」などと思いを巡らせます.1日目にどんどん登ったので,4日目はずんずん下ります.下りは集中力を使います.天気も良く合宿で学んだ読図,山座同定をしながら進みます.
そしてついに,,,ゴール!
長いようで短い錬成合宿が終わりました.この合宿で体力的にも技術的にも成長できたと感じます.
次の合宿は夏!学んだ技術を活かし頑張ります.ではまた.
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