メンバー:3年大佐古(CL)
2年倉澤(SL)野本
目的:岩トレで学んだロープワーク技術の確認
2年の実力向上
グレード:2級下(丹沢の谷200)
評価:体感グレード1級/1級上。難しくもなく、ロープワークの練習にも適していなかった。Ⅲ級程度の滝がかなり連続するため体験にはリスクがあるだろう。特に面白みもないのでもう行かないと思う。
詳しい記録はこちらからhttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3749581.html
〈記録〉
前日にレンタカーを借り、6時半に上石神井で野本と倉澤を拾う。8時20分竜神の泉奥のスペースに車をとめ沢装備を装着。明瞭な分かれ道から林道を歩いて河原に出たのち、少し下流方面に歩いて堰堤のすぐ上に流れ込む前大沢の出合へ。下降路の尾根は河原から見ると結構急に見えた。最悪懸垂で降りる旨を共有して入渓。
4m堰堤は左から登る。練習のため倉澤が上で支点を作り、ムンターで野本を引き上げた。支点となる木が右側なので、そもそも右から登るか、左から登る場合は中間支点を作るべき(作れそうなところはなさそう)。自分と野本は右から登ったが、これが今回の沢で一番難しく、野本は落ちていた。
2条6m(Ⅲ+)もロープを出し、倉澤がリード。残置ハーケン&スリングが中間に二つあり、終了点にペツルが二つ打ってある。残置の中間支点はバックアップで使いつつ、途中にハーケンを二つ打って右岸側に抜けた(ペツルは使わず)。倒木と根っこから支点をとった。打設したハーケンはよく効いていてよかった。
その後はパットするような場所もない。野本の練習にならなかったので、小滝で形だけリードの練習をした。
680m付近に踏み跡を見つけ、尾根へトラバースを始める。みんな読図をさぼっており何度か道を外してしまった。ピンクテープも張ってあるがあまり信用しない方が良い気がする。途中、有刺鉄線が張られた柵を二つ越えなければいけない。一つ目は向かって右端から、二つ目は中間部の穴から超えた。全体的に脆いのでかなり石が落ちる。他に遡行者がいる場合などは大倉尾根まで詰め上がるべきだろう。
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