2022/9/16 八ヶ岳南部女子w-ing

ワンダリング記録

【メンバー】L4年中島 SL2年浦林 新人高木

【概要】S観音平ー編笠山ー観音平G

【ヤマレコ】http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4686083.html

 

【計画省察】

現役女子部員だけで登山をしようという企画。
理想は現役女子全員で一泊くらいしたかったけれど、なかなか日程が合わず3人で日帰りという形になった。
ただせっかく夏休み中なので普段あまり日帰りでは選択肢に上がってこない、八ヶ岳南部の編笠山~権現岳の縦走を計画した。早稲田ワンゲルでは八ヶ岳で錬成合宿を行うのが近年定番になっているが、赤岳~権現岳のキレットが新人を連れて行くには危険であるため、権現岳以南の山に行くことはあまりない。(ついでにいうと、赤岳すぐ近くの阿弥陀岳もなぜか行かない。)
観音平発着で編笠山と権現岳を回ろうとすると、CT0.8倍でも約7時間かかる。日帰りで行くには東京から遠いこともあって少し厳しい時間設定であった。そのため、編笠山で12:45でリミットを設け、リミットに間に合わなかった場合は引き返すことにした。


【行動省察】

当初は8:10に小渕沢駅集合としていたが、タクシーの予約が一番早くて9:30でしか取れなかったため、9:10に集合に変更となった。これによりもともと厳しかった時間がさらに厳しくなり、間に合うかどうかがかなり瀬戸際なリミット設定になってしまった。タクシーの予約はもっと早くに行っておくべきだったと反省する。平日だからと油断していた。
9:00過ぎに全員集合する。天気予報は悪くなかったのに、薄曇り。駅前でタクシーに乗り込み、観音平に向かって標高が上がるにつれ、さらに雲が厚くなってきた。体操などを終えた頃にはほんの僅かではあるが雨粒も落ちてきた。10:00ごろ、雨降ったらもう編笠山だけでいっか、なんて話しながら登り始めた。
幸い、1時間ほど歩いた頃には天気は良くなってきた。しかしのんびりしすぎて想定(CT0.8倍)よりも少し遅くなってしまっていたため、無理のない範囲で速めに行こう、と高木に声をかける。
押手川の分岐を過ぎたあたりから、再び傾斜が強まり、だんだんと岩がちな道になってくる。ときどき立ち止まって後ろを振り返ると、南アルプスや富士山が見渡せ、奥多摩とはやっぱり全然雰囲気が違う。このころにはすっかり晴れて、空は晩夏の趣だった。
高木が頑張ってくれたおかげでリミットにどうにか間に合いそうなペースに修正できた。ただ、傾斜が強くなってからは高木はなかなかきつそうだった。浦林は大股でもないのに余裕ですいすい登っていき、頼もしい限りだった。
編笠山山頂は、3時間弱歩いただけでこんなの見ちゃっていいの?と思うくらい、いい景色だった。下には雲海が広がり、北には赤岳や権現岳、南西には南アルプス、南東には富士山。ちょうど3人それぞれが錬成や夏で登ってきたところが全部見れて、山のこういうところも好きだな、と思う。
結局、リミットには10分弱間に合わなかった。それでも同じペースで行けるなら下山は間に合うので、3人ともが望むなら予定通りの周回コースでもいいかなと思った。ここまででも十分満足できていたが、せっかく八ヶ岳まで来たので周回したい気持ちもあった。私とU林が「どっちでもいい」T木が「急いでいくよりはのんびり下ってしまいたい」ということで、原則通り下ることにした。
上部の岩場は下りではかなり急に感じた。私は今シーズン、毛無山・十二ヶ岳、金峰山(しかも大弛から)、富士山くらいしか行っていなかったこともあり少し緊張した。高木は下りはけっこう上手に歩けていた。
登りから恋バナが盛り上がっていたが、下りはさらに加速した。女子パーティー登山の醍醐味と言う感じがする。恋バナだけではなくいろいろな話をじっくりできて、それだけでも行った価値があったなと感じた。

全体を通して、予定より短くはなったものの、気楽なハイキングとしては十分満足できる内容だった。せっかく女子部員も増えてきているので、今後もどんどん女子パーティー登山を企画してみてほしいと思う。

【感想】
初めての女子だけの登山。天気も良く、たくさん話せて楽しかった。(欲を言えば女子全員で行きたかったけど)また、頂上からの雲海はとても綺麗だった。休み明けのいいスタートを切れたと思う。
by高木

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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