240420小草平ノ沢遡下降

沢登り

【目的】沢の遡下降の経験を積む

【メンバー】L4年高橋,SL4年藤田,3年山崎,2年細見,2年渡邉

【行動省察】

詳細はこちらから↓

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6682770.html

お馴染みの渋沢駅から大倉行きのバスに乗車する.いつも7:18のバスに乗ろうとして7:12渋沢駅着の電車に乗ってくるが,誰かしら乗れず臨時便に乗ってくる.7:12着の1つ前の電車は6:56着とかで大変なので,これは仕方ない.

二俣に到着し次第,シーズンインの細見のためにセーフティトークをして入渓.セーフティトークをすると一旦慎重に行動を開始できる感じがして良い.

開始早々カエルを発見.暖かくなってきましたね.

先週の勘七ノ沢でも通った堰堤.自分にとってはもう何も面白くないので左岸を楽に巻く.山崎や細見は登っていた.

二俣.左に行くと勘七ノ沢.右に行くと小草平ノ沢.先週は勘七ノ沢.今週は小草平ノ沢.

最初の5m滝.山崎がフリーで右壁を登るが,途中で動けなくなる.先週のモミソ沢でもこういうことがあったなと懐かしみながら,どうしようか考える.前回は巻いて上からザイルを垂らしたが今回は恐らく巻けないので,自分が下から登って行って山崎を追い抜いて登り切った.そしてお助け紐で救出.確かに上部に手と足があまりないかもしれないが,焦らずホールドを探すことが重要かなと思った.モミソ沢では山崎が高校野球の甲子園球場の領域を展開したが,今回は展開しなくて良かった.

その後も滝が連続するが,難易度としては上級生にとってはシーズン始めにちょうど良いと思う.何回か山崎が登り方が分からないという滝が出てきたがそこまで難しくはなく,そこで巻く方が危険なときが多かった.小草平ノ沢は高巻きが怖め.

小草平ノ沢の核心である7m滝は山崎がいけると思うとのことで,フリーで登らせた.すると上部で動けなくなった.この状況にはもう慣れたもので,自分が高巻いて上からお助け紐を垂らした.

モミソ沢遡下降もこうなってしまったのだが,山崎を救出したあたりでリミットを迎えた.下降を開始した.

この沢は下降は大変だった.何度も懸垂下降することになり時間がとてもかかる.行動時間が長くなってくると集中力が落ちてくるので,その中での懸垂下降には怖いものがある.毎回しっかり気を引き締めて降りる.

今回のワンダリングも時間がかかってしまい,大倉バス停に付いたのは18:00.シーズンインの人間がいるとは言え,ゆっくりと登攀練習みたいなことをしていると後々リスクを増やすことになるので次回以降は巻きをもう少し多くしていく.

【計画省察】

シーズンインのメンバーに下降経験も積ませる点では,難易度的に良い沢選定だったと考えている.5回くらい懸垂下降したが,これだけやれば一旦は身体が覚えてくれるだろう.ただシーズンインのメンバーのいない上級生ワンダリングだったら懸垂下降ばかりでつまらないだろう.

小草平ノ沢はグレードは低いものの登攀要素が多く,巻きが少々緊張する.初心者を連れていく場合にはある程度登れないと楽しめないかもしれない.普段ボルダリングをやっている人を連れていくには体験として連れていくと良いかなと思う.

【感想】

ここまで4月はハイペースで沢に来ているのですが、だんだん余裕をもって行動できるようになってきました。来週は休養として沢登りの計画は出ないらしいので、MBTI診断でもして時間を潰したいと思います。by渡邉

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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