75代年間方針『成長』
F田のハーケン・下降トップ練習
メンバー LO形 SLS木 F田
大倉バス停より少し進んだところに車を停め、バス停で寝る。
丹沢に車で来たのは初めてで、周囲の様子が分からず、しばらく迷った後に結局この場所に落ち着いた。
朝になってもしばらく道が分からず、右往左往する。歩きならば分かるのだが、来るまでとなるとどうにも道が限られ、カーナビも細い道は表示してくれないので、地形図を頼りに道を探すハメになる。やっとこさ目的地に通じる林道を見つけることが出来た。
一月前には体験で小草平を登っているが、今回は勘七を登り小草を下る。
練習なので行きやすく、見覚えがある沢を選んだ。
勘七に入ってすぐのところでしばらくハーケン打ちの練習をする。ちょうど良いリスを探して、ひたすら打つ。何度かうまく決まるところがあった。
F1ではF田がトップで登る。この滝は最初を超えてしまえばあとは楽だった。
引き上げたザイルが滝に流されていたのでまとめておくよう注意する。
F2は右壁の中ほどにちょうど良いテラスがあるので、そこでハーケンを打たせる。しかしこのあたりは脆く、打ちにくかったようだ。上からすぐ近くの堰堤を超える。
F3くの字滝はラストの足場が悪い。ハーケンを打って確保して狭いのでおく。斜めになっているので比較的登りやすい。しかし、ここでトップS木の打ったハーケンをF田が回収できない。もう少しだというので待っていたが、ハンマーの音ばかり聞こえる。どうもキマり過ぎてて抜けなくなったらしい。時間もかかり過ぎているので、回収は諦める。
F5はF田が修行した後、高巻いた。
そこから下は小滝が続くので、20mザイルを使う機会が多かった。
終盤には5m程の滝があるが、ここの滝で岩にかけたザイルが回収できなくなる。
もう一度登ってハーケンを打ち、それからくだる様にした。(つまりハーケンは残置)
ハーケンを2枚残すことになった。
下降後は沢近くの斜面で背負い懸垂の練習をする。実際やって(背負われて)みて、傾斜があると怖かった。シュリンゲで救助者と、ザイルと別に確保されているとはいえ、背負われた状態で状態を倒されると、結構怖い。今回が斜面だったことを考えると、滝の下降で背負うのは避けた方がいいと思った。
介助懸垂はいかに負傷者を左右に振らせないようにするかが大事で、上の下ろす人の確保器に抵抗を多く掛けているので負担はそんなになかった。一定の速度でゆっくりザイルを出すのが難しい。
またATCガイドのロック解除には、細いシュリンゲの角度が大事なので、練習してつかむといいだろう。
その後は渋沢に行ってラーメンを食べて、スーパーで酒とつまみを調達して、再び大倉から林道を走り、翌日の沢近くまで行った。
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