10月8日午前10時30分。私たちは、翌日に控えた長良川WWF本番に向け練習を開始する。午前中はスプリント予選区間を確認した後、車で移動しながらポイントとなる瀬をスカウティングする。午後はダウンリバーのコースを確認し、この日は道の駅にて就寝。
10月9日、大会初日。早朝からあいにくの雨だが、スプリント予選に向け最終調整を行う。9時半頃予定通り競技がスタートし、結果は15位。見事RJ-1入りを果たした。午後に行われた決勝では、予選7位のチキンハーツさんとの勝負。相手チームとの競り合いの中で私たちの目指すラインから外れる形となってしまい、負けてしまう。H2Hでどう戦うかが今後の課題となった。スプリント予選・決勝を終え、この日の成績は総合14位。競技終了後は冷えた体をお風呂で温め、カツカレーをお腹いっぱい食べたあと夜食券でラーメンを食べ、早めに就寝。
10月10日、大会2日目。水量が多かったため種目がスラロームからダウンリバーに変更となった。私たちは競技スタートの前に練習として一本下ることにしたのだが、なんと予期せずフリップしてしまう。リカバリーレベルの低さも露呈し、さらにスカウティングに来ていた他大の方々にも恥ずかしい姿をさらしてしまう羽目に…。フリップリカバリー、セルフレスキューも今後の課題である。この練習が功を奏したのかはわからないが、ダウンリバー本番ではチームの持てる力を存分に発揮することが出来、結果は12位。昨日のスプリントと合わせてこの時点での総合成績を13位とする。競技終了後は、焼き肉的なものや栗ご飯を美味しくいただき、夜食券でラーメンを食べ、お風呂に入ったあとはドリンク券でソフトドリンクをもらって就寝。
10月11日、大会最終日。種目は、前日に行えなかったスラローム。しかも時間の関係で1本勝負。競技がスタートし、始めの1番ゲートでまさかの失敗をすると、その後も立て直すことが出来ず、終わってみると全ゲートの半分もくぐれないという結果に。メンバー全員に悔しさが残った。
結局、3種目の総合成績は15位となった。私たちは9月から一生懸命練習を重ねて来て、去年よりもレベルアップして大会に臨んだはずだった。それでも満足のいく結果が出せなかったのは、きっと他のチームも私たち以上に必死に練習して来たからなのだろう。この悔しさを忘れずに、これからもまた来年の大会に向けて練習していきたい。
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