こんにちは、新人の伊藤です。秋合宿は錬成合宿と同じような位置づけにあると先輩から聞いていて、6月の思い出(トラウマ)が蘇ってくるように感じられました。しかし、終ってみると錬成よりは余裕をもって終えられたような気がします。夏合宿で鍛えられたんだなとわかる合宿になりました。
C0 高田馬場駅から小田原や熱海を経て、静岡駅へと向かいました。今年の夏は海を一回も見ていないので、車窓から見える海が凄く魅力的に感じられ、反対に1500mのアップが控えている次の日が怖くなりました。
C1 ついにその怖い日がやってきました。誰しもそうだとは思いますが、急登が一番苦しく感じます。見上げて見えるものは坂のみ…
この日が終われば後は楽しいだけだっ……!!の一心で何とか登り切りました!!
その日はさっぱりとした晴れで、暖かくて来てよかったなと思いました。
C2 前日の晴れが嘘かのような悪天、何よりも風が強い!!装備全てを合わせた体重は恐らく100㎏近くあると思いますが、それでも何度も体が振られます。普通の登山も好きですが、こうやって風が強かったりするのもスリルがあって意外と楽しいものでした。
そして、みんながテンポよく歩いたおかげで、なんと9時前に着きました!
授業始まる前にもう行動が終わるなんて不思議な気持ちでした。
C3 前日の雨や風がさらに強化されこの日は停滞でした。寒冷前線恐るべし……。
動かなくても腹は減るもので、朝もいつも通り食当をしましたが、雨や風の強い中の食当はなんともストレスフルな食当でしたね。
C4 この日は聖岳、兎岳、中盛丸山へと行きます。アップダウンが多いと、「せっかく登ったのに下るのか…」ともったいない感じがしますが、頂上へ着く喜びを何度も味わえたのがよかったです。また富士山がとても近く、大きくみえて、あの大きな山もこの足で登ってみたいと思えました。
C5 さあ、最後の山へと赤石岳に向かいます。途中で初めてトップをやりましたが、進むスピードの調整や道の確認などやることが多くて、ずっとやってたU野さんは大変なんだなとわかりました。そして遂についた頂上。今まで自分が歩んできた道のりが一本の線として見え、何ともいえぬ征服感、達成感がありました。縦走の楽しさがちゃんと分かった気がします。
錬成合宿と同じような位置づけだと言われた通り、今回もたくさんの荷物を持つことになりましたが、錬成の時とは違ってバテて団配を解除されることもなく、隊に少しでも貢献できたことは個人的にとても満足しています。次に迫る冬合宿は一段と荷物が増えると聞いたので、もっと荷物が持てるように鍛えていきたいと思います!!!
コメント