75代年間方針『成長』

 

230429-0503春合宿屋久島隊記録

登山・縦走

【メンバー】

L4年峯岸 SL4年山下 2年大須賀

【計画】

4/29(土)羽田-鹿児島-種子島(移動日)

4/30(日)種子島‐屋久島ー淀川登山口‐淀川小屋C1 ←登山パート

5/1(月)C1-宮之浦岳‐高塚小屋C2

5/2(火)C2-縄文杉-白谷雲水峡G

5/3(祝)宮之浦港-栗生-宮之浦G ←自転車パート

5/4(祝)帰京

【記録】

4/30

10時 屋久島で全員が合流。荷物整理などをしながら淀川登山口行きのバスを待つ。バス停前には観光センターのロッカーがあったので自転車で使う装備などは全部デポした。お土産も見つつ、バスに乗る。

12時50分 バスに乗る。合庁前で乗り換えとのことで、登山客が大勢乗っていた。合庁前で乗り継ぎのバスを待っている間に軽く雨に降られる。13時半発の紀元杉行きのバスに乗り継いだが、登山客が他の停留所からも次々に乗り込み、2台目のバスも臨時で出ていた。90リットルザックを膝にのせなければならなかったのできつかった。

14時50分 紀元杉到着。軽く身支度を整え、登山開始。淀川登山口についたのは15時20分だった。

15時50分 淀川小屋に到着。混雑を予想してもしテントが張れないようならば石塚小屋まで移動することを入山前から考えていたが、予想をはるかに上回る混雑で1人テントすら張れなさそうなほどだった。日没まで時間があったので石塚小屋まで移動することにした。

17時 花之江河分岐。ここから東に向かい、石塚小屋を目指す。この分岐あたりから明らかに道が悪くなり、水たまりが多くなる。注意深く歩かなければ登山靴がしみてしまいそうなほどだった。

18時10分 石塚小屋到着。ある程度こんでいたが、一応6人用テントを張るスペースは確保することができた。以降は夕食を取って就寝。

またこの際のミーティングで、石塚小屋まで移動したこと、自転車パートに余裕を持たせたいことを鑑みて5/2の行程を5/1にまとめ、1日短縮することに決定。

5/1

3時起床 朝食をとる

4時半 宮之浦岳に向け出発。まだあたりは暗いが、ヘッドランプを用いて慎重に進む。足場はやはり悪かったが、昨日から少し慣れていたのかあまり苦労することはなかった。

5時半 花之江河あたりに到着。すっかり明るくなっていた。向かってくる登山客はまだいなかったので安心して宮之浦岳を目指す。花之江~石塚がされていてに比べると格段に整備がされていて歩きやすい道が続いていた。岩よりもたまに現れる木道のほうが滑りやすいのが不思議だった。

7時30分 栗尾岳到着。あともう少しで宮之浦岳ということで、岩が多くなってくる。

7時45分 宮之浦岳到着。不思議な形の岩が立ち並ぶ。晴れていたので海が見えた。

10時40分 高塚小屋到着。宮之浦岳から歩き続けること3時間弱。下りも整備が進んでいて歩きやすかった。ここら辺からすれ違う登山客が増えてきた。あと〇㎞で縄文杉という表示も増え、胸が高鳴る。

11時 縄文杉到着。どこから現れたのか、登山客が大勢いてびっくりしてしまった。みなさん荒川登山口からいらっしゃるんですよ~とガイドの人は仰っていた。この先も混んでいることをガイドの方からお聞きして、もしかしたら白谷雲水峡16時発の最終バスに間に合わないかもしれないという疑念が頭をよぎる。ここで13時半までに楠川分岐に間に合わなければ、荒川登山口で降りることを決定した。

11時15分 下山開始。すれ違う人を待ちながらの下山。道幅も狭いため、前の人を追い抜かすこともできない状況が続く。地図では近く見えたウィルソン株までも長い道のりに感じた。

12時15分 ウィルソン株到着。空洞に入ったがどうすれば切り株がハート型に見えるのかわからず5分ほど空洞の中をぐるぐるしていた。結局ハート型に見えなかったのですこし残念だった。

12時40分 大株歩道入口。ここからトロッコ道を用いて下る。この辺からなぜか人が少なくなってきたので歩きやすかった。トロッコ道は登山靴だと足裏が痛くなるが、平坦だったので歩きやすい。ただひたすら長い!

14時45分 荒川登山口到着。お疲れ様でした!

宮之浦岳山頂から
投石小屋手前。
栗尾岳手前

5/2 自転車パート

余裕があったため、自転車での屋久島1周パートを2日に分けることに。

10時 出発。前日レンタルしておいたチャリに乗り、スタートから45㎞地点の青少年旅行村を目指す。

11時 永田浜到着。時間に余裕があるため、景色が綺麗なところで長めに休憩をとる。山下と大須賀は海に入っていた。

12時 西部林道入口。ここから噂に聞いていたヒルクライム&野生生物たちの住処となっている道が始まる。電話も通じないため、なにかあったらどうしようとドキドキしていた。

道は事前情報ほどあれているわけではなかった。道に少しだけ枝が落ちていたり水たまりがあるくらいで快適に進む。ヒルクライムも心地良いくらいの上り坂で楽しくのぼる。

途中、目の前に止まった車が現れる。こんなところでどうしたんだろうと不思議に思っていたら、そこには2匹の猿が肩を寄せ合って毛づくろいしていた。これはたしかに止まるしかないな……とほっこりしながら数分間眺めていた。あまりにも動かないので、自転車を降りて猿たちとすれ違う。リラックスしているのか、こちらにかまうことはない。

2匹の猿
鹿のおしり

14時半 大川の滝。落差88mの滝は大迫力だった。水を汲んで飲んでみたらおいしかった。

15時 青少年旅行村到着

5/3

6時出発 屋久島もあと半周。フェリーの時間に間に合うように早めに出る。

7時30分 平中海中温泉到着。干潮時にしか入ることができない温泉として有名らしい。5時半に干潮だと調べていたので入ることはできないと思っていたが、近づいてみると風呂場らしき岩場部分が見えている。これはもしや……と思って手で触ってみるとしっかりと温かかったので、長めに休憩を取り、足湯を楽しんだ。

11時 トローキの滝。海に直接そそぐ滝らしい。

トローキの滝

13時 宮之浦到着。怪我も事故もなく到着できたのでよかった。

永田浜より
Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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