こんにちは、かなりお久しぶりになりました。3年の橋下です。
プレ春合宿はβ隊も全行程を無事に終えることができました。一言で言うと、かなり濃い合宿だった思います。
天候は思い出せば良い日が多かったように思いますが、6℃まで上がったかと思えば、-13℃まで下がるような寒暖の落差があるなど厳しい冬山を体感できて、いい経験になりました。
ただ残念だったのは、基本的に北方向の斜面を滑る計画で良い雪質の斜面を狙っていたのですが、事前に雪がほとんど降らなかったためか、黒姫以外はアイスバーン気味の斜面になっていました。特に高デッキ山からの下りでは、斜度35度付近で、すごく濃い樹林帯の斜面がカリカリに凍っており、基本横滑りの修行になってしまいました(むしろ最後の黒姫以外、基本的に横滑り多用でした)。
ですが、この斜面でも安全に、しかもハマらずに行動できた私たちの隊はなかなかの行動力があるのだと感心しました。特に1年のO平は合宿が終わってももう1ラウンド行けるくらいの体力は残っているという余裕っぷりで、行動に関しては申し分なしでした。頼もしい限りです。2年生も一人で、トップ、ラッセル、1年指導、食当、次期リーダーの修行とかなり頑張っていました。
個人的には、今合宿でリーダーとしてかなり未熟な点が浮き彫りになり、もっと努力しなければならないと痛感しました。今回無事に終えられたのは、運が良かった位に思って、春合宿に向けてより緻密に計画を詰めていきたいと思います。
ともあれこれでやっと春合宿への切符を手に入れました。この2年間、正式な形で春合宿をやることが叶いませんでした。私たち3年生にとっても初めての春合宿です。正直ものすごくうれしいです。
今年のテーマは「探求」。私たちβ隊は、積雪期通して頸城山塊を文字通り縦断することが目標です。
冬合宿で「杉野沢」から山小屋を経て「妙高山外輪」まで。
プレ春合宿では頸城山塊最南端の「飯綱山」から佐渡山、御巣鷹山、黒姫山を経由して、冬合宿始まりの地「杉野沢」へ。
そして春合宿では冬合宿で全員で登った「妙高山外輪」から北上して、火打山、容雅山、大毛無山を繋いで、最北部に位置する「粟立山」まで
春合宿が終われば、この積雪期通して歩いた道が、一本の線のような軌跡を描いて、頸城山塊大縦断を達成することができます。この時期にこれほどスケールの大きな縦走を行うなんて、なかなかないと思います。1回1回の合宿の難易度はそこまで高くなくとも、すべての合宿をやり切ったときに、この積雪期の頑張りや苦労が、目に見える形で分かるというのは素晴らしいことだと思っています。すべて終わった時に感じられる達成感は一入でしょう。
そしてさらに、焼山や金山に行くα隊の行程を含めると、部全体で頸城山塊の主要な山のほぼすべてを行き尽くしたことになります。ワンダーフォーゲル部として、今年の積雪期は頸城山塊をやり尽くしたと言えるよう、そしてその時の達成感を皆で味わえるよう、残りの上半期も精一杯頑張りたいと思います。
【β隊積雪期合宿完成予想図↓】
とリーダーが合宿等の感想を書いても面白くないので、細かい感想は他の人に任せます。あとは写真で軽くプレ合宿を振り返って終わりにしたいと思います。
【β隊プレ春合宿】
【1日目】
【2日目】
【3日目】
【最終日】
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