75代年間方針『成長』

 

プレ春合宿β隊

日常・感想

こんにちは、かなりお久しぶりになりました。3年の橋下です。

プレ春合宿はβ隊も全行程を無事に終えることができました。一言で言うと、かなり濃い合宿だった思います。

天候は思い出せば良い日が多かったように思いますが、6℃まで上がったかと思えば、-13℃まで下がるような寒暖の落差があるなど厳しい冬山を体感できて、いい経験になりました。

ただ残念だったのは、基本的に北方向の斜面を滑る計画で良い雪質の斜面を狙っていたのですが、事前に雪がほとんど降らなかったためか、黒姫以外はアイスバーン気味の斜面になっていました。特に高デッキ山からの下りでは、斜度35度付近で、すごく濃い樹林帯の斜面がカリカリに凍っており、基本横滑りの修行になってしまいました(むしろ最後の黒姫以外、基本的に横滑り多用でした)。

ですが、この斜面でも安全に、しかもハマらずに行動できた私たちの隊はなかなかの行動力があるのだと感心しました。特に1年のO平は合宿が終わってももう1ラウンド行けるくらいの体力は残っているという余裕っぷりで、行動に関しては申し分なしでした。頼もしい限りです。2年生も一人で、トップ、ラッセル、1年指導、食当、次期リーダーの修行とかなり頑張っていました。

個人的には、今合宿でリーダーとしてかなり未熟な点が浮き彫りになり、もっと努力しなければならないと痛感しました。今回無事に終えられたのは、運が良かった位に思って、春合宿に向けてより緻密に計画を詰めていきたいと思います。

 

ともあれこれでやっと春合宿への切符を手に入れました。この2年間、正式な形で春合宿をやることが叶いませんでした。私たち3年生にとっても初めての春合宿です。正直ものすごくうれしいです。

今年のテーマは「探求」。私たちβ隊は、積雪期通して頸城山塊を文字通り縦断することが目標です。

冬合宿で「杉野沢」から山小屋を経て「妙高山外輪」まで。

プレ春合宿では頸城山塊最南端の「飯綱山」から佐渡山、御巣鷹山、黒姫山を経由して、冬合宿始まりの地「杉野沢」へ。

そして春合宿では冬合宿で全員で登った「妙高山外輪」から北上して、火打山、容雅山、大毛無山を繋いで、最北部に位置する「粟立山」まで

春合宿が終われば、この積雪期通して歩いた道が、一本の線のような軌跡を描いて、頸城山塊大縦断を達成することができます。この時期にこれほどスケールの大きな縦走を行うなんて、なかなかないと思います。1回1回の合宿の難易度はそこまで高くなくとも、すべての合宿をやり切ったときに、この積雪期の頑張りや苦労が、目に見える形で分かるというのは素晴らしいことだと思っています。すべて終わった時に感じられる達成感は一入でしょう。

そしてさらに、焼山や金山に行くα隊の行程を含めると、部全体で頸城山塊の主要な山のほぼすべてを行き尽くしたことになります。ワンダーフォーゲル部として、今年の積雪期は頸城山塊をやり尽くしたと言えるよう、そしてその時の達成感を皆で味わえるよう、残りの上半期も精一杯頑張りたいと思います。

【β隊積雪期合宿完成予想図↓】

 

とリーダーが合宿等の感想を書いても面白くないので、細かい感想は他の人に任せます。あとは写真で軽くプレ合宿を振り返って終わりにしたいと思います。

【β隊プレ春合宿】

お見送りに来て下さってありがとうございました。賑やかな出発でした

お見送りに来て下さってありがとうございました。賑やかな出発でした。

【1日目】

開始3分で瑪瑙山山頂。いい天気です。

開始3分で瑪瑙山山頂。いい天気です。

飯綱への登り。アイスバーンの上に湿った新雪というハマり雪でさすがのO平でもハマる。

飯綱への登り。アイスバーンの上に湿った新雪というハマり雪でさすがのO平でも苦戦。かなり時間がかかりました。

最南端の飯綱山ゲット!

最南端の飯綱山ゲット!

結局予定通り行かず、高デッキ前のコルに泊る。

結局予定通り行かず、高デッキ前のコルに泊る。夕やけがきれいだった。

【2日目】

高デッキから、高妻、佐渡、黒姫を望む

高デッキから、高妻、佐渡、黒姫を望む。O平の読図能力に絶句。要修行

最悪の斜面。横滑り合宿の片鱗が見える。

高デッキからの最悪の斜面。カリカリ過ぎて板をコントロールできない。横滑り合宿の片鱗が見える。

大橋。さすがの3連休。何十台も車が並ぶ

大橋。さすがの3連休。何十台も車が並ぶ

絶景。雪山は晴れるとホントに美しい。

絶景。雪山は晴れるとホントに美しい。

今日も予定通りではなく、佐渡山南のコルで幕営。ゾンデで人を突く感触を確かめる。

今日も予定通りではなく、佐渡山南のコルで幕営。その後、ゾンデで人を突く感触を確かめるも、難しい。要訓練

【3日目】

予想通り、11日は天候が悪かった。風の強い佐渡山稜線。

予想通り、11日は天候が悪かった。風の強い佐渡山稜線。

急登の御巣鷹山山頂付近。皆かなり頑張りました。

急登の御巣鷹山山頂付近。皆かなり頑張りました。

C3七ツ池。やっとの思いで辿り着く。

C3七ツ池。やっとの思いで辿り着く。

最終夜。S木のあんこシリーズのあんまん。かなり腹に溜まりました。

最終夜。S木のあんこシリーズのあんまん。かなり腹に溜まりました。

【最終日】

黒姫への登り。男気ラッセルで頑張るO平

黒姫への登り。男気ラッセルで頑張るO平

 

振りかえば、妙高三山と御巣鷹山。春のルートもばっちり見える。

振りかえば、妙高三山と御巣鷹山。春のルートもばっちり見える。

黒姫山頂付近にて集合写真。晴れてよかった。風もなく式典も出来ました。校歌はしっかり覚えましょう。

黒姫山頂付近にて集合写真。晴れてよかった。風もなく式典も出来ました。春は校歌をしっかり覚えて来ましょう。。

 

黒姫北東面。待ちに待ったパウダー。妙高山と杉ノ原の町を眼下に下る。

黒姫北東面。待ちに待ったパウダー。妙高山と杉野沢の町を眼下に下る。

林道にて。杉ノ原スキー場もばっちり見える。

林道にて。杉ノ原スキー場もばっちり見える。

送水管とランデヴー。下界まであと500mもないが、この区間に1時間半も掛けてしまった。

送水管とランデヴー。下界まであと500mもないが、この区間に1時間半も掛けてしまった。Lとして申し訳ない。

やっとの思いで下界へ。レンズの雪をふき取る気力も残ってません。

やっとの思いで下界へ。レンズの雪をふき取る気力も残ってません。

合宿後は苗名の湯まで歩き。新店さんにあいさつなどして、解散。お疲れ様でした。

合宿後は苗名の湯まで歩いていく。温泉は最高だった。その後新店さんにあいさつして、解散。お疲れ様でした。

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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