75代年間方針『成長』

 

230722-23  麦草峠自転車Pw-ing

自転車

【メンバー】4年:倉澤L、3年:福地SL、2年:中村、新人:岡元・木俣・白木・寺村

【目的】夏合宿に向けた行動力強化

 

1日目】 距離:73.6km  獲得標高:2,056m

西武秩父駅(9:00)-志賀坂峠(12:45)-道の駅うえの(13:30)-ぶどう峠(17:45)-長者の森キャンプ場C1(18:00)

昨日で全てのテストが終わり、自分にとっては夏休み初日。気が緩んだか乗り換えるはずの駅を寝過ごしてしまった。集合時間から15分遅れての到着、本当に申し訳ない。

9:00西武秩父駅出発、1km先のヤオコーで買い出しをする。今回のルートは秩父市を出てしまうと峠道が始まり、スーパーがないためだ。他には15km先の小鹿野市に業務スーパーがあり、そこでも買い出し可能。今日の夜のメニューはカレー。

途中、中村の熱望により秩父の橋に寄った。「心が叫びたがってるんだ。」の聖地らしい。私はアニメに疎いためただの橋にしか見えなかったが、はしゃぐメンバーを見たり皆でアニメのワンシーンと同じ画角で写真を撮ったりと楽しかった。普通の人にとってはただの橋かもしれないが、これからはこの橋にもし来ることがあったら自分には聖地巡礼している人たちとはまた違った、しかし魅力ある橋に映るのだろうか。チャリの魅力はここだと思う。全く知らない道でも、そこを荷物ぶら下げて仲間と走れば感慨深い風景と化す。

小鹿野市の三田川小学校前にあるコンビニで休憩をとっていたところ、店主?の方から梅の差し入れをいただいた。結構量があったが、メンバーで完食した。ありがとうございます。

ここから上りが始まる。志賀坂峠まではそこまで苦戦しない。難なく上り、道の駅うえのまではずっと下り坂。

道の駅うえのから12km先、しおじの湯を左折したところから急勾配のヒルクライムが再開する。それなりにきつい坂で、時速8kmほどでジリジリと進む。川に沿う道なので気持ちは良いが、メンバーのテンションはあまり昂らない。

ぶどう峠まであと3kmという所で、白木が明らかにペースダウンする。3kmとはいえ勾配がある坂なので、全く進まいと時間がかかってしまう。結局 分かけてなんとか峠まで。そこから少し下ると長者の森キャンプ場。到着したのは18:00手間だった。なかなかハードだったが、なんとか到着できてホッとした。

休む暇なく他メンバーはテント設営&食当、私は土曜授業によりバスでの合流となった岡元を迎えに行く。長者の森キャンプ場の最寄りバス停は3km離れた「三寸木バス停」。JR小海駅から1時間に1本のペースでバスが出ている。岡元とキャンプ場に向かう時にはもうすでに日が暮れて辺りは暗かった。

カレーを食べて21:00に就寝。標高1500mなだけあって涼しい。7人中3人がシュラポンした。

 

 

2日目】 距離:68.0km  獲得標高:1,409m

長者の森キャンプ場(5:30)-パンク地点再出発(9:30)-麦草峠(12:10)-茅野駅(14:30)

4:00起床。MSRの様子がおかしい。45分粘ったが結局点火することができず、18km先のセブンイレブンで朝食を購入することを決めた。各自準備を済ませ、5:30にキャンプ場を出発。

セブンイレブンで朝食後、今ワンダリングの目玉である麦草峠の上り(20km・1000m up)が始まる。と思ったが、上り始めてから少ししたところで白木のタイヤがパンクする。すぐに修理できる予定だったが、何度試みてもうまくタイヤがはまらない。四苦八苦したが、2個もチューブを潰してしまった。そんなことあるか?原因不明のため諦め、白木を最寄りの松原湖駅に帰す。福地がタイヤを後ろに積んで運んだ。

全てが終わった頃にはパンク時から2時間が経過。残りメンバーで麦草峠を目指す。ゆるゆると坂を登っていく。良いペース。早くも遅くもないため全く疲れない。2時間半で麦草峠峠に到着。6月下旬に八ヶ岳の縦走をした際ここを通ったので1ヶ月ぶり。新人にとっては苦い思い出だろう。相変わらず良い景色が広がっていた。

麦草峠から茅野駅まではひたすらに下り坂。左右が緑に包まれ、進行方向には青空。まっすぐ続く道が美しかった。ただ、2,200mから一気に下るからか、ブレーキが効かなくなるメンバーが複数人出た。そのため途中でブレーキ修理をしゴールに向かった。14:30 茅野駅着。

 

今回のワンダリングは、スーパーが幕営地から離れた所にある、長い距離かつ高い獲得標高という点で、夏合宿に組み込んだ四国カルストや石鎚スカイラインと似た構成を体験することができるルートとなった。

装備面や体調面で課題が出たが、今回のPw-ingでそれが浮き彫りになった良かった。夏合宿までにすべきこと、夏合宿で意識すべきことが明確になったという点で有意義なワンダリングだった。上級生3人に新人4人という不安なメンバー比率ではあったが、少しずつ準備は進められている。(まだまだ不安は積もっているが)

メンバー全員で最高の夏合宿を終えられるよう、あと少し踏ん張ってみよう。

倉澤宏太朗

 

今回のワンダリングの反省

・1日目の行程はもう少し時間を考慮すべきだった

・新人のレーション管理不足

・新人の装備確認不足(持ち物・サイズ・用途などの理解)

・MSRが機能不全に陥った場合の対応策不足

・上級生の自転車経年劣化(2人がブレーキ交換を行動中にした)

・山道などエスケープが取りづらい時にメンバーが問題を起こした時の対応策不足

 

【感想】上りは大変でしたが、その分下りの爽快感は格別でした!夏合宿に向けて非常に意義のあるワンダリングとなりました。 by 木俣

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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