75代年間方針『成長』

 

231007-10 75代秋合宿シン・飯豊リベンジ隊

登山・縦走

【日程】2023年10月7日(土)~10日(火)

【メンバー】3年高橋L,福地SL,2年中村,山崎,高田,細見

【目的】厳しい条件下で各学年の役割を果たす

【行動詳細】

行動時間等の詳細については以下のヤマレコの記録を参照ください↓

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6037016.html

S弥平四郎-祓川駐車場C0

 通常であれば高田馬場駅などで集合してから出発するが,デマンドバスの休日ダイヤに合わせて野沢駅に現地集合することにした.宇都宮駅から全員が同じ電車に乗っており,会津若松駅では春田OBOG(夫妻)が見送りに駆けつけてくださり全員でお礼を言った.

 野沢駅に到着したから1時間30分ほど待ってデマンドバスに乗り,弥平四郎に到着.そこから登山口までCT×1.0で1時間40分のところ1時間で到着した.テント設営を一発クリアし,就寝.

C0-上ノ越-三国小屋-切合小屋-本山小屋-飯豊山-御西小屋C1

 撤収を問題なく終わらせ,快晴の中で気持ちよく出発.登りのペースはCT×0.8より速く少々上げすぎている感じもあったが,登り切ってからはCT×0.8くらいで歩いていた.

 三国小屋に到着した際,管理人と思われる男性の方と話し,飯豊山付近ではかなりの大雪が降ったという話を聞いた.わかんを持っていないとラッセルになるだろうとか,アイゼンは最低でも持ってないと無理だとか,色々と不安を煽られた.飯豊山付近といっても御秘所あたりの岩場以外は広い尾根であり危険個所は少ないと考えられることや,現在気温が高いため雪はどんどん解けている可能性があることなどを踏まえ,とにかく自分達の目で雪の状況を確認するため先に進むことにした.

 切合小屋の管理人の方からは,50cmほど積もっているが踏み跡があるため飯豊山までは問題なく行けるだろうが,その先(特に御西避難小屋より北)については分からないとのことだった.今日中に御西避難小屋まで行けば管理人がいるから聞けば分かるだろうということだった.

 本山小屋の管理人の方は,時間などを見て大して話さず「御西小屋まで行け!」とただただ仰っていた.本山小屋で御西避難小屋より北の積雪状況について聞ければそこでC1とするつもりだったが,御西避難小屋まで行くことに決定した.

 御西避難小屋の方はご夫婦なのか2人いらっしゃり,御西避難小屋から北の積雪状況について教えてくださった.北に進むと基本的に標高が下がっていくので積雪は飯豊山付近に比べれば大したことはないとのことだった.ここで,撤退せずに縦走することを決定できた.そしてようやくC1地点とした.かなり強風と寒さのため,テント設営テストはせずにすぐに皆でテントを立てて幕営した.この日の行動時間は約10時間だった.

C1-烏帽子岳-梅花皮小屋-門内小屋-頼母木小屋-朳差小屋C2

 高度が高いことで大日岳には積雪がそこそこあるようだったため,大日岳Pをカット.また,昨日の行動が良かったこともあり,少し先まで行ってC2にすることに.雨は降っているものの視界は思ったより晴れていた.もしかしたら水がないかも?と思っていたが、頼母木小屋は管理人の方がいなくなっても水は出しっぱなしになっていた.朳差小屋に到着後,テント設営は数回不合格だった.やはり疲れるとできない.疲れてもできるくらいに技術が身に付いていると良いですねという話をした.最終夜は大量の差し入れを出してワイワイワイワイ.

C2-朳差岳-カモス峰-大石バス停G

 寒冷前線による豪雨が来る前に下山しようという狙いで出発.長い下りで単調だが,木の根がかなり滑るので注意.ヒヤリハットがあったので反省.下山後も林道歩きが長く,かなり堪えたかもしれない.このルートはもともとはエスケープルートにしていたが,それは単純につまらなそうだからという理由もあった.まぁまぁ想像通りであった.

【感想】

今回の秋合宿はとても過酷でした。そのため、体力的に辛いときの撤収やテント設営など中々できないことが浮き彫りになりました。一方雪や雨が降る中での長時間行動をやり遂げたことは自信につながり、今後の活動の糧になりました。by細見

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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