あけましておめでとうございます。
新人K崎です。
みなさんはどんな年末年始を過ごされましたか?家族とゆっくり過ごしたり、初売りで戦利品をゲットしたりと素敵なお正月を過ごされたことと思います。
私はというと、一人暮らしなので年末はともかく年始は一人で年を越しました。それまで、大人数でワイワイ過ごしていたので、急に一人、アパートに帰ってくると、なんだかポツーンと取り残されたような気持ちになり、少し寂しかったです。大好きなアイスと紅白を見て、2020年を迎えました。
さてさて、本題に戻ります。
今回、私は10日間にも及ぶ冬合宿に行ってまいりました。
主な目的は、新人の無積雪期技術の確認と、積雪期技術の確立です。毎日、午前中はスキー三昧、午後は遭難対策訓練と忙しい日々になる…と思っていたのですが…
雪がなーーーーーい!!
出発直前になっても、妙高高原杉之原スキー場、赤倉温泉スキー場の降雪はゼロって、そんなことある?
どうなることやら…とハラハラしながらも、みんな大好き山小屋へ。
最初の難関であるはずの、山小屋までのシール歩行ですが、何せ雪がないので出来ません。OBの方の車で難なく到着。本当にありがとうございます。
しかし、雪が無いなら無いなりに出来ることを精一杯やります。
天気図、包帯法、固定法…
通常の冬合宿では出来るはずのない回数を練習させて頂きました。
そこで感じたのは、自分の情けないほどの不器用さ。思い返しても、問題なく終われたのは無く、合宿中、何度自分の要領の悪さに落ち込んだか分からないです。アウトドアを楽しむ者ならば、その楽しむ気持ちと同じだけ背後に忍ぶリスクに気を配り、怪我や危険に対する知識、技術を完璧にしなければなりません。まだまだ、ワンダラーとしての道は遠いなあ…
この経験を戒めとして、同じ二の舞を踏まない、そう決意したいい機会になりました。
このまま年末まで降らないか!?と危惧されましたが、二日目らへんから、ちらほらと振り続け、遭難対策訓練もなんとか様になってきました。
一向にスキー練習はできませんでしたが。
雪上で行うビーコン捜索は、雪が無い場所でやるのと全く違います。
ツボ足で走り回るのはとにかく体力を消耗しますし、プロービングもなかなかヒットしない…これで、もっと雪が多かったら…雪崩の恐ろしさに改めてゾッとしました。
そして12月26日は、楽しい楽しいクリスマスパーティー!
ワンゲルと懇意にしているサンタさんが、プレゼントを持って山小屋に遊びに来てくれました。(トナカイさんは私情で来れなかったそう。雪が少ないので、ノリ気にならなかったんでしょうか。)
新人でやんややんや言いながら、クリスマスケーキを作りました。なかなかの出来では…?
12/28日、いよいよツアー出発です。
同期のNは膝の故障のため、山小屋で待機。早く治して、一緒に山に行こう。
ツアー期間中は、積雪の少なさにより、大幅に計画は縮小されましたが、高気圧に覆われた影響で、三日間ともかなり天候に恵まれました。
その後、行程を終え、全装で転びまくりながら、山小屋へと到着。
そう長くはないゲレンデを40分かけて滑り降りる、という結果に反省点が多く残りました。新人は無事、全員昇格しましたが、個人的にはかなり課題が見つかった合宿でした。
春に少しでも成長した自分で居られるよう、励んでいきたいと思います。
また今回、お集まりいただいたOB、OGの方、遠路はるばるありがとうございました。この場を借りて、感謝申し上げます。
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