お久しぶりです。
早稲田大学ワンダーフォーゲル部63代主将の小山恭平です。
先日は、多くのOB・OGの皆様に予餞会で63代3人の門出を祝していただきました。
あの場ではお話できなかったOB・OGの方々も多くいらっしゃいましたが、この場を借りてお礼申し上げます。
今後も、早稲田ワンゲルの名に恥じぬよう精進してまいりたいと思います。
そして、63代から64代へとバトンを受け継いでから早半年、本日卒業式を迎えることができました。
63代は最上級生がわずか3人と非常に少ない代ではありましたが、無事に3人とも卒業できました。
(約1名はまだ卒業論文に取り組んでいるようですが、、、もう終わったのでしょうか?)
思い返せば、4年前にたまたま先輩に声を掛けていただいたことをきっかけに入部したワンゲルでしたが、
気が付けばどっぷり4年間、ワンゲル漬けの毎日を送ってきました。
新人の時にはアメリカのジョンミューアトレイル、
2年では北海道の日高山脈、知床半島を闊歩し、
3年生の夏は南アルプスの源流を追い求め、
4年生、最後の合宿は四国の満天の星空に見守られつつ終えました。
旅をすると、沢山の方々に出会います。
アメリカでは現地の連絡先となってくれたピートや、
3週間の行程の中で何回も抜きつ抜かれつをした、カップルや女子高生3人組、
2年の北海道では、ほとんど人に出会わないような山の奥深くで林道工事をしていたおじさんの車に乗せてもらい、
山から降りると長距離トラックの運転手に頑張りをたたえてもらいました。
3年の南アルプスでは、南アルプスの麓に住んでいる後輩の親戚宅にお世話になり、
飯田の街では、見知らぬ方から差し入れを貰いました。
昨年、最後の夏合宿では、四国の山中にある小さな避難小屋で、
偶然であった方々と語り合いました。
旅には出会いが付きものです。
私自身、話すのがうまいとか、コミュニケーション能力に長けているといったことは全くありません。
それでも、旅先で出会った方々と旅の話をするのは、とても楽しいものです。
上手くは言えませんが、現実にしてきた旅を介して、人と人との交流の旅が見えてくるといいましょうか、、、。
言葉では表現しきれない、気持ちの良い感動をいくつも味わってきました。
そしてそれらの活動は、それが実現する過程でも多くの方々の尽力に助けられてきました。
入部した当初は、山の経験がほとんどなかった私も、最終的には合宿のリーダーを務めるまでになれました。
ワンゲルの活動は一人では成り立ちません。
道を探す人、食事を作る人、ラジオを聞いて天気図を描く人、隊の安全に常に気を配るリーダー、、、
一人ひとりに役割があって、それが歯車のように噛み合って回りだす。
みんなで一つのものを創り上げるのは、ひとりでそれをやるよりも、より大きな達成感、充実感がありました。
なかなか思うとおりにならないこともあるけれど、仲間がいるから頑張れる。
そんな、くさいセリフも今なら堂々と言えます。
4月からはワンゲルを卒部し、大学院へ進学します。
よって、私がこのブログを書くこともこれで最後になると思います。
4年間、実に多くの方にお世話になってきました。
その方々への感謝の意味も込めて、これからは現役部員から感謝されるようになりたいと思います。
ありがとうございました。
このタイミングでブログを書くとは!!
小山は彷徨の雑感にこういうこと書くものかと思ってたけど・・・
この最後のブログにとっておいたんだね!笑
P.S.
卒論は一応今日提出しました!
でも、明日返されてまた直して再提出なんだけどねー(>_<)
卒業おめでとう。
こちらこそ3人の門出を祝す場に立ち会えてとても良かったです!
これからも後輩たちが書くこのブログに、
マーモットの如く見切れて登場する小山の姿に期待しています!