75代年間方針『成長』

 

水上ボート 2013/5/24-26

ボート

5月24日 金曜日

5限のゼミがいつも通りに延長し。7時半過ぎに部室に戻って準備を進める。

監督とY塚さんが到着され、水上に向けて走りだした。水量の多さにワクワクしつつも、新人を連れていけないことに一抹の寂しさを覚える。

水上には12時半頃に到着。Y塚さんの持ってこられたラム酒を飲みながら、今回のワンダリングやワンゲルについて語り合って2時半頃に就寝となった。

 

5月25日 土曜日 快晴

前日の起床時間に関係なく6時起床。会津若松からM澤さんもご到着であった。

メンバー的に何本も下れるわけではないので、一本毎の質を高めるべく水上峡をじっくりとスカウティングする。川の概念図も少しは上達してきたようではあるが、

中学校時代に美術の技能で3年間「C」判定(評価はA~Cの3段階)しかとったことのない私にとっては大変な作業なのである。

9時過ぎまでじっくり話し合った後は水紀行館で着替えて水明荘に向かう。リバベン公式練習中ということで肩身が狭い部分もあるが、体操をして降下開始。

所々止まりながら各所の反省をする。お互いの意見と感覚を摺り合わせて次回に繋げるためだ。

1本目を下り終えたらサンモールで昼食。弁当は殆ど売り切れていた。暖かい河原で弁当を食べてのんびり休憩する。

2本目を降る前に車の中で反省をする。朝作ったリバーマップを見ながら書きこむ形で意識を共有した。

それ故か2本目は比較的余裕を持って、しかもいいコースで下ることができた。全体での意識を摺り合わせることを今後もしっかりやっていきたい。

2本目を下った後は諏訪峡のスカウティングに向かい、スケッチをとった。明日のスカウティングに活かしていきたい。

ひがきホテルで入浴をして焼きカレーの店で食事。一味変わったカレーで美味しかったが、ワンゲルでの再現は厳しいだろう…。

Y塚さんは電車で帰郷されるので、H田さんと入れ違いの形でお別れをする。H田さんはひがきホテルで風呂に入るそうなので、私達は先に幕場に向かう。

笹笛橋付近に車を停め、東屋で飲み会の準備をする。ランタンを灯したり音楽を流したりしながら流れのままに宴会開始。

M澤さんに後発組の迎えをお願いして、私と監督は2人で飲む。新人時代に2人で漕ぎに行った思い出とか、ロシアで死にそうになっていたこととかを話して盛り上がる。

気が付けばウィスキーボトルが空いていた。

後発組のH田コーチ、W林さん、W部さん、H間も合流し、大人数での飲み会となる。監督はかなり酔いが回っていたようだ。

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私も酔いが回り始めていたものの、公務員試験の後に終電でお越しになるU山さんの為にタクシー手配などを行っていた。

0時過ぎにU山さん到着。「オレは明日の朝来たことにするんだ!」と、到着するや否やおもむろに設営を始め、寝てしまった。

「せめて挨拶だけでも…」と説得してみたのだが、「その手には乗らないっ!」と拒否されてしまった。その後はかなり酔いの回ったH田コーチに大音量の音楽と共に睡眠を妨害されたりしていた。

外が適度に涼しかったので、久々にシュラポンする。朦朧とする意識の中で、H田コーチに攻撃されたことだけは何故か覚えている。新人の夏合宿の集結でH田コーチにボコボコにされた経験のせいか、山小屋で寝ると人に殴られ続ける夢をみることが未だにある。

 

5月26日 日曜日 晴れ

シュラポンして水上の空気と同化した気がする。「どうかしてるんじゃないか?」という上手いツッコミは置いといてもらいたい。

諏訪峡のスカウティングをしてからセブンイレブンで朝食を買い、水上峡をスカウティングする。水量も多めで楽しそうだ。H間はビビっている。

水明荘で会った神奈川大学の人達と一緒に下ることにした。神大の船は安定性が高そうだ。お互いやりやすくなる。

水上峡の構造は大分覚えてきたし、全体の流れも各人の動き方もスムーズにイメージ出来るようになってきたから指示も出しやすくなる。

問題は谷川橋付近のバックウォッシュの位置と決めた抜け方を覚えられていないことくらいか。

諏訪峡の感想を書きつくってみる。

AKIKO区間が楽しそうだった。ホールはヤバそうだったが、ダウンリバー的にはスムーズに抜けられそうだ。

龍が瀬の入口は未だによく分からない。ホールの位置関係とかもっと本数下ってみたい。

フリッパーズは大分分かってきた。

ショットガン・メガウォッシュは比較的シンプルだが、メガウォッシュはもうちょっと攻めたかった。サイドウェーブを攻めすぎてU山さんが落ちたときは流石にビックリしたが。

神大は新人4人連れて水上を下っていた。船の安定性もあるからだろうが、僕等も体験として水上に新人を連れていけたら・・・と思ってしまう。

減水+強風の長瀞よりは俄然楽しめるだろうに。

IMGP0140

水上をOBOGと下るという機会はこれまでなかったことであり、ボート活動がワンゲルに根付いてきていることがこのような企画を可能にしたのだろう。

それは御嶽でのBBQのラフティング体験でもそうであるし(スミマセンでした!!)、昨年の長良川WWFもそうだろう。

来年のリバベンは是が非でも出たいと思っているが、そのためには人が必要だ。ボート隊に来る新人をしっかり鍛え上げ、最高の結果を出せるようにしたい。

最後に、お忙しい中このワンダリングに参加してくださったO家監督、H田コーチ、M澤さん、Y塚さん、W林さん、W部さん、U山さん、H間。本当に有難うございました。

 

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文責 F永

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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