75代年間方針『成長』
夏合宿終了報告
こんにちは。65代主将の佐々木です。
波瀾万丈の65代でしたが、集大成となる夏合宿は北海道にて最高の形で終えることが出来ました。
近年の流れを踏襲するように各活動に分かれた夏合宿の実施を模索していた時期もありましたが、上級生のメンバー構成上、それに拘る必要もないと感じるようになり、そうであればこのメンバーで出来る最高の夏合宿を作り上げようという気持ちで組み上げたのが今回の形でした。
1Ｒでは、北海道の中心を貫く十勝連峰と大雪山を約1週間かけてほぼ全員で縦走しました。11名の大所帯であることを活かした終始賑やかな縦走活動を楽しむことが出来ました。1Ｒに参加した7名の新人達は私の想像以上に逞しく日々の行程を歩き通し、お互いに叱咤激励しながら合宿を盛り上げていた姿が印象的でした。途中、勢力の強い低気圧が北海道の真上を通過した際には大嵐の様相となりましたが、その他は基本的に天候にも恵まれており大雪山の広大さに皆感動していました。
2Ｒでは64代橋下さん、内山さんのご協力を頂きボート活動を取り入れることが出来ました。2隊に分かれ、一方は藪漕ぎ縦走、一方はリバーツーリングを楽しみました。
藪漕ぎ隊(東大雪隊)は石狩岳～ニペソツ山の間の“猛烈な”藪道を3日間にて突破しました。…本当に北海道のハイマツは凄かったです。幹の直径が15cm程度はあるような大型のハイマツが密に絡み合うような箇所もあり、上越とは異なる雰囲気にひたすら奮闘していました。東大雪隊には新人が4名、上級生3名の計7名が参加しました。藪漕ぎが初めての新人達にはレベルが高すぎて可哀想な気もしていましたが、どうやらそんなこともなかったようです。後から聞いた感想では「辛すぎた分、楽しさも並大抵ではない」そうです。今後の彼らの活躍に期待大です。
ボート隊(テシオッペ隊)は天塩川をツーリングすることをメインとして計画を組みました。そして、テシオッペ隊には靭帯損傷の為にしばらく活動に参加していなかった新人が加わるということで、出来る限りボート活動だけではなく山岳活動も経験して欲しいと思っていました。そこで浮上したのが大雪山の北西に位置する武利岳の日帰り登山でした。１Rで同期達が歩いた広大な山々を見て、今後の活動へのモチベーションとして欲しいという願いで実施した計画でした。この計画に関しては2年K林がLとして確実に進めてくれました。私の動ききれない所でしっかりと合宿を盛り上げてくれた彼女には感謝しています。そして、日帰り登山は無事に終えてボートツーリングに移ります。直前に通過する台風の影響が危惧されていましたが、大きな問題もなくむしろ水流が早くなって楽しく下れたようでした。途中、釣りをしたり、ジンギスカンパーティーをしたりと東大雪隊とはずいぶんと異なる環境だったようで、テシオッペ隊の下級生たちは皆満足した顔で帰ってきてくれました。日帰り登山から参加して頂いた橋下OB、ボートから参加して頂いた内山OBには本当に感謝しております。ありがとうございました！
両隊とも無事に終えた後は旭川にて集結式を行いました。総勢17名のOBOGの方々に集まっていただき、盛大に集結式を行うことが出来ました。お盆ということもあり、キャンプ場には親子連れも多く、校歌斉唱などは出来ませんでしたが、キャンプファイヤーでは近くにいたちびっ子達も一緒に楽しむなど、例年にはない楽しみもあったりしました。また、この集結地までの食糧の事前搬入等では46代渡辺OBに多大なるご協力をして頂きました。ビール4ケース、お菓子類の入った袋を8袋程もお一人で運んで頂きました。私も今後はそのようなパワフルなOBを目指していきたいと思います。ありがとうございました！
集結の後はクワウンナイ沢ワンダリング、空知川ボートワンダリングと活動が続きましたが、なんと新人含めて全員が活動に参加することとなりました。もはや夏合宿３Rではないかという勢いです。この積極的な下級生達なら今後のワンゲルを更に発展させてくれることでしょう！ちなみに、クワウンナイ沢ワンダリングを終えた後は一部部員が北大ワンゲルと交流会をしました。翌朝一番の飛行機でしたが、日付が変わるまで飲んで翌朝走って飛行機に乗り込んだことも良い思い出です。
そんなこんなで非常に盛りだくさんの21日間(合宿自体は17日間)でした。夏合宿まで無事に活動を盛り上げてこられたことを喜びつつ、毎週の監督コーチ会で様々に面倒を見て頂いた大家監督やコーチの方々、積極的に新人達をワンダリングに連れて行って下さったOBOGの方々には本当に感謝しております。人に助けられることの良さ、仲間を思いやることの大切さというのは私がこの部活を通して学んだ最高の財産だと思っています。この部活で得た様々なものを今後の人生に存分に活かしていきます！
長くなりましたが、合宿の報告は以上です。では、写真にて合宿の一部を紹介します！ ※集結の写真は後日アップします
65代主将 佐々木透
【出発～１R】
夏合宿出発！
華のワンゲル3姉妹
東成田駅に到着！
成田空港到着！
緊張の測量＆荷物預け
「手荷物には刃物は持ち込めませんよ」「…あっ、すいません。」
富良野到着！
レンタサイクルでちょこっと観光
原始ヶ原登山口。いざ大縦走！
2日目スタート@原始ヶ原
2日目は快晴でした
富良野岳
上ホロ避難小屋
3日目も天気が良い中でスタート！
十勝岳では幻想的な雲海
2隊で抜きつ抜かれつ…
十勝岳からダッシュ！
オプタテシケ山にて集合写真
双子池幕営地 いや～オプタテシケからの下りは長い
4日目 @三川台
ヒサゴ沼までは大きな雪渓がありました
5日目は大嵐の為に停滞。そしてトランプ大会
6日目は晴れました！
忠別岳からはなかなか良い展望です
いよいよ旭岳へと向かっていきます
2隊間で走って競争中
いよいよお鉢までやって来ました！
裏旭キャンプ地にてC6！
そしてのんびりと最終夜
ガスってますが旭岳へと向かいます
何も見えませんが、大雪山の主峰です！
強風＆雨の中、お鉢を回って黒岳に到着！
層雲峡に下山完了！
「楽しかったです～！」
1Rお疲れ様でした！
【休養日】
休養日には旭山動物園に行ったり…
レンタサイクルで田園地帯を飛ばしたり…
河原で釣りに挑戦したり…
皆で花火を楽しんだり…
とにかく楽しんでました！
【2R 武利岳登山＆テシオッペ隊】
新人Kを迎えて登山スタート
新人Hは全員分の荷物を持って頑張ります
武利岳山頂に到着！
なかなかの好展望です！
内山OBも加わり、ボートスタート
マンツーマンでの熱血指導
動くSLと休む娘達
公園で遊んだり
釣りをしたり
今合宿を通して、新人や2年Kのボートスキルは大きく成長したようです。
【2R 東大雪隊～休養】
裸足で渡渉。冷たくて痛い！
石狩岳に到着するも強風で誰も止まらずに通過
ガスが晴れてこれからのルートがよく見えます
頑張るぞ！
雨ニモマケズ、ハイマツニモマケズ…
勿論、笹地帯もあったりします
恐ろしく勢いを感じるハイマツ群
藪区間終了地点にてハイマツのポーズ(笑)
荷物を軽くしてニペソツ山へと向かいます
ニペソツ山に無事到着！
下山していく途中でガスが晴れました
ゴールにてぐったり…
お疲れ様でした！
ケンとメリーと裕也
2R終了後はドライブ観光しました。
ラベンダーを見に行くも、既に刈られた後でした(T_T)
ジェットコースターの路
トリックアート美術館で遊んだりも。
額縁から出てきた小僧達＼(◎o◎)／！
十勝連峰の展望図を見て、改めて合宿の長さを思い知ります
【クワウンナイ沢ワンダリング～北大ワンゲル交流会】
やはりこのポーズ
ガスってるのが残念でしたが、沢は非常にきれいでした
大所帯でワンダリングも楽しいです！
どこまでも続くナメ
北大ワンゲルとの交流会！ありがとうございました！
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