75代年間方針『成長』

 

富士川ボート 2013/7/20-21

ボート

メンバー:U、F、H、M

7/20(土) 天気:曇り 水量:-5.55@北松野 富士川スカウティング

初めて下るグレード3の川ということで本日はスカウティングのみに集中。

10:00部室集合 荷積み

10:20 出発

12:30 渋滞に見舞われながらも、足柄SA着

13:20 新東名 新清水IC降りる

13:35 身延線 十島駅着 駅前にトイレ在り リバーマップに記載されている有料駐車場は契約者以外駐車禁止のようだ。出艇ポイントを探す。リバーマップには十島の瀬より上流と記載されているが、万栄橋真下から出艇できる。十島の瀬は遠目に見ただけだが、岩が多いイメージ。万栄橋真下でキャンプ可能。畠山でキャンプする予定であったが、変更しここでキャンプすることに。

お次は「いなこの瀬」をスカウティング。浅いチャラ瀬。車の新入可なので釣り師がいた。

お次は「前釜の瀬」をスカウティング。長良川の「懺悔の瀬」のできそこないみたいな瀬。左右両ルートあって右がチキンルート。左が細い水路を通った後に大きな落ち込みがある。水路が細いので通過できないかもしれない。

お次は「釜口の瀬」をスカウティング。左右両ルートあるらしいが、この水量だと右ルートは消滅している。45度のカーブにホールがある。大きなホールではない。

新内房橋下流にサークルKがある。隣にはカブトムシやクワガタやマムシ焼酎やスズメバチ焼酎や桃を売っている店がある。

「デビ」「ポッキー」「ドラゴン」「クラッシャー」は上からスカウティング。することはできなかった。

お次はゴール地点の蓬莱橋の調査へ。リバーマップには「私有地なので駐車不可」とあるが、公園の駐車場を利用できる。トイレ在り。

お次はスタート地点②の畠山を調査しに行く。特に問題はない。万栄橋でキャンプ可能と判明したので、今日の内に回送を済ませる。Fと荷物を万栄橋に送る。Fにテント設営とポンプアップを依頼し、蓬莱橋へ。車で約30分。ゴール地点から沼久保駅までは15分くらい。小さな集落を抜ける。駅は無人駅。何もない。晴れていれば富士山が見えるらしいが、あいにくの曇り。調べてみると、この駅は2011年度1日平均利用者数が12人だったらしい。まさに秘境駅。18:00発の電車に乗る。18:30~夕食&フリータイム。蚊もあまりおらず、涼しくて快適な幕場であった。お決まりの読書をして過ごす。運転で疲れたので早々に寝る。HとMが夜中合流したらしい。Fはボートの上で寝ていた。

7/21(日) 天気:曇り 水量:-5.55@北松野

6:00起床。7:00出艇。出艇ポイントの瀞場はとにかく汚い。川底はヘドロ化している。日本橋川ほどではないが、それを彷彿とさせる。汚すぎるので、半ポンプアップの状態で少し下る。流れのある所はそんなに汚くはない。ポンプアップを済ませ、再出艇。

リバーマップには記載がないが、「二段の瀬」が少し下流にある。二段目はやや大きな落ち込み。水量が増えれば迫力は増すだろう。その後は事前の調査通り、浅い所が何か所かあり、ボートを手押しで進まなければならない。途中、大きな魚がたくさんいたが、ただの鯉のようだ。川幅は広い。電車の本数が少ないので急ぎ目に漕ぐ。10分漕ぎを連続して、「いなこの瀬」着。浅い。岩を軽やかに避けつつ、なんとか通過。釣り師はいなかった。ここもキャンプ可能&出艇ポイントとなっているので、ここからのスタートもおススメする。十島駅から下る魅力はほとんどない。メリットはキャンプ地が快適で駅から近いことくらいだろうか。

9:00「前釜の瀬」着。やはり左ルートは細すぎるので、右ルートで。右ルートも浅いがなんとか通過。「釜口の瀬」は下ってみるとやや難しい。45度のカーブの所で右に押されてしまった。結果、ホールに突っ込まずに済んだのだが、このくらいの水量ならば、たとえ横からホールに突っ込んでも大丈夫だろう。たぶん。

「デビ」…リバーマップの通り、消波ブロックの残骸が左岸にあるが、ふつうに下っていれば近づくことはない。素直な瀬。

「ポッキー」…左右両ルートあり、左が本ルートだが、右からでも行ける。釣り師がいたので、右ルートから行ってみた。

「ドラゴン」…最長の瀬らしいが、そこまで長くはない。長良川の「三段の瀬」の方がよっぽど長い。素直な瀬。

「クラッシャー」…流れが左岸のアンダーカットに当たるらしいが、この水量だと左岸に当たる間もなく流れが消滅していた。

10:15ゴール着。11:12沼久保駅発の電車に乗るため、急いで片づける。畠山まで車で約10分。皆と荷物を速攻で降ろし、再び蓬莱橋へ。約10分。10:55蓬莱橋着。なんとか間に合いそうだ。無事11:12沼久保駅発の電車に乗ることができた。二本目はショートコースの畠山から蓬莱橋の約5kmである。

回送の間、皆にはポンプアップと昼飯を摂るように指示してある。私は芝川駅で降り、サークルKで昼飯を買う。畠山まで歩くのが面倒なので「釜口の瀬」手前で昼飯を摂りながら皆を待つ。皆と合流し、「釜口の瀬」も超える。ここからゴールまでの約5kmをノンストップで漕ぐという「第一回富士川カップ」を勝手に開催する。

34分でゴール。タイムは今一つである。Mは死にそうであったが、よく頑張った。

12:35蓬莱橋着。ボートの片づけ。その後テントを回収するため、万栄橋へ。テント回収後、13:40東京へ出発。安定の渋滞に巻き込まれ15:40海老名SA。Hと運転を交代し、17:15部室着。片づけを行い、17:45解散。

ボート活動の最終PWということでエディキャッチの練習等もしたかったが、富士川は川幅が広く、スラローム練習ができる場所がない。主旨を変え、「とにかく長い距離を漕ぐ」というものにした。夏合宿では毎日20km超漕ぐので、17km漕いだこのワンダリングはプレ夏合宿としては良い練習となった。

ボート隊ではPWで天竜川に行くことが多かった。今回は中部地方の探究ということで60代以降下ることのなかった富士川に挑戦した。-5.55は平均水量だが、迫力には欠ける。グレード3の激流を楽しみたいなら雨の後を狙っていく必要がある。水質はやや汚く、長瀞以下。とはいえ、天竜川より近いし、晴れていれば富士山も見えるし、まとまった距離も漕げるし、幕場が快適なのでPWの舞台としてはふさわしいだろう。ただし、電車に乗り遅れると大変よ。

また、一日かけてスカウティングしたが、それだけでも楽しいものである。新たな幕場を発見したり、出艇ポイントを探したり、マムシ焼酎と遭遇したり…。ボート活動の新たな魅力を感じた。

By U

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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